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記憶力も聴く力もアップする!?日常的なラジオ聴取がもたらす「脳の成長」効果

2020.06.17

皆さんは日常的にラジオを聴いているだろうか? 「百聞は一見にしかず」というように、視覚から情報を得ることの重要性については語られてきているが、聴覚から情報を得ることについてはあまり触れられていない。

そこで株式会社radikoは、ラジオ聴取がもたらす効果を実証すべく、株式会社脳の学校代表の脳科学者・加藤俊徳氏監修のもと1年半かけて実験を行った。今回はその実験の詳細と、そこで明らかになった「脳の成長」に関するデータや考察をお伝えする。

1ヶ月間、毎日2時間のラジオ聴取による「脳の成長」を観察

今回の実証の目的は「ラジオを聴くこと」自体にどのような効果があるのかを明らかにするため。

今まで、ラジオ聴取の効果については

・パーソナリティの声が安心感・信頼感を与え共感を生む
・想像力を掻き立てる
・商品・サービスを思い出させる
・脳の活性化

などの説が多く語られてきたがどれも通説であるため、株式会社脳の学校で代表を務める加藤俊徳氏(以下、加藤氏)が改めて検証を行った。

今回の実験では、日々の経験から樹木のように成長が見られる「脳の枝ぶり」を観察することで実証を行なったという。

18~23歳の男女各4名、計8名の大学生を被験者として、以下のように実験を行った。

・1ヶ月間毎日2時間以上ラジオを聴取(聴取するラジオ番組・ジャンルおよび視聴する場所は自由)
・聴取した番組・時間・場所・内容などの日記を毎日つける

「ラジオを聴く時には言語を映像に変換している」という新たな発見も。

1ヶ月後、MRI脳画像を撮影し「脳の枝ぶり」の変化を観察したところ、今回の実証実験では2つの結果が得られた。

①被験者の8名全員、”記憶系”の脳番地が成長(最大2.4倍の拡大)
②被験者の8名中4名、”聴覚系””理解系”の脳番地も成長(最大2倍の拡大)

記憶系の脳番地の成長が顕著に見られた。これは明らかにラジオを聴取したことによるもので、量的・質的にも成長していることがわかった。また、半数ではあるものの聴覚系・理解系の脳番地の大幅な成長も観察することができたという。

脳の発達が大きいのは幼少期であるが、成人であっても記憶系の成長を促せるということが検証できた。

この結果から、脳科学的には以下のように考察できる。

1:ラジオを聴き続けることで「記憶力」がアップする
2:特に、音から映像情報に変換する回路が強まり、言語記憶だけでなくイメージ記憶が強化される
3:ラジオを聴きつづけることで「聴く力」、すなわち音を脳内処理する脳番地が広く強化される

これについて加藤氏は「(ラジオは映像がないものであるが、)頭の中にイメージを作っているということが驚きや感動であった。これは、耳という入り口から、脳の広い宇宙を強化できるという結果である」と述べた。

ラジオを聴いた際、言語だけの処理ではなく聴き取った言語を映像に変換しているという点が、脳科学的にも新たな発見だったようだ。

ラジオを聴くことはどのような影響をもたらすのか?

では、ラジオを聴くことは具体的に脳にどのような影響をもたらすのだろうか。

ラジオを聴いた際、脳に影響していく回路について以下の図で示した。

特に、3番目の「音から言葉や映像の情報に変換するため、記憶系脳番地にアクセスする」という点が、今回の実験によって新たに明らかになったことだという。

加藤氏「ラジオを聴くと同時に、想像する・考えがふくらむ・話したくなるなどで、記憶だけじゃなく他の番地にも情報が伝達していく。そのため、ラジオ聴取は脳に幅広く影響していくことがわかった」

〈株式会社radikoの業務推進室長 坂谷温氏からのコメント〉

「radikoでは、これからもより多くのラジオを体験していただくために利用できるデバイスを広げ、今よりもっと幅広い番組やコンテンツを届けたい。また、今回のコロナ禍によりラジオに触れる方が急増したことを受け、ラジオの魅力をradikoとしてどのように伝えられるか考えていく。願わくば、これからもradikoでラジオを聴いていただきたい。」

 “ながら聴き”できるラジオは次世代への提案

ラジオのメリットは、耳を傾けるだけで楽しめるという点である。そのため、洗濯物を干したり、洗い物をしたり、料理をしたり…といった家事シーンにはうってつけだ。番組によっては、仕事や勉強をしながらでも楽しむことができる。このように”ながら聴き”ができるメディアのラジオは、忙しない日々を送る現代人の生活スタイルに最も合っているのではないだろうか。

そんなラジオが「脳の成長」を促してくれるというのだから、この実証実験の結果が今までラジオに触れたことのなかった方への良いきっかけになると思う。新たなユーザー獲得に向けたradikoの展望にも期待が高まる。

ラジオはこれからも、私たちの想像力を刺激し続けながら、世界を広げ、心までも豊かにしてくれるはずだ。

取材・文/高橋まりな

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