暑い時期が近づいてくると、家庭で楽しめるかき氷機の購入を検討する人も多いでしょう。しかし、さまざまな商品が販売されているため、ポイントを押さえて選ぶことが大事です。かき氷機の選び方や、用途に合わせたおすすめの商品を紹介します。
かき氷機の種類
家庭用として使えるかき氷機は、電動式と手動式の2タイプに大きく分けられます。それぞれの特徴を押さえ、選ぶ際の参考にしましょう。
短時間で簡単に作れる電動式
できるだけ時間をかけずにかき氷を作りたい場合は、電動式がおすすめです。機械に氷を入れ、ボタンを押すだけで、簡単に作れます。女性や子どもが操作する際も、余計な力を加える必要がありません。
電動式のかき氷機は部品が多いため、『手入れに時間がかかりやすい』のがデメリットです。楽に作れる反面、メンテナンスに手間や時間を要します。
コンセントタイプの商品は、使える場所が限られることにも注意が必要です。屋外での利用を考える場合は、場所を選ばずに使える電池タイプを選びましょう。
作る楽しさを味わえる手動式
出来上がるまでのプロセスを楽しみたい場合は、手動式が適しています。ハンドルを回して氷を削り、子どもと一緒にかき氷作りの雰囲気を楽しめるでしょう。
電源を必要としないため、場所を問わず使えることも魅力です。バーベキューやキャンプなど、アウトドアに使用するかき氷機は、手動式が向いています。
電動式と比べ、簡単な構造となっているため、リーズナブルな商品が多いです。低価格にこだわるなら、手動式をメインに検討しましょう。
デメリットとしては、本体サイズの大きい商品が多いことや、氷を削る際に力と時間を必要とすることが挙げられます。
かき氷機を選ぶポイントは?
家庭用かき氷機は、さまざまな種類の商品が販売されています。どのような点に注目して購入すればよいのか、選び方のポイントを確認しておきましょう。
使える氷の種類
かき氷機で使える氷には、冷凍庫の製氷機で作る『バラ氷』と、かき氷機専用の容器に水を入れて作る『ブロック氷』の2種類があります。
ふわふわした食感のかき氷を味わいたいなら、ブロック氷で作れるかき氷機がおすすめです。バラ氷で作ったかき氷では出せない食感を楽しめるでしょう。
ただし、ブロック氷を作る際は、冷凍庫に容器を入れるスペースが必要です。氷ができるまでに時間がかかるため、食べたいときに氷ができていない状況も考えられます。
一方、バラ氷に対応しているかき氷機なら、いつでもすぐにかき氷を作れます。2種類の氷があることを意識し、メリットを比較して選ぶことがポイントです。
1回に作れる量
かき氷機は、作れる量に大きな差があります。主な利用シーンをイメージし、1度にどのくらいの量を作りたいか考えることも重要です。
自宅で家族の分を少しずつ作るなら、ハンディタイプの商品がおすすめです。サイズが小さいため、キッチンに置いたまま保管できます。
アウトドアシーンで大人数へ向けて利用する場合は、1回に大量のかき氷を作れる商品を選びましょう。
この場合、サイズが大きめになるため、保管場所に気を付けなければなりません。オフシーズンの間に収納するスペースを考慮し、大きさを決める必要があります。
刃の調整機能
ふわふわとした口どけのよいかき氷を作るためには、氷の種類だけでなく刃の角度にこだわることも重要です。
かき氷機には、刃の角度を調整できる機能が備わっているものもあります。刃の角度を調整することで、お店で提供されるようなふわふわした食感のかき氷を作れます。気分により、シャリシャリした食感と作り分けることも可能です。
調整機能と併せて、刃の性能や耐久力、交換可能かといったこともチェックするとよいでしょう。ステンレスのような錆びにくい材質なら、長く愛用できます。
デザイン
近年販売されているかき氷機の中には、デザインにこだわっている商品も数多く見られます。
子どもと一緒にかき氷作りを楽しんだり、大勢の人数が集まるパーティーやキャンプなどで使ったりする場合は、見た目でも喜ばれる商品を選ぶとよいでしょう。
子ども向けのかわいいデザインや、大人向けのシックなデザインのほか、昭和の時代を感じさせるようなレトロなデザインの商品も人気です。
かき氷機には、おいしいかき氷を作る要素と併せて、『作る』こと自体を楽しむ要素も含まれているといえます。デザインにもこだわって、商品を探してみましょう。
手軽さが魅力の電動式かき氷機
スイッチを押すだけの簡単操作でかき氷を作りたいなら、電動式がおすすめです。売れ筋の人気商品を、以下でチェックしましょう。
コンパクトに収納できる ラドンナ「Toffy 電動かき氷器」
