手書きの進化はiPhoneのペン対応の布石?
石川氏:個人的に気になったのは、iPadOS 14の方で、手書き文字がテキスト化されたり、文字をぐちゃぐちゃと線で消すと削除されたりする。まぁ、ぶっちゃけGalaxy Noteだなと。
iPadOS 14:Apple Pencilでスクリブルを使うとiPad上で手書きメモを自動的にテキストに変換できる
法林氏:まるでSurfaceだよ。Surfaceの機能。
石川氏:今回の進化はどちらかというとメモ帳的な使い方じゃないですか。iPadで絵を描くという感じじゃなくて、メモ帳的な使い方にApple Pencilを使ってきたことをみるに、将来的にはiPhoneも遂にペン対応するんじゃないかなって気がしたんですよね。
石野氏:確かに。
法林氏:iPadがMacBookというか、PC的な方向に進んでいるじゃないですか。でも、タブレットのちょっとしたデバイスは、本当はもっと使い方があると思っていて……「iPad mini」の存在意義が今、宙ぶらりんなんですよ。本来あれがペン絡みで一番フィットする端末になるんじゃないかなと思う。
石川氏:確かに。
法林氏:まぁ、分からないよ、想像だから。例えば、ファミレスなんかで店員さんが注文を取るシステムはシャープやNECが強いんだけど、ああいうものを、iPad miniやiPhoneの大画面モデルが担える立場になると、メニューの入れ替えも簡単だろうし、ネタとしてあるなとちょっと思った。
石野氏:例えば、次期型の呼称と想像される、「iPhone 12 Pro Max」とかが5Gに対応して、iPadOSのペンの機能を使えるようになったら、Galaxy Noteキラーになりそう。
法林氏:使い道が増えると思う。ただ、手書きは手書きで色々とね……頑張っているんだけど、評価が厳しい世界なので、みなさんに納得してもらえるものになるかは分からないけど。
石川氏:Appleがやったら、業界がきっと盛り上がると思います。
房野氏:ペンの搭載方法はどうなるでしょうね。中に入れるのか磁石でくっつくのか。
石野氏:今のApple PencilはiPhoneより長いですからね。やるとしたらペンごと開発をやらないといけない。別に端末内へ収納しなくてもいいじゃんって考え方もあるけど。
石川氏:手帳のように、カバーケースを作って収納するパターンもある。Apple Pencilはあの太さが使いやすい。Galaxy NoteのSペンの細さは疲れるんですよね。
石野氏:ひと言二言ならいいけど、長時間メモを取っていると指が痛くなるんですよね。Apple Pencilはペンケースに入れておけばいいじゃんって考え方もできる。それでもいいような気がする。
法林氏:「Surface Pro X」みたいに、キーボード部分に入れる方法もある。ともあれ、iPadOS 14は手書き、テキスト化、コピペ含めて、上手く作ったなと思います。
石川氏:iPadで電話番号を書いたら、そこから電話を発信できるって説明していたけど、iPadでは通話しないですよね。
石野氏:そうなんですよ。
石川氏:百歩譲ってFaceTimeは使うけど。
石野氏:でも、FaceTimeも電話番号ではかけないでしょう。
石川氏:電話をかけるんだったらiPhoneじゃないのと。
石野氏:まるで、Galaxy Noteのデモを見ているような既知感がしたんですよ。
石川氏:そうそう。ウィジェットの話はAndroidだし、手書きはGalaxy Noteだし、App ClipもAndroidの「Instant Apps」がある。流行っていないけど。
石野氏:ファーウェイもQuickAppをやっている。
石川氏:ということで方向性は一緒というか、みんな考えることは一緒なんだなと。オマージュしているんだなと。