無料音声通話、ビデオ通話サービスの先駆け「Skype」のアカウントを作る方法

2020.06.25

無料の音声通話、ビデオ通話の”先駆け的存在”であるSkype。もともとスカイプ・テクノロジーズ社が開発、提供したものだが、現在は買収によりマイクロソフト社がサービスの提供を行っている。

現在、LINEやZoom、Webexなど無料のビデオ通話、音声通話ツールは数多く存在するが、ビジネス・プライベート利用を問わずSkypeも根強い人気を誇っている。そこで本記事では、まだSkypeを利用したことのない方のために、アカウントの作成手順を解説したい。

Skypeのアカウント作成手順

Skypeのアカウント作成に必要なのは、「インターネット環境」「スマホ、PCなどのデバイス」「メールアドレス」だけ。一度アカウントを作成すれば、異なるデバイスからでも利用可能だ。

では、実際にアカウントを作成する手順を見ていこう。Skypeのアカウント作成は、ブラウザ上からも行えるが今後も定期的に使用することを前提に、アプリをダウンロードしてアカウントを作成する手順を解説する。

パソコンの場合には、Microsoftの公式サイト内の「Skype をダウンロード」から使用しているOS（Windows/Mac/Linux）に対応したものをダウンロードしよう。

スマホ、タブレットの場合は、App StoreやGoogle Playからアプリをダウンロードする。

ダウンロードが完了したら「サインインまたは作成」をクリックし、メールアドレスを入力。

その他、電話番号（任意）、Skype名（SkypeID）、パスワード、名前を設定する。Skype名は後から変更ができない点は注意しよう。

名前の設定までが終わると、登録したアドレス宛にメールが届き、そこに記載されている「コード」をアプリ上で入力し、スパム対策用の確認（画像の文字を入力）を済ませたら「次へ」をクリック。これでアカウントの作成は完了だ。

はじめてサインインすると、初期設定画面が現れる。「音と映像のチェック」やプロフィール画像の設定（任意）を済ませたら「続行」をクリック。「Skypeを早速起動する」をクリックすれば、すべての機能が使えるようになる。

Skypeアカウントが作成できない原因は主に二つ。それぞれ基本的なことだが、念のためチェックしてほしい。

一つは、メールアドレスの問題。Skypeは一つのメールアドレスに対し、一つのアカウントしか作成できない。同じメールアドレスで以前アカウントを作ったことがないか、念のため確認してほしい。

すでに特定のメールアドレスでアカウントが作成されている場合には、パスワードを入力し、サインインできないか試してみよう。

もう一つの原因は、パスワードやSkype IDの設定部分。パスワードは「6文字以上20文字の長さ」かつ「アルファベットと数字をそれぞれ一つ以上含める」ことが必要だ。

Skype IDは、「6文字以上32文字以内」で「最初は必ず半角英数字」に設定する必要がある。それ以降はカンマ、ダッシュ、ビリオド、アンダーバーなども利用可能だが、文字数や最初の1文字目をチェックしよう。

アカウントの作成はできたものの、サインインできない時には「メールアドレス、パスワードが正しく入力されているか」を再度確認しよう。パスワードを忘れた場合はサインイン画面の「パスワードを忘れた場合」をクリックし、パスワードの再設定を行う。

また、アプリやスマホのOSのバージョンが古いと、正常に動作しないこともある。iPhoneの場合はiOSが最新になっているか、アプリは最新版にアップデートされているかを確認しよう。

文／oki