フィルター掃除の頻度は?
エアコンのフィルターは外から見えないため、汚れていることに気が付きにくいです。ホコリや汚れをため込まないためにも、小まめな掃除を心掛けましょう。掃除の頻度は、どれくらいを目安にしたらよいのでしょうか。
月1回から2回が目安
フィルターを掃除する頻度は、エアコンの使用時間や環境によって異なりますが、月1~2回が目安です。フィルターは汚れやすい上、カビも発生しやすいことから、小まめに掃除しましょう。
2週間に1回程度はカバーを開けて、フィルターがどれくらい汚れているかチェックするのもおすすめです。汚れるペースが分かれば、掃除をする頻度がつかめてきます。
あまり汚れていないようなら、月1回のペースで掃除機をかけつつ、2カ月に1回は水洗いもするとよいでしょう。
自動掃除機能付きでも掃除は必要
エアコンの中には、フィルターの自動掃除機能が付いた機種もあります。自動掃除機能はあくまでお手入れの手間を軽減するための機能であり、掃除をする必要がなくなるわけではありません。
自動掃除機能があっても、フィルターに汚れが残っている場合もあります。定期的にカバーを開けて汚れ具合を確認し、必要に応じて掃除をすることが肝心です。
ダストボックスも小まめにチェックしましょう。ホコリがたまってあふれ出すと、エアコンの内部に侵入して故障することもありえます。
自分で掃除ができないときは?
自分でフィルターの掃除ができない場合は、人の手を借りるのも一つの方法です。家族がいれば家族に頼むのもよいでしょう。頼れる人がいない場合や素人では難しい内部の掃除は、エアコン掃除の専門業者に任せることをおすすめします。
専門の業者にお任せする
フィルターだけでなく、エアコンは内部のアルミフィンやファンなども汚れがたまってしまいます。フィルターは家庭でも丸洗いできますが、エアコン内部の部品は簡単に取り外せません。
エアコン内部の部品を掃除するには、エアコンを解体する必要があります。エアコンの解体には専門的な知識や技術を要するため、専門の業者に任せるのがベターです。
専門の業者に依頼すれば、部品を一つずつ洗浄してくれます。自分では掃除できない頑固な汚れも、隅々まできれいにしてもらえるでしょう。
料金の目安
業者によって料金が異なりますが、エアコン1台につき1~2万円が相場です。自動掃除機能付きの機種は料金が高くなる傾向があります。
オプションもチェックしておきましょう。クリーニング効果を長持ちさせるための『防カビ剤』や『消臭抗菌コート』を塗布するサービスを別料金で実施している業者も少なくありません。
複数台を同時に申し込むと割引になったり、期間限定のキャンペーンがあったりして、お得に利用できる場合もあるのでチェックして見ましょう。
構成/編集部