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「栗拾い」の時期っていつ?覚えておきたいおいしい栗の見分け方

2020.09.16

秋は絶好の行楽シーズンです。そして、実りの秋は、食べ物も一層おいしく感じられます。出かける楽しさと豊かな味覚を味わえることで人気のレジャーが『栗拾い』です。最適な時期や楽しむためのポイントについて解説しましょう。

秋といえば栗拾い

夏が過ぎ、暑さも一段落した秋は、気候もよく出かけるにも最適な季節といえるでしょう。爽やかな空気に触れながらのレジャーは、とても楽しいものです。

秋におすすめのレジャーとして、栗拾いがあります。秋の味覚を代表する栗を自分の手で収穫できるとあって、子どもたちもきっと大喜びするはずです。まずは、栗拾いの基礎について見てみましょう。

栗農園やキャンプ場で楽しめる

「栗拾いは、どこで体験できるの?」そのような疑問を持つ人も少なくありません。未経験の人にとっては、栗拾いができる場所が分からない人もいるでしょう。

栗拾いができる場所の一つ目は『栗農園』です。栗を栽培している農園が、栗拾いを楽しみたいという来園者のために、収穫シーズンに農場の一部を開放しているケースがあります。

農園によっては、複数の種類の栗を栽培しています。数多くの品種を比べながらの栗拾いは、楽しさも大きくなるでしょう。

二つ目は『キャンプ場』で、敷地内に茂っている栗の木から落ちた栗を拾えるところがあります。場所によってはフィールドアスレチックなどのアクティビティも併設されていて、幅広い楽しみ方ができます。

シーズンは9〜10月

秋の味覚として名前が挙がる栗ですが、栗拾いに適した時期は9~10月です。8月中でも、お盆を過ぎ残暑が感じられると、すでに秋だと考える人もいますが、8月いっぱいはまだ栗はほとんどの場所では熟していません。

また、11月も、季節としては秋を十分に感じられる時期です。しかし、11月に入ってしまうと、栗拾いには少し遅いといえるでしょう。

9月中旬から10月中旬でピークを迎え、拾える栗がなくなれば来園者の受け入れを終了するという栗農園が多くあります。10月下旬に栗拾いに行こうと思う人は、開園状況を事前にチェックしておくことが大切です。

事前予約制が多い

「紅葉を楽しむドライブがてら、時間があれば栗拾いを楽しもう」と考える人もいるでしょう。

しかし、栗拾いができる場所では、事前予約制をとっていることが多いので注意が必要です。せっかく栗拾いができる場所に行っても、予約がない場合は受け付けてもらえないことも考えられます。

農園によっては、栗拾いだけでなく『柿狩り』や『梨もぎ』を同時に体験できるところもあります。その際、柿狩りや梨もぎは予約なしで可能でも、栗拾いは完全予約制というケースもあり、それぞれに受付方法が異なることがあるので気を付けましょう。

栗拾いの準備物

栗拾いをしたことがない人は、どのような場所で、どのように行うのか、イメージを掴みにくいものです。服装や用意すべきものも分かりにくいかもしれません。そこで、栗拾いを楽しむために必要な準備物について説明しましょう。

動きやすい服装と歩きやすい靴

レジャーに出かけるときは、できるだけ軽装にしたいと考える人もいます。しかし、栗にはイガがあり、肌に刺さるなどのリスクがあるため、露出が多すぎるスタイルは避けましょう。

反対に、寒さ対策で厚着をする人もいるかもしれません。防寒は大切ですが、動きやすさを確保した服装であることも大切です。

靴に関しては、スニーカーは必須でしょう。栗拾いをする場所では土の上を歩く必要があり、そこにはイガに覆われた栗が落ちているのです。サンダルやパンプスなどでは歩きにくいだけでなく、けがにつながる可能性があります。