『ラドンナ』が展開する『デザイン家電Toffy』シリーズから、スイッチを押すだけで簡単においしいかき氷が作れる『電動かき氷器』を紹介します。
シャリシャリ食感のほか、付属の製氷カップで作った氷を使えば、ふわふわした食感も楽しめます。自宅で作れるバラ氷は、シャリシャリ食感のみ対応可能です。
使用後は、本体を取り外してスタンド内部に収納できます。コンパクトにまとまるため、オフシーズンの収納場所にも困らないでしょう。
2種類の食感に合わせて、おしゃれでおいしいかき氷が作れる、オリジナルレシピブックが付いていることも魅力です。毎回違った作り方でかき氷を楽しめます。
- 商品名:Toffy 電動かき氷器
- 公式サイト:商品はこちら
冷凍フルーツも削れる ドウシシャ「電動ふわふわとろ雪 かき氷器」
冷凍フルーツを使用したレシピ付きの『電動ふわふわとろ雪 かき氷器』は、専用カップで作った氷のほか、市販の冷凍フルーツも削れる電動式かき氷機です。
付属品として、製氷カップMサイズ1個と、製氷カップハーフサイズ2セット(4個)が付いています。バラ氷は使用できません。
シンプルに楽しみたいときはMサイズ、2種類の味をミックスさせたいときはハーフサイズと、使い分けて楽しめることが魅力です。
味を付けた氷と冷凍フルーツを使えば、さらにアレンジを広げられるでしょう。刃の高さを調整することで、氷や冷凍フルーツの削り具合も調整できます。
- 商品名:電動ふわふわとろ雪 かき氷器
- 楽天:商品はこちら
お手入れもしやすい 山善「電動ふわふわかき氷器 ミルスノー」
ふわふわの台湾風かき氷から、昔ながらのシャリシャリかき氷まで、好みにより作り分けられる『電動ふわふわかき氷器 ミルスノー』を紹介します。
ワンプッシュで簡単に氷を削れる、操作性の高さが魅力です。大きめの製氷カップが2個付属しており、開閉口が広いため、作った氷を楽に入れられます。
部品は簡単に分解でき、全て水洗いできるお手入れのしやすさもうれしいポイントといえるでしょう。
アレンジの幅を広げられる、専用レシピブックが付属しています。お店顔負けのかき氷作りに、自宅でチャレンジできる商品です。
- 商品名:電動ふわふわかき氷器 ミルスノー
- Amazon:商品はこちら
置き場所に困らないハンディかき氷機
コンパクトなスタイルでどこにでも置いておける、ハンディタイプの商品を紹介します。少量のかき氷を手軽に作りたい場合にも便利です。
二つの食感が選べる ツインバード「フローズンスイーツメーカー」
『大人のためのかき氷器』と銘打たれた『フローズンスイーツメーカー』は、燕三条製の刃を使用し、ふわふわ・シャリシャリの食感が両方楽しめるかき氷機です。
専用の製氷カップで作った氷と、自宅で作ったバラ氷が使用できます。冷凍フルーツを使えば、フローズンスムージーを作ることも可能です。
スリムなスティックタイプで、置き場所に困りません。キッチンが手狭でも、作りたいときにサッと使えます。
付属のフローズンレシピには、リキュールなどお酒を使ったメニューも掲載されています。夜に食べても体にやさしいメニューもあり、甘いものが好きな女性におすすめです。
- 商品名:フローズンスイーツメーカー
- Amazon:商品はこちら
軽くて持ちやすい FUKAI「電動かき氷器 ハンディタイプ」
本体重量700gの軽量さが魅力的な電動式かき氷機が、『FUKAI』の『電動かき氷器 ハンディタイプ』です。
軽いだけでなく、持ち手部分が手にフィットする形状に設計されているため、子どもや女性でも気軽に利用できます。
専用のケースで作った氷のほか、バラ氷も使用可能です。氷を入れてボタンを押すだけで、1~2名分のふわふわかき氷を手軽に作れます。
安全装置が搭載されており、正しくセットされていなければ作動しないため、小さな子どもでも安心して使用できます。
- 商品名:電動かき氷器 ハンディタイプ
- Amazon:商品はこちら
操作が簡単 ドウシシャ「大人のふわふわかき氷器 コードレス」
『ドウシシャ』が提供する『大人のふわふわかき氷器 コードレス』は、ワンプッシュで簡単に操作できる、バラ氷専用の商品です。
スマートなハンディタイプで、皿の上やグラスなどへ手軽に削れます。ボタンを押している間のみ作動するため、量の調整も簡単です。
氷の状態に合わせて刃の高さを調節すれば、シャリシャリ氷からふわふわ氷まで、氷の粗さを好みで変えられます。
付属の『大人の贅沢氷レシピ』を見れば、パスタやモヒートなど、デザート以外のメニューにもチャレンジできます。
- 商品名:大人のふわふわかき氷器 コードレス
- Amazon:商品はこちら