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腸活に効く!納豆を使ったミャンマーの伝統料理「ペッポウヒン」の作り方

2020.07.10

こんにちは。バンコクのボンゴロッソ大森です。コロナ禍での非日常が少し落ち着いて来たように感じられるこの頃、いかがお過ごしですか?

巣ごもり期間に新たな趣味を始めたり、健康意識が高まったひとも多いと思います。豊富にあるじぶんの時間をきっかけに、できなかったことができるようになるのは誰にとっても嬉しいことですね。前回、コロナ太りを解消するレシピをお伝えしましたが、今回は、さらに健康促進でダイエットもはかどる「納豆」のレシピ、ありふれた日本の食材だけで簡単に作れるミャンマーの伝統料理「ペッポウヒン」の作り方をお伝えします。発酵食品を取り入れた「腸活」で、免疫力もますますアップです。

実は、筆者は納豆が苦手でした。コロナ禍で何かチャレンジしようと思ってレシピを探し、先生に作り方を教わって、恐る恐る食べてみたのです。すごく美味しい…。納豆ってこんなに美味しいのですね。全ては縁。この機会がなければ、納豆に火を通すこともなかったし、なにより激うまエスニック・ベジレシピの「ペッポウヒン」には永遠に出会えませんでした。コロナ禍とこのお料理連載の読者の皆様改めてありがとうございます。

ペッポウヒンは臭みもなく、旨味が強いのでご飯にももちろん合います。ですが、ここはひとつ生野菜と合わせてみてください。一押しは夏野菜のディップです。本場ミャンマーでもきゅうりの輪切りを添えるのが定番。カレーなのにお米がなくてもイケるので、低糖質食としても大満足の一品です。もちろんお酒のおつまみにもかなりいいですよ。

ペッポウヒン

<材料(1~2人前)>

納豆 3パック
ニンニク ひとかけ 
ショウガ 5g 
玉ねぎ 2分の1 
きゅうり 1本

油 大さじ3杯
ガラムマサラ(カレー粉)小さじ1
コリアンダーシード 適宜
パプリカパウダー 適宜
一味唐辛子 適宜
塩 適宜

※スパイスはお好みで。カレー粉だけでもOK

<作り方>

玉ねぎ、ニンニク、ショウガをみじん切りにする

納豆をざるにあげ、洗う。ぬめりが取れたら水けを切る。

洗った納豆を油で揚げ焼きにする(5分)。

一旦納豆を油から取り出し、みじん切りにした玉ねぎ、ニンニク、ショウガを炒める。

野菜に火が通ったら、フライパンの端にまとめ、中央の部分に油を少し足し(分量外)、スパイスをテンパリング(油通し)する。

取り分けていた揚げ納豆を入れ、野菜とスパイスと合わせる。

塩を足して完成。きゅうりの輪切り等を添えていただく。

<食材コラム> アジアの納豆の話

日本の食材だと思われがちな納豆。バンコクにも、日本語でパッケージされた「納豆」が日系スーパーで何種類も売られていて、買い込んでいる人をよく見かけます。

しかし「ご飯に納豆。これぞ故郷の味!」そう思って食しているのは、日本人だけではない可能性があるのです。実は納豆は東南アジア全域、そして中国、果ては西アフリカなどでも広く食べられている、いわば「人間の、故郷の味」。その土地土地で、郷土料理の納豆料理があります。

ミャンマー料理には、今回お伝えした全粒タイプの納豆を使用した「ペッポウヒン」のほかに、豆をつぶして平べったくして乾燥させた「常温保存可能な納豆」もあります(写真)。ペッポウヒンの作り方を教えていただいた先生にいざなわれて出かけたバンコク市内の市場で乾燥納豆を見つけ、ひとつ買い求めてみました。どうやっていただくのか、全く未知の世界…。もしかしたら、新たな味覚の扉が開いて、また皆さんに面白い料理を披露するきっかけになるかもしれません。乞うご期待です。

アジアの納豆に関しては、書籍も発売されています。気になる方はぜひご一読を!

「謎のアジア納豆-そして帰ってきた〈日本納豆〉」-高野-秀行著
https://www.amazon.co.jp/dp/4103400714

【動画】

取材・文/マダム・ボンゴロッソ大森

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