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開放感と臨場感が楽しめるオープン型イヤホンのメリットとデメリット

2020.07.08

イヤホンといえば耳の穴に挿入して音楽を聴く「カナル型」が人気を得ている。しかし、カナル型は耳の穴へ直接挿入するという性質上、周囲の音を遮断して音楽にのめり込めるメリットがある反面、耳に疲れが出やすいなどのデメリットがあるのもまた事実。

そんな時、おすすめしたいのがオープン型のイヤホンだ。オープン型イヤホンのメリットとおすすめ製品を紹介していこう。

オープン型イヤホンのメリットは?

まずは、オープン型イヤホンを使用するメリットを紹介していこう。

オープン型イヤホンのメリット【周囲の音が聞こえる】

オープン型イヤホンは耳を完全に塞がないので、周囲の音が聞こえやすい。ランニング時などでもクルマの音が聞こえれば安心度も高いだろう。

オープン型イヤホンのメリット【耳への負担が少ない】

耳の穴に直接挿入しないで、かぶせるだけの形状であるため、耳への負担が少ないのも大きなメリット。長時間の利用でも耳の疲れが出にくく、ストレスのない状態で利用できる。

オープン型イヤホンのメリット【運動時に最適】

オープン型イヤホンの中には、スポーツ時の利用を想定して設計されたモデルも多い。それらのイヤホンは、耳から抜け落ちにくい形状を持たせているほかに、防水性能を搭載していることも多い。オープン型であれば汗は耳からしっかり流れてくれるので、ストレスに繋がりにくいだろう。

オープン型イヤホンのメリット【開放的で臨場感のある音声】

完全に耳をふさがないため、開放的な音を楽しめるのもオープン型の特徴。広がりのある音の表現が得意で、クラシック音楽などたくさんの音が全体を包む音楽を再生する能力に長けているとされる。

オープン型イヤホンのデメリットは?

当然、オープン型イヤホンにはデメリットも存在する。構造上、遮音性がカナル型に比べて低いため、周囲への音漏れが懸念される。バスや電車などの公共交通機関を使用する際には、大きめの音での視聴は控えるべきだろう。

オープン型イヤホンにも種類がある!?

オープン型イヤホンは、その形状をもとに大まかに3種類に分類できる。最もメジャーな形状である、体の表面として露出する耳介と呼ばれる部分にイヤホンをひっかけて利用する「インナーイヤータイプ」、防滴や防水性能を備え、耳から落ちにくいようにイヤーフックなどを搭載した「スポーツタイプ」、音楽を聞きながらより周囲の音が聴きやすい「耳乗せタイプ」。それぞれの使用用途や装着感の好みによって選ぶといいだろう。

おすすめのオープン型イヤホンは!?

では、実際におすすめのオープン型イヤホンをいくつか紹介していこう。

おすすめのオープン型イヤホン【JVCケンウッド HA-F15BT】

オープン型イヤホンの中で、比較的安価に購入可能なエントリーモデルとしておすすめなのが、JVC ケンウッドが発売している「HA-F15BT」。3000円台で購入可能ながら、IPX2相当の防滴性能や音声アシスタント機能対応の3ボタンリモコンマイクを搭載。4色のレトロカラーから好みの製品を選べるのもありがたい。

【参照】JVCケンウッド HA-F15BT 

おすすめのオープン型イヤホン【Sony WI-SP500】

スポーツ時におすすめのオープン型イヤホンは、Sonyが開発した「WI-SP500」。イヤホンが外れにくい首掛け式のワイヤレスタイプである上に、耳に合わせた突起状の滑りにくいイヤーチップを採用し、高い装着感を実現した。汗や水しぶきでも故障しにくいIPX4相当の防滴性能を搭載。最大8時間の連続利用が可能なロングバッテリーも搭載されている。

【参照】Sony WI-SP500

おすすめのオープン型イヤホン【audio-technica ATH-CM2000Ti】

ハイエンドモデルのオープン型イヤホンとしておすすめなのが、audio-technicaの「ATH-CM2000Ti」。ハイレゾ音源にも対応し、オープン型の特徴である開放的で音のこもりが少ない高音質が魅力。軽量ながら優れた音響特性と高剛性を併せ持つ高輝度チタニウムボディはクールな印象を与える、見た目と性能の両面においておすすめできるオープン型イヤホンだ。

【参照】audio-technica ATH-CM2000Ti 

※データは2020年5月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/中馬幹弘

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