今はどこで支払いをしてもポイントカードやアプリの提示を求められ、ポイントが付くことが多くなりました。
ポイントはお得だと分かっている方であれば、家賃、光熱費、生命保険など毎月支払うものを楽天カードやdカード、セゾンカードなどメインでポイントを貯めているクレジットカードで支払っているのではないでしょうか。
ただクレジットカードを持っていない方にとって、これらの支払いはただ口座引落をして終わりで、ポイントも貯められないと残念な気持ちになりがちです。
もしメインで貯めているポイントが楽天スーパーポイントなら、家賃、光熱費はもちろんドコモの携帯電話の支払いであっても楽天スーパーポイントが貯まる方法があるのでチェックしてください。
クレジットカードがなくても楽天スーパーポイントが貯められる2つの方法
(1)楽天銀行を引落先として利用する
お給料が入る口座で家賃や光熱費、ドコモの携帯代をそのまま引落しているという方は、楽天銀行の口座を開設し、引落を楽天銀行に変更しておきましょう。
楽天銀行で引落をすれば1件の支払いにつき1ポイント(ベーシックランクの場合)を獲得することができます。
参照:https://www.rakuten-bank.co.jp/happyprogram/point.html
(2)楽天デビットカードで決済する
デビットカードは後払いでもなく、分割払いもできないカードで、支払いは銀行口座より直接行われます。
そのため、一度引落の設定(手続き)をしておけば口座引落と同じように家賃、光熱費、ドコモの携帯電話代などを口座から支払うことができます。
つまり、クレジットカード払いができる先であれば、クレジットカード情報のところに楽天デビットカードの情報を記載するだけで手続き完了ということです。
楽天デビットカードを利用した場合は100円で1ポイント獲得できるので、楽天銀行口座のみの利用よりもポイントが貯まりやすくなります。
楽天デビットカードは楽天銀行口座とセットのため、口座開設後と合わせて同時に申込むか、口座を持っているなら追加で新規発行しておきましょう。
楽天銀行デビットカードにはキャッシュカード機能付きのものもあるので、かさばらないというメリットもあります。
クレジットカードなしで公共料金や携帯電話代を支払い、楽天スーパーポイントを貯めるにはこの2つのうち、どちらかになります。
デビットカードは使えないサービスもあるので気を付けよう
デビットカードはクレジットカードよりも需要がまだありませんが、1枚持っていると「お財布に現金がないけれど、口座にはある… 後払いにはしたいくない」というときにはとても便利なアイテムです。分割払いもできないため、敬遠されがちですが、キャッシュ派の方には向いているカードなので一度使ってみるとその利便性が分かります。
ただ楽天デビットカードはクレジットカードが使える先でほぼ利用できるものの、下記の一部では利用できないのでチェックしておきましょう。
■楽天デビットカードで支払えないケース
(1)高速道路の通行料金
(2)海外での利用
(3)ガソリンスタンドの給油代(普通預金口座に1万円以上の残高がない場合)
(4)楽天Edyへのチャージ登録(楽天デビットカードを利用したチャージ登録)
楽天デビットカードは携帯電話料金のほか、コンビニやスーパー、ネットショッピングにも利用できるので、上手に使って楽天スーパーポイントの取りこぼしをなるべく減らしていきましょう。
文/クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁(https://card-lab.com/profile/)
運営会社 バリューファースト(https://valuefirst.co.jp/)
雑誌編集者を経て、フリーライターとして紙媒体とWEBの両方で活動。その後バリューファーストの編集責任者となる。累計取材件数は1,200件以上。