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学校再開後の小学1年生の〝ひとり歩き〟デビュー、6割の親が「クルマや自転車の事故が心配」

2020.06.18

家族や園の送り迎えがほとんどの幼稚園生、保育園生と違い、小学生は基本的に自分で通学しなければならない。今年の小学1年生は、緊急事態宣言による外出自粛の中で4月を迎えており、「ひとり歩きデビュー」の準備ができていない可能性もある。

そこで今回、緊急事態宣言の解除後に学校が再開し、学校への登校がはじまるにあたり、1年生のママ・パパはどう考えているか意識調査が行われた。

なお本調査は、小学1年生のママ・パパ543人を対象として実施されている。

子どもの「登校デビュー」に不安を抱える親は多い

■登校デビューは約半数のママ・パパが「学校または途中まで付き添う」

集団登校ではない回答者のうち、約半数が学校または途中まで付き添うと回答した。また、近所の友達や兄弟姉妹と一緒の場合を含めると、8割弱が同行する方法を検討している。(集団登校ではないと回答された方を対象に調査)

Q.これから小学1年生のお子さまの登校がはじまりますが、どのように登校させますか?(n=283)

■緊急事態宣言中、約9割が「ほとんど自宅で過ごす生活」

緊急事態宣言中、お子さまは主にどのような生活を過ごしたか問う質問(複数回答可)では、「ほぼ自宅で過ごした(87.7%)」と約9割が外出を控えたことがわかった。

Q.緊急事態宣言中、お子さまは主にどのような生活を過ごしていましたか?(n=543)

■8割が「ひとり歩き」の経験に乏しい

緊急事態宣言中、子どもだけの外出の機会は、「おもに家族と一緒に外出し、ひとりでは外出していない(47.7%)」「ほとんど外出していない(34.4%)」で、ひとりで外出する経験が少ない実態となった。

Q.緊急事態宣言中、小学1年生のお子さまだけで外出する機会はありましたか?(n=543)

■7割が緊急事態宣言中でも学校へのルートをマスターし再開に備える

緊急事態宣言中に学校へのルートを覚えたかという質問では、「完璧に覚えた(33.5%)」「だいたい覚えた(36.5%)」と7割がマスターした結果となり再開に備えていることがわかった。

Q.お子さまは、緊急事態宣言中に、学校へのルートを覚えましたか?(n=543)

緊急事態宣言中、スピードを出す車が増えた?

■8割以上が緊急事態宣言中の交通量の減少を実感

緊急事態宣言中、交通量の減少を8割が実感している。

Q.緊急事態宣言中に交通量が減ったと思いますか?(n=543)

■約半数が緊急事態宣言中に飛ばす車が多いと感じた

緊急事態宣言中、近隣エリアでスピードを出す車が多いと感じた経験が「おおいにあった(13.1%)」「あった(14.4%)」「どちらかといえばあった(12.9%)」と半数近くにのぼった。

Q.緊急事態宣言中に飛ばす車が多いと感じたことはありますか?(n=543)

■6割が自動車(自転車)との事故を心配

登下校中に不安を感じる事は多い順に「新型コロナウイルスによる感染(62.8%)」「自動車(自転車)との事故(57.1%)」「知らない人に声を掛けられる・誘拐(41.4%)」「友人関係・いじめ(37.8%)」「不安は感じていない(10.1%)」となった。

Q.学校が再開されることで、おもに子どもの登下校中において、どのようなことに不安を覚えますか?(n=543)

■7割が交通安全の知識を指導

交通安全の知識を自身で指導しているか問う質問では、「とてもよくしている(32.4%)」「たまにしている(49.4%)」で7割に達し、交通安全の意識の高さがわかった。

Q.登下校や子どもたちで遊びに行く際の交通安全の知識をご自身で指導していますか?(n=543)

子どもの交通安全に関する取り組みで期待すること、1位は「学校や地域の交通安全教室」

■歩行時の注意点、標識の見方など具体的に指導

指導の内容は、歩行する時の位置や標識の見方、交差点の正しい渡り方、車の危険性など、ひとりで歩く際に気を付けるポイントを、具体的に指導していることがわかった。

Q.指導はどのような内容ですか?

<主な自由回答>
・青信号でも左右を確認する、道の端を歩く、狭い歩道での信号待ちの場所
・左右をよく確認する、交差点では少し下がって待つ、幹線道路はひとりで渡ってはいけない
・信号を渡る時は、信号だけでなくクルマが止まったのを確認してから渡る
・耳をすませる。車や自転車、バイクの音が後ろから聞こえたら振り向いて避ける
・歩道を歩いている際に車がでてくる場所や交通が多い曲がり角など危険な場所を注意

■見守りアプリやGPSを活用して対策

ママ・パパと離れて過ごす時間が増えることを見据え、スマートフォンのアプリやGPS機能の活用、防犯ブザーやメール通知機能の設定といった対策を進めていることがわかった。

Q.ママ・パパと離れて過ごす時間を見据えて、子どものためにしてきたこと(したいこと)はありますか?

<主な自由回答>
・スマホを契約、見守りアプリの使用
・登下校時のメールでの通知機能を申し込み
・非常ベルや防犯ブザーを実際に鳴らしてみる
・学校から支給されているGPS機能を登下校に合わせて確認する

■学校や地域の指導にも期待

子どもの交通安全に対して、どのような取り組みに期待するかという質問(複数回答可)では、「学校や地域の交通安全教室(56.7%)」「学級内での担任の指導(53.2%)」「通学路の整備(50.1%)」と半数を超え高い期待が伺えた。

Q.子どもの交通安全を考えて、どのような取り組みに期待しますか?(n=543)

■ママ・パパ自身もドライバー、外出自粛明けの運転「不安」は半数

ドライバーの立場として運転に不安があるかという問いには「おおいにある(16.9%)」「ある(17.5%)」「どちらかといえばある(11.6%)」で、約半数が不安に思っていることがわかった。

Q.ご自身が車を運転する立場として、外出自粛明けの運転に不安はありますか?(n=543)

■8割が交通事故に不安

学校再開にともない交通事故の不安を抱えるママ・パパ。「おおいにある(30.8%)」「ある(34.8%)」「どちらかといえばある(20.6%)」で8割を越え、不慣れな1年生のひとり歩きに不安を抱えていることが判明した。

Q.自粛明けのお子さまの交通事故について不安はありますか?(n=543)

■ドライバーに思いやりを求める声

子どもの通学路を通るドライバーに期待すること(複数回答可)は「余裕をもって運転してほしい(73.8%)」「スピードに配慮してほしい(72.9%)」と高く、「分散登校で時間や曜日が異なることに注意してほしい(35.5%)」「体格に配慮・注意してほしい(39.8%)」は4割にのぼった。

Q.小学1年生のお子さまの通学路を走行するドライバーに期待することはありますか?(n=543)

<主な自由回答>
・自粛後に起こる危険を予想して行動してほしい
・子どもが飛び出して来るかもしれないと思って欲しい

<調査の概要>
調査期間:2020年5月23日~5月25日
調査対象:下記都市部の30~49歳の小学1年生の子どもがいる男女(北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県)※複数の子どもがいる場合、小学1年生の子どもを想定し回答
調査方法:インターネット調査
回答数 :543人

出典元:三井ダイレクト損害保険株式会社
https://www.mitsui-direct.co.jp/

構成/こじへい

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