レノボのハイエンドノート「ThinkPad X1 Carbon」がテレワークマシンとして優秀な理由

さらに使い勝手をチェック！ 持ち運びやすい薄型のデザイン

本体の質量は約1.09kg〜とかなり軽量。これならば社外や自宅から持ち運ぶ際の負担も減るだろう。薄さはわずか14.95㎜とスマートな設計になっている。写真のように、片手で持っても大きな負担はかからない。

従来どおりTrackPointを採用した使い心地の良いキーボード

キーピッチ(1つのキーの中心から隣のキーの中心までの距離)は、約19㎜。キーストローク(キーを押した際の深さ)も1.1㎜ほど確保されているので、押し心地も悪くない。もちろんThinkPad伝統のTrackPointもついているので、ThinkPadを使い慣れている人にとって、使い心地は良いだろう。

大きく開くから商談の時も使いやすい

上の写真のように大きくディスプレイが開く。商談の時など、顧客と一緒に画面を見られるので、大いに役立ちそうだ。前述したとおり、IPS液晶が用いられているので、どの角度から見ても輝度や色彩が大きく変わらない点も嬉しい。

スペック

【参照】Lenovo公式サイト

【OS】
Windows 10 Pro 64bit(その他のエディション選択可能)
【CPU】
インテル Core i7–10610U プロセッサー
インテル Core i7–10510U プロセッサー
インテル Core i5–10310U プロセッサー
インテル Core i5–10210U プロセッサー
【メモリ容量】
最大16GB
【HDDタイプ】
SSD
【光学ドライブ】
なし
【インターフェース】
HDMI、マイクロフォン・ヘッドフォンコンボジャック、イーサネット拡張コネクター×2、USB 3.1 Gen1×2(内、Powered USB×1)、USB 3.1 Gen2 Type-C×2 (Thunderbolt3 対応)
【内蔵カメラ】
HD 720p カメラ 、ThinkShutter付 もしくは HD 720P+IR カメラ、ThinkShutter付（カスタマイズによる選択）
【指紋センサー】
あり
【本体寸法】
約 323㎜×217㎜×14.95mm (幅×奥行き×高さ)
【質量】
約1.09kg〜
【バッテリー駆動時間】
最大 約19.8時間

※インターフェイス
上図：USB3.1 Gen 1（Powered USB）
下図：USB 3.1 Gen2 Type-C (Thunderbolt3 対応、電源と共用）、USB 3.1 Gen2 Type-C (Thunderbolt3 対応）、イーサネット拡張コネクター2、USB3.1 Gen 1、HDMI、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック

活躍する場を選ばない！

テレワーク向けに充実した機能は、在宅業務だけでなく、出張や社外業務の際にも大いに役立つはず。薄くて軽い本体は持ち運びにも適しており、堅牢性も確保されている(米軍調達基準に準拠した12項目のテストをクリア)。これから在宅での業務が増える人はもちろん、そうでないビジネスパーソンにも、ぜひおすすめしたい1台だ。

写真・文／髙見沢 洸