アラフォー、アラフィフ女性が子供の頃に憧れていた職業は何なのだろうか?また、同年代の輝いていると思う芸能人は誰なのだろうか?
そんな、40代・50代の女性500名を対象とした「女性の憧れに関する調査」がこのほど、株式会社テアトルアカデミーにより行われたので、その結果を紹介していきたい。
1.40代・50代女性の憧れの職業1位は「芸術家」。子供の頃は「CA」「芸能人」
40代・50代の女性を対象に、現在の憧れの職業と子供の頃憧れていた職業について尋ねる調査と結果の比較が行われた。
現在憧れている職業は「芸術家(20.0%)」と回答した人が最も多く、5人に1人が芸術家に憧れていることがわかった。続いて多かったのは「キャビンアテンダント(12.6%)」「ミュージシャン(12.2%)」「医者(11.4%)」。一般的な職業というよりは、特殊な技術を要する職業が上位にランクインしている。
子供の頃の憧れの職業においては、「キャビンアテンダント(15.8%)」「芸能人(14.2%)」という回答が多く、続いて「保育士(12.4%)」「看護師(12.2%)」という結果になった。人前に立ち、華やかな印象のある職業が人気であることがわかった。
また、華やかな職業の代表格である“芸能人”。前述の質問で「芸能人」と回答した人を対象に詳しく尋ねる調査が行われたところ、「きれいな洋服が着られていいなぁと思ったから(香川県・45歳)」「当時流行っていた素人オーディションを受けて歌手になりたいと思っていた(広島県・ 55歳)」「キラキラ華やかな、現実離れした世界 (静岡県・46歳)」「綺麗な衣装が着れたり華やかな世界と思ったから(大阪府・56歳)」「TVの向こうの芸能人はとても輝いて見えたから(秋田県・53歳)」「演技をしたいから(福島県・57歳)」という理由が挙がった。
2.4人に1人以上(25.6%)は、芸能人になりたいと思った経験がある!
モデルや女優など、“芸能人”といっても様々だが、率直に今まで芸能人になりたいと思った経験があるか尋ねる調査が行われた。
結果は、「ある」と回答した人が25.6%。40代・50代の女性のうち、4人に1人以上は、芸能人になりたいと感じたことがあることがわかった。芸能人に限らず、自分のことを多くの人に知ってもらいたい願望は少なからず誰しもが感じたことがあるのではないだろうか。
■40代・50代女性のうち、6人に1人はチャンスがあれば芸能人になりたいと回答
4人に1人が芸能人になりたいと思った経験があることがわかったが、今芸能人になれるチャンスがとしたら、なりたいか尋ねる調査が行われた。結果は「なりたい(4.2%)」「どちらかというとなりたい(12.8%)」を合わせると17%。なりたくない人が大半の中、一定数は機会さえあれば芸能人になりたいと考えていることがわかった。
■現在の生活に満足していない人、38.2%。理由「収入が十分でないから」「将来が不安」
40代・50代の女性が現在の生活に満足しているのかを知るための調査が行われた。
結果は、「満足している」「どちらかというと満足している」を合わせると“満足している人”が半数を超えた一方で、「満足していない(18.0%)」「どちらかというと満足していない(20.2%)」が合計38.2%という結果に。現在の生活に満足していないという人が一定数いることが明らかになった。
また、“どちらかというと”という言葉を除くと、「満足していない」という回答が、「満足している」を上回っている。
さらに、満足していない人を対象にその理由について尋ねる調査が行われたところ、多かった回答は「収入が十分ではないから(73.8%)」「将来について不安だから(63.9%)」「理想の姿ではないから(40.3%)」だった。
3.40代・50代のSNS/プラットフォーム利用率は、65.4%。YouTubeが最も使われている
一般的にSNSやWebプラットフォームの主な利用年代は10代20代30代というイメージがあるのではないだろうか。
