圧倒的な小型化を実現したエプソンのインクジェットプリンター
エプソンのインクジェットプリンター『SC-PX1VL』『SC-PX1V』は圧倒的なコンパクトサイズと洗練されたデザインで作品づくりの楽しさを提供するモデルだ。
『SC-PX1VL』は、従来機「SC-PX3V」と比べて体積比で約70%に、『SC-PX1V』もこれまでの「SC-PX5VⅡ」と比べて体積比で約68%と、大幅なサイズダウンを図っている。
これによりプリント作業スペースが縮小され、本体サイズの大きさを理由に購入をためらっていた人も、プロセレクションシリーズで本格的な作品づくりを楽しむことができる。
新開発の「UltraChrome K3Xインク」を搭載。最小1.5ピコリットルの微小インクサイズでプリントすることで印刷表面を平滑化し、暗部領域をライトグレーインクでオーバーコートすることで、光沢紙における黒濃度が向上した。また、新たにディープブルーインクを搭載し青の色域を大幅に拡大。これにより、これまで再現が難しかったブルー・バイオレット領域を豊かで繊細な階調で表現する。さらに、フォトブラック、マットブラック含めて、すべてのインクを切り替えることなくシームレスに使用できるようになった。
本体には4.3インチの静電式の液晶タッチパネルを搭載。実際にプリントする作品を表示したり、パソコンで設定したドライバー情報や残りの印刷時間、インク残量などの印刷ステータスなどをワンタッチで画面を切り替えて表示できる。
パソコンで設定したドライバーの印刷履歴を、12作品分まで印刷できる「作品振り返りシート」を搭載。プリント時にドライバーで設定した履歴をプリントすることで、後日、迷うことなく同じ設定でプリントできる。
写真作品づくりをサポートするソフトウエア「Epson Print Layout」に対応。「Epson Print Layout」は、余白の大きさをプレビューを見ながら調整したり、組写真のレイアウトを思いのままに作ることができるアプリケーションで、Adobe PhotoshopやLightroom、ニコン社のViewNX-i、市川ソフトラボラトリー社 SILKYPIXのプラグインとしても使用できる。
また近年、スマートデバイスを使って作品づくりを楽しむ人が増えている。そこで新たにスマートデバイス向けの「Epson Print Layout(iOS用)」を開発、新しい作品づくりのワークフローにも対応予定だ。
構成/ino.