DIME MAGAZINE
【男前プロジェクト2020】梅雨明け前にリフレッシュ！ヒゲ＆ムダ毛をケアした〝男前肌〟で夏を迎えたい
7月も3週目を前に気象庁の速報値によれば日中の平均気温は早くも25.1度を記録。6月の23.1度に対して2度近い上昇となった。
また4日前の7月7日は七夕だったが、今年は二十四節気のひとつ、「小暑」でもあった。この小暑とは梅雨明けが近付き、暑さが本格的になることを示したもので小暑、または大暑から立秋までが暑中となり、暑中見舞いはこの時期に送ることになる。
実際、関東甲信は平年であれば7月21日ごろの梅雨明けが予想されており、本格的な夏は目前というわけだ。
そこで、今回の男前企画はそんな夏を前に、ヒゲやムダ毛などのグルーミングを再点検。シェービングしながらスキンケアも行なえるパナソニックのスキンケアシェーバーをメインに、1台で全身のムダ毛ケアに対応できるボディトリマーをフィーチャー。
インターネットでの婦人・紳士服の販売を展開するマガシーク株式会社でマーチャンダイジングを担当する小浜隼人さんに体験していただくことにした。
また体験を前に小浜さんの同僚の女性社員の方に参加していただき、「男性の身だしなみ」に関するお話もうかがった。
小浜さんを中心に対談に参加していただいた石井希歩さん（左）、染谷藍生さん（右）
始めに小浜さんの日々の業務内容についてお聞きした。
小浜 普段は主にメーカーに対する営業と商品の仕入れを担当しています。商品を仕入れた後は、サイトの編成チームと、その商品をどのように売っていくかというプランニングも日々行っております。
普段の身だしなみは？
小浜 いつもは今日のようなカジュアルなスタイルが多いですね。とはいえ訪問するメーカー様に合わせるなど、そのあたりは気にかけるようにはしています。
シェービングには何を使っていますか。
小浜 メインは電気シェーバーを使っていますが、風呂場で剃りたいときは安全カミソリですね。とはいえ比率では電気シェーバーのほうが多いかもしれません。電気シェーバーは手軽で仕上がりも早いので、自分の場合は電気シェーバーが主になりますね。
シェービングで何か困りごとや悩みはありますか。
小浜 ウチの電気シェーバーが年代物のせいか、ヒゲが伸びてくると、刃に引っかかるようで剃りにくい場合があって。そんな時は、シェーバー本体のウラ側に付いている刃（※）で、いったん短くしてから剃っています。だから今日はスキンケアもできる最新型のシェーバーが体験できると聞いて、とても楽しみです。
※編集部注／おそらくキワ剃り刃だと思われます。
マガシーク株式会社 MD本部 MD第1部
小浜隼人（こはま はやと）さん （24歳）
2000年8月に伊藤忠商事株式会社繊維カンパニーの社内事業として、雑誌連動型ファッション小売事業を開始。
2003年4月、マガシーク株式会社を設立。2013年には株式会社NTTドコモのグループ会社となり、その後約3年で売上高を2倍に拡大。現在は、ECサイト「マガシーク」、NTTドコモとの資本提供を機にスタートした「d fashion」の2つのファッションEC事業と、百貨店サイトやブランドサイトのサイト運営を推進サポートするECソリューション事業の３つの事業を基盤としている。
マスクを着用しているからこそ目立つエリアがある
続いて女性目線による〝男性の気になる身だしなみ〟について聞いてみた。
染谷 この数か月はリモートや時差出勤が多かったので、〝コロナ前〟を思い出してみますと、朝の通勤電車ではこの時期、汗に整髪料のニオイが混ざったような方はちょっと……。
石井 私もニオイが気になりますね。自分は身長が170cmあって、男の方の身長よりも目の位置が高くなる場合もあります。そんな時は、染谷が申し上げたような頭部からのニオイや髪のベタつきなどが気になります。最近はマスクがガードしてくれますが。
ヒゲの剃り残しなどは気になりますか？
