Apple Payの使い方
Apple PayのSuicaにチャージしたら、改札通過やバスの乗車、買いもので利用できるようになります。買いものの際は、レジでSuicaで払うことを伝え、顔認証のFace IDや指紋認証のTouch IDで本人認証してから読み取り機にiPhoneの先端をかざすようにします。
Face IDもTouch IDも素早く認証されますが、改札前でそんな操作をしていては混雑して大変なことになるので、「エクスプレスカード」に限っては、交通機関では認証なしで使えるようになっています。Suicaをエクスプレスカードに登録しておけば、改札もスムースに通過できます。この登録はiPhoneの「設定」→「WalletとApple Pay」で行えます。
エクスプレスカードの設定はiPhoneの「設定」アプリから。
Apple Payの対応カード
Apple Payは、日本のほぼすべてのクレジットカード会社と、銀行が発行する、ほとんどのカードに対応しています。
Appleのサイトで対応する銀行とカード発行元が紹介されていますが、まれに非対応のカードもあります。AppleはApple Pay対応のカードを増やすべく、さらに多くの銀行やカード発行元と協議しており、今、未対応でも、1か月後には対応している可能性があります。
Apple Payに対応しているカードを持ちたいという場合は、銀行やカード会社に目的のカードがApple Payに対応しているかどうかを問い合わせてみるといいでしょう。
PASMOはApple Payに登録できませんが、Suicaをはじめ、登録できるカードはたくさんあります。iPhone 8/8 Plus以降は12枚まで、それ以前のモデルでは8枚までカードを追加できます。よく使うカードを登録して、iPhone1台で改札通過と買いものができる便利さを体感してみてください。
文/房野麻子