実際には40代・50代女性の利用状況はどうなのか尋ねる調査が行われたところ、利用している人は65.4%と、半数を超え高い利用率となっている。また、何を利用しているのか尋ねる調査が行われると、最も多かったのは「YouTube(43.2%)」。「Twitter(35.2%)」「Instagram(26.4%)」「Facebook(24.0%)」となった。
■YouTubeで動画を公開したことがある人は4.8%
YouTubeの利用率が高いことが明らかになった。一般の方でも動画投稿ができるYouTubeだが、今まで動画を投稿したことがあるかを質問。結果は4.8%と、約20人に1人が経験している結果に。
芸能人も続々とYouTubeのチャンネルを開設し、動画を投稿していることから、自分もやってみようと考えて、今後さらに動画投稿への注目度が高まる可能性がある。
■SNSの主な用途は、「情報収集」。情報を発信している人は26.7%
さらにSNSの利用について質問。8割の人が用途として回答したのは「情報収集(85.8%)」だった。「連絡手段(45.7%)」と回答した人が4割を超えたほか、4人に1人が「情報発信(26.7%)」しているということが明らかになった。YouTubeでの動画投稿率は約5%に留まったが、比較的気軽に参加できるSNSは、より多くの40代・50代女性が投稿しているということが、この質問によってわかった。
4.輝いている40代・50代の女性芸能人ランキング
最後に、輝いていると思う40代50代の女性芸能人について回答してもらった。その結果、1位天海祐希(17.8%)、2位石田ゆり子(12.8%)、3位米倉涼子(12.4%)が、同世代の女性から支持を得た。映画やドラマで活躍し続けているだけでなく、強く美しく年を重ねている印象のある方々が目立った。
1位:天海祐希(17.8%)
2位:石田ゆり子(12.8%)
3位:米倉涼子(12.4%)
4位:篠原涼子(7.0%)
5位:井川遥(5.0%)
また、選んだ理由についてもアンケートが実施された。
1位:天海祐希
「表面のサバサバ感と内面の細やかさが好きだから(北海道・49歳)」
「外見が綺麗で中身もかっこいいから憧れる(兵庫県・42歳)」
「オーラを放っているというか、華やかな女王のようでいて、頼れる上司のような稀有な人(埼玉県・54歳)」
「男勝りでこびないところがかっこいい(愛知県・42歳)」
「宝塚のトップスターの時代からずっと第一線で輝き続けている女優さんで、大好きな方(秋田県・53歳)」
2位:石田ゆり子
「いつまでも若いし可愛すぎる(大阪府・40歳)」
「素敵に年を重ねていると思うから(大阪府・41歳)」
「外見だけでなく、内面も豊かで、素敵な人生を重ねている感じがするので(東京都・57歳)」
「癒される。女性としての可愛さをもっている(京都府・47歳女性)」
「いつまでも少女のような透明感がある(東京都・49歳)」
3位:米倉涼子
「生き生きと仕事をしているように見えるから(大阪府・47歳)」
「何にでも自分を信じチャレンジしている姿勢が素敵だと思う(静岡県・51歳)」
「ドラマ、ミュージカルなどに出演していて、仕事もプライベートも充実しているイメージ(岐阜県・49歳)」
「いつまでもきれいでスタイルもいいので羨ましい (滋賀県・44歳)」
「テレビでも舞台でも活躍していて、生き生きとした表情がとても好き(岡山県・56歳)」
4位:篠原涼子
「女性からみても魅力的(滋賀県・44歳)」
「いつもきれいで可愛い(北海道・51歳)」
「イメージが明るくて、とても良い芸能活動をされていると思うから(山口県・48歳)」
5位:井川遥
「とにかくキレイ。仕事と家事の両立もできているように思う(島根県・47歳)」
「年齢を重ねてもきれいで、誰にでも愛されるキャラクターであると思うから(宮城県・43歳)」
「穏やかな表情が、生活が充実していると感じさせるから(東京都・48歳)」
<調査概要>
・調査テーマ:40代50代女性の理想に関する調査
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査対象者:
全国の40代~50代女性 500名
・調査実施日:2020年2月4日~7日
・調査主体:株式会社テアトルアカデミー
出典元:株式会社テアトルアカデミー
構成/こじへい