染谷 最近はみなさんマスクをつけていらっしゃるので、口元が見えないじゃないですか。だからその分、マスクの耳掛け部分など、すき間から見える肌の状態が目立ってしまうと思います。そこに剃り残しがあったり、カミソリ負けらしき肌荒れがあると気になってしまいますね。
石井 確かにマスクをしているだけに、「この人、マスクで無精ヒゲや肌荒れを隠そうとしているのでは？」と想像してしまいます。その点からすると、マユも気になります。
染谷 マスクをしていてもマユは隠せませんからね。今はマスクをしているからこそ、マユやアゴから頬にかけてのライン、眉間など、マスクがないエリアが目立つと思います。
では男性の好印象につながる身だしなみポイントを教えてください。
石井 私は肌がきれいな人が好印象ですね。ベタつきのない、サラサラな清潔感のある肌の方。そしてスーツやシャツなどもシワのない、きちんとした身だしなみの方とは気持ちよくお話ができます。
染谷 私はグルーミング系ですね。ヒゲの剃り残しやマユはきちんと整えられているかは気になります。あとは最低限のスキンケアをしていただければ。
普段の小浜さんにはどんな印象をお持ちですか
石井 普段から身だしなみには気を使っていますし、清潔感があって、好印象です。
小浜 ホントかな？
染谷 イヤなニオイもありません（笑）
小浜 染谷は肌荒れしていると指摘してくれますし、おすすめのスキンケアアイテムを紹介されることもあります。実はこの３人は同期なので、何かと言いやすいということもあると思います。
肌荒れを指摘してくれる女性社員の方は初めてかもしれません。小浜さんは普段のスキンケアはどのように？
小浜 シェービングや洗顔の後は、化粧水と乳液を必ずつけています。実は小学生時代から親にやらされていて、中学校からは自分で行なうようになりました。
染谷 小学生からスキンケアしていたとは、初めて知りました（笑）
男性のスキンケアについてはどのような印象をお持ちですか？
石井 スキンケアしている男性は好印象ですね。ベタつきや肌荒れのない方は、剃り残しもなければ、スーツやシャツもパリッとしているというイメージがあります。
染谷 スーツやシャツを手入れするのと同じように、男性の方も最低限のスキンケアはしていただきたいと思います。
小浜 今回2人の話を聞いて、ここまで細かくチェックされていると初めて知りました。特にマスクに関しては全く気にしていなかったポイントがいくつかあり、改めて身だしなみについて考えさせられました。この後の体験でしっかりケアしていきたいと思います。
それでは体験の前に新製品であるスキンケアシェーバーとボディトリマー の特徴をおさらいしておこう。
今回登場する製品の主な機能と特徴
パナソニック
スキンケアシェーバー ラムダッシュ ES-MT21
本体寸法／高さ17.8×幅6.5×奥行5.5cm
外刃／3枚刃・ステンレス鍛造外刃
内刃／30°鋭角ナノエッジ内刃
パワーコントロール／ラムダッシュAI
電源／充電式 急速1時間充電
洗浄／本体まるごと水洗いに対応
オープン価格
シェーバー本体ヘッド部に搭載されたイオンプレート。このイオンプレートが肌に触れることで、シェービング前に塗布した化粧水の保湿成分を角質層まで浸透させることができるのだ（※1）。
※1 ヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧水をお使いください。
それを実現したのが電気浸透流機能。この電気浸透流とはプラスからマイナス電極に向かって発生する水の流れのことで、この流れを利用すると化粧水などに含まれる保湿成分も一緒に移動するため、浸透量がアップ。この機能を使うことで、シェービングしながら、スキンケアができる
「電気浸透流」のイメージ
同社によれば、手で塗るだけよりも、化粧水や乳液などの保湿成分を肌の角質層まで届けることができるという（※2）。特に保湿成分の中でもヒアルロン酸は、手で塗るだけに比べて、1.7倍角質層まで浸透させることが可能になったとアナウンスしている（※3）。
※2 角質層への浸透。ヒアルロン酸分子量5,000～10,000を使用した浸透量試験に基づく。パナソニック調べ。