また、栗拾いでは、足でトゲだらけのイガを押さえる作業も必要になります。そのため、足の指が出ているサンダルやかかとが抜けやすいパンプスなどは不向きなのです。

けが防止に軍手は必須

栗の特徴といえば、実を覆う鋭いイガです。このイガに包まったままの状態から栗を拾うことこそ、栗拾いの醍醐味ともいえます。

そこで、けが防止のためにも、軍手は必ず用意しておきたいものです。軍手があれば、トゲだらけのイガに触れても安全でしょう。その際は、できるだけ厚手のものがおすすめです。

加えて、けが対策として、ピンセットや消毒薬、絆創膏を備えておくとよいでしょう。救急セットがあれば、思わぬけがにも対処できます。

楽しい栗拾いのコツ

せっかく栗拾いを体験するなら、おいしい栗をたくさん拾いたいものです。たっぷり楽しむためのコツを紹介します。

事前に収穫状況を確認

栗を拾う行為そのものは、特に難しいものではありません。たけのこ狩りなどは、とても小さな芽を見逃さないようになど注意が求められ慣れも必要ですが、栗拾いは比較的簡単なレジャーです。

そのため大切なことは、その場所によい栗がしっかりと育っているかにかかっています。豊かに実った栗がたくさんあることが、栗拾いの楽しさを膨らませてくれるのです。

農園やキャンプ場に事前に連絡し、収穫状況を確認しておくことが重要になります。前もってチェックを怠らないようにしましょう。

安全な栗の拾い方

『柿狩り』というように、柿や梨は狩る(刈る)ことで収穫します。対して栗の収穫方法は、『拾う』ものです。

栗と聞けば、多くの人がイガを想像するでしょう。その状態からどのように栗を拾うのか、安全な拾い方について解説します。

栗は木になりますが、熟すと枝から落ち、そのときが食べ頃になります。落ちた栗は、トゲに覆われたイガに入った状態です。

イガから栗を拾う際は、靴の端でイガの両側を踏んで押さえます。そして、開いたイガの部分から、火バサミで栗を取り出すと安全に収穫できるでしょう。

おいしい栗の見分け方

せっかく収穫するなら、おいしく味わいたいものです。拾った栗の良し悪しには、おいしい栗の見分け方を知っておくことが大切です。

表面がしっかりと茶色く色づいているものがよい栗です。つやと張りがあるかどうかもチェックしましょう。

木から落ちて時間が経ち、古くなった栗は、水分が抜けてしまいます。すると、皮のつやと張りがなくなるので見比べてみましょう。

実がしっかりと詰まっているかどうかも重要です。手にした栗を、指でギュッと押してみます。硬くて詰まった感覚があることを確認しましょう。

栗の持ち帰り方と保管方法

楽しく拾い集めた栗の取り扱い方法についても、知識を備えておく必要があります。拾った栗の持ち帰り方や保管方法について解説しましょう。

持ち帰りはクーラーボックスがおすすめ

硬い皮に包まれてはいますが、栗も生ものです。収穫して時間が経つほどに、徐々に鮮度が落ちていきます。

新鮮さを保つために、クーラーボックスを用意しておくことをおすすめします。クーラーボックスに入れて温度を上げすぎないことで、鮮度が保たれます。

あまり大きなサイズでなくても構いません。車のトランクの隅に置ける大きさのものや、電車での移動なら無理なく持ち運べるくらいの大きさで十分です。

すぐ食べない場合は下処理を

栗拾いで持ち帰った栗を、すぐに食べないこともあります。そのような場合には、下処理を施しておくとよいでしょう。

まず、鍋に2L程の水を入れて火にかけ、お湯が80度くらいになったら栗1kgを入れます。弱火にして温度が80度以上にならないようにしましょう。

1分程経過したらカゴに移して水を切り、栗の皮の表面が乾く程度に陰干しすれば下処理完了です。下処理をした栗は、穴を開けたビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

構成/編集部

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