Appleは、世界開発者会議「WWDC2020」にて、「iPadOS 14」を発表した。正式リリースは今秋の予定。開発者向けプレビュー版はすでに公開され、7月から公開ベータ版も提供される。対応機種は、すべてのiPad Proおよび、iPad(第5世代)以降、iPad mini 4以降、iPad Air 2以降。
「iPadOS 14」の一番の注目ポイントは、Apple Pencilによる新しい手書き機能「Scribble」。
これは、テキストフィールドに手書きで入力すると、テキストに自動で変換してくれるというもので、iMessageへの返信やSafariでの検索にも利用できる。なお、この機能は、最初は、英語、繁体字中国語、簡体字中国語、そして中国語と英語の混合に対応するとのことだ。
そのほか、「iOS 14」同様、ウィジェットやメッセージ機能が進化。さらには、写真、ファイル、メモ、カレンダー、Apple Musicなどのアプリにサイドバーが追加されたほか、検索機能も強化されている。
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構成/立原尚子