※3 ヒアルロン酸水溶液を手で塗布後に化粧水浸透シェービング（イオンレベル：強、温感：高）した場合の浸透面積4,625 μm2/mm2と、手で塗布しただけの場合の浸透面積2,557 μm2/mm2の前腕での比較。パナソニック調べ。
また電気浸透流によって、化粧水などに含まれる保湿成分を肌の角質層まで浸透させると、手で塗るだけよりも肌の水分減少を4分の１に抑制（※4、※5）。これにより肌の乾燥を防いで、うるおいが保持されるという。
※4 半顔にて比較。化粧水塗布直後から３時間後の肌の水分減少率試験に基づく。パナソニック調べ。
※5 室温20℃、湿度50％、半顔にて試験。化粧水塗布直後から3時間後の肌の水分減少率、シェービングモード（イオンレベル：強、温感：高）で浸透させた場合：-2.81％と、手で塗布のみの場合：-12.72％との比較。パナソニック調べ。
駆動部には毎分約1万3000ストロークを実現した高速リニアモーターを搭載したほか、ステンレス鍛造外刃や、ナノレベルまで鋭角化した30°鋭角ナノエッジ内刃を採用。ラムダッシュの名にふさわしい快適シェービングを実現している。
本体はグレーを基調とした、洗面台にも溶け込むスタイリッシュなデザインを採用。同じ意匠の充電台を同梱しており、急速1時間充電で約5日間使用が可能（※6）
※6 1日2回、化粧水浸透シェービング（3分）・イオンケアモード（3分）を各1回ずつとして。
パナソニック
ボディトリマー ER-GK81
本体寸法／高さ20.4×幅3.3×奥行き4.7cm（アタッチメント含まず）
アタッチメント／ダイヤル式長さそろえアタッチメント(3～12mm／1 mm刻み）、肌ガードアタッチメント（2mm）
電源方式／充電式（約1時間でフル充電、連続約50分間使用可能）
洗浄／本体まるごと水洗いに対応
左：肌ガードアタッチメント、右：ダイヤル式長さそろえアタッチメント
まず右のダイヤル式長さそろえアタッチメントは、ダイヤル操作により、1 mm刻みで3～12 mmまで刈り高さを10段階に調整が可能。部位や用途に合わせたケアが行える。左の肌ガードアタッチメントは肌のやわらかい部位でも使える設計。約2mmに整えられる。
それでは実際にアタッチメントを装着してみよう。最初に3mmにセットしてみた。ほぼコームが刃の位置まで下がっていることがわかる。
続いて12mmにセットした。コームが前（上）に出てきたことがわかる。ムダ毛に限らず、一般的にセルフグルーミングで最も問題になるのが長さの設定だろう。ハサミやカミソリでは〝目分量〟に頼らざるを得ない上、一度カットしてしまえば、生え揃うまでは元に戻すことはできないからだ。
これに対してダイヤル式長さそろえアタッチメントは、3～12mmまで1mm単位で10段階の長さの設定が可能。セルフグルーミングに対するハードルを一気に引き下げたと言える。
また固定刃の先端が尖っていないワイド＆ラウンド形状を採用しているため、刃先が肌に食い込みにくく、やさしい肌あたりで使用できる。
デリケートな部分にも刃先が届きやすい「V字ヘッド」の採用も特徴のひとつだ。
スキンケアシェーバーから体験！
ということで、スキンケアシェーバー ラムダッシュ ES-MT21から体験していただくことにした。
体験前の小浜さんの様子。鼻下とアゴ先を中心にヒゲが密生している。それも密度が不均等で、長さも不揃いのため、日々のケアを怠っているような無精感が漂う。
そんな無精感が今回の体験によってどのように変わっていくのか。最初のステップとして、適量の化粧水を肌に塗布していく。今回はマンダム「ルシード 薬用 トータルケア化粧水」をセレクトした（※）。
※化粧水はヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧水をお使いください。化粧水浸透シェービングでは化粧水のみお使いいただけます。
次に電源ボタンをオン。さらにイオンボタンでイオンレベルを、続いてWARMボタンで温感レベルを選んでいく。この「WARM」ボタンはイオンプレートの温度選択となる。レベルはイオンは強・弱、WARMは高・低のそれぞれ２段階の設定だ。
いよいよシェービング開始！シェービング時はイオンプレート天面を肌に当て、肌の上1cmあたり1秒程度を目安にシェーバーを動かしていく。
同僚女性社員との対談でも話題に上ったアゴ下やノド元の剃り残し。アゴ下やノドのヒゲは、ほぼ〝寝た状態〟で生えているため、シェーバーの刃がキャッチしにくいのだ。そこで上の画像のように肌を伸ばしてヒゲを起こしてやると、剃りやすくなる。
シェービング中は本体の背にあるイオンパネルをしっかりグリップしておく。
スキンケアシェーバー ラムダッシュ ES-MT21はシェービング時以外にも使用できるイオンケアモードを搭載している。
目尻や口まわり、額など、特にお手入れしたい部部には、イオンケアモードがおすすめ。化粧水に加え、乳液、美容液、シートマスク、クリームなどが使える。そしてシェービングとは異なり、イオンプレートの正面を肌に当てて本体を動かしていく。イオンケアモードでは、化粧剤によって動かし方が異なるので、事前に取扱説明書をチェックしてください。
（参照 https://beauty-men.jp/101556）
スキンケアシェーバー体験を終えた小浜さん。無精感を醸し出していたヒゲが一掃され、清潔感がアップ。肌色も明るくなったように見える。さらに保湿成分の浸透効果のためか、肌のツヤ感が向上して健康的な印象を与える。
小浜 ヒゲが引っかかることもなく、とても滑らかに剃ることができたと思います。しかも、この化粧水浸透シェービングでは、肌に塗った化粧水がすぐに乾かず、肌の上に残っていうような感覚がありました。
ボディトリマーでスネ毛もナチュラルな仕上がり
続いてボディトリマーを使い、スネ毛のケアを体験していただいた。
ケア前の小浜さんの脚の状態。それほど濃くはないが、長さや密度にバラつきがあり、毛穴も目立つ。
さっそく本体にダイヤル式長さそろえアタッチメントを装着。6mmにセットした。少し短めという感覚もあるが、今回は使用前後の違いを強調するために敢えて6mmとした。
ダイヤル式長さそろえアタッチメントを使用する場合は、コーム部の平らな面が肌と直角になるようにあてること。そして本体は毛の流れに逆らって動かしていく。シェービングと同じようにカット音がするため、仕上がり具合を確認しやすい。
写真向かって左（本人・右脚）のみをケアしてみた。ケアしていない右（本人・左脚）と比較してスネ毛がない分、肌色が明るく健康的に見える。ツルツルではない、自然な仕上がり感にも注目だ。
脚とは異なり、細いウブ毛が目立ったウデは、アタッチメントなしの直刃でカット。こちらはダイヤル式長さそろえアタッチメントとは異なり、ヘッドを寝かせる〝なで剃り〟が基本。肌ガードアタッチメントも同様の使用法となる。
身だしなみを整える大切さを改めて実感
小浜 今回は最新型のスキンケアシェーバーを体験させていただいたのですが、まずスキンケアできるシェーバーということに驚かされました。しかもヒゲを剃りながらスキンケアができてしまうので、忙しい朝でもケアが可能ですし、毎日の日課にもしやすいと思います。朝、ヒゲを剃らない男性はいないと思うので（笑）。
剃り味も滑らかで、ウチではアゴ下などでヒゲが引っかかることがあるのですが、それも一切ありませんでした。これなら剃り残しもかなり解消されそうです。
ボディトリマーは最初こそ、「ツルツルになるのでは」と多少の不安があったのですが、今はその自然な仕上がりに満足しています。私は夏はハーフパンツを履く機会が多いのですが、この状態なら安心です。
今回の体験を通じて、ヒゲやムダ毛をケアして身だしなみを整えることの大切さを改めて実感できました。スキンケアシェーバーやボディトリマーと出会えてよかったと思います。今後も、この状態をキープして夏を迎えたいですね。
撮影／末安善之
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