スマートフォンで音楽を聴いている最中に電話がかかってくると、マイクなしイヤホンの場合通話のためにイヤホンを外さなければならない。しかしマイク付きイヤホンがあれば、イヤホンを外さずにそのままスムーズに通話ができる。ハンズフリーでいられるので、作業中など手が離せない時にも便利だ。本記事では、マイク付きイヤホンの便利な使い方や選び方を紹介する。
両手がふさがっていてもOK! マイク付きイヤホンの使い方
マイク付きイヤホンがあれば、両手が空くので、パソコン作業をしながらでもランニング中でも通話ができる。スマートフォンを耳に当てる必要もないため、画面を見ながらの通話も可能。アプリを使っている時などに便利だ。
また、マイク付きイヤホンにはリモコンが搭載されている機種も多く、ポケットやカバンから端末を取り出さず電話に出たり、音量調節できる。商品によってはスマートフォンのカメラの遠隔操作が可能なものまである。
ゲームに特化した「ゲーミングイヤホン」にもマイク付き製品がある
ゲーミングイヤホンは、ゲームの迫力やリアリティをより楽しむことに特化したイヤホンだ。サウンドバランス調節機能により、効果音やBGMを聞き取りやすくしたり、ゲームのジャンルや好みに合わせて音質を調節できる。そんなゲーミングイヤホンの中にも、マイク付き製品がある。ゲームをしながら遊んでいる仲間とボイスチャットをする時に便利だ。
【参考】敵の位置を正確に予測できる!3D ReCutting機能を搭載したJabezのシューティングゲーム用イヤホン「GAMO」
ちゃんと音を拾ってくれる? イヤホンマイクのマイク性能
イヤホンに付いているマイクの性能は、商品によって異なる。音楽鑑賞がメインでマイクはあまり使わないなら重視しなくてもよいが、主な使用目的が通話ならば、マイク性能の良いものを選ぼう。中には、雑音を軽減してクリアなステレオ通話ができるイヤホンもある。
スカイプなどPCでのオンライン通話に適したマイク付きイヤホンの選び方
スカイプなどのオンライン通話にマイク付きイヤホンを使う場合は、通話性能の良さと通信の安定性に気をつけたい。相手の声をしっかり聞き取り、こちらの声もクリアに拾ってもらうために、双方向ノイズリダクション機能が付いているものが良い。製品にもよるが、遅延が起こりにくいのは有線タイプ。無線タイプならロングバッテリータイプを選ぼう。
マイク付き有線イヤホンの選び方
有線タイプのマイク付きイヤホンは、マイクの位置が口元に近いものを選ぶとノイズが入りにくい。ノイズキャンセリング機能が付いているとなお良い。ここからは、マイク付き有線イヤホンのおすすめ製品を紹介する。
遮音しながらアナウンスも聞き取れるおすすめマイク付き有線イヤホン「TaoTronics TT-EP002 ノイズキャンセリングイヤホン」
TaoTronicsの「TT-EP002 ノイズキャンセリングイヤホン」は、高いノイズキャンセリング効果に定評がある。駅のアナウンスなど聞き逃したくない情報がある場合には、ボタン1つでモニタリングモードに切り替えられる。ノイズキャンセリング機能は、1回充電すれば最大で15時間使用可能。
真鍮で鮮やかな音を再生するおすすめマイク付き有線イヤホン「ソニー MDR-EX650AP」
ソニーの「MDR-EX650AP」は、インナーイヤー型のマイク付きイヤホン。ハウジングと音導管に真鍮(しんちゅう)が採用されており、鮮やかなサウンドを再現する。装着性にも優れ、耳から落ちにくい。真鍮の質感を生かしたデザインは高級感がある。
【参考】ソニー公式サイト製品詳細ページ
遮音性の高いおすすめマイク付き有線イヤホン「SHURE SE425」
SHURE(シュア)の「SE425」は、遮音性の高いマイク付きイヤホンだ。弾力性のあるイヤパッドは耳へ快適にフィットし、周囲のノイズをカットする。高精度ドライバー搭載で、臨場感あふれるサウンドを再現。「ビジュアルグランプリ2020 ライフスタイル分科会」受賞で、そのデザインも人気だ。
なお「SE425」はケーブル着脱式なので、有線/ワイヤレスを使い分けることができる。ワイヤレスはBluetooth 5.0 対応で、接続も安定している。
マイク付きBluetoothイヤホンの選び方
Bluetooth対応のマイク付きイヤホンは、ケーブルがないため扱いやすく収納もしやすいが、充電切れには注意が必要だ。また、Bluetooth対応のイヤホンには、両耳タイプに装着するタイプと片側で装着するタイプがある。両耳タイプは左右の耳で聴くことで音が立体的になるため、音楽鑑賞に向いている。一方、片側で装着するタイプは周囲の音に注意が必要な場合に便利だ。
【参考】防水、片耳、スポーツ、低価格、Bluetoothイヤホンの機能別おすすめモデル9選
Bluetooth対応マイク付き片側の耳に装着するイヤホン「Glazata H-EC200-1」
Glazataの「H-EC200-1」は、片側の耳に装着するタイプのマイク付きイヤホン。260mAhの大容量バッテリーで、30時間の連続通話が可能だ。ノイズキャンセリング機能搭載で、無線でも音がクリアに聞こえ、通話にストレスがない。人間工学に基づいた設計により、快適な装着感を実現する。USB・車載充電器・充電プラグで充電できる。
【参考】Amazon製品詳細ページ
防水性のあるBluetooth対応マイク付きイヤホン「YIHAI S5」
YIHAIの「S5」は、水洗いできるほどの高い防水性能を持つイヤホンだ。ノイズキャンセリング機能搭載でBluetooth5.1を採用しているため、有線にも劣らない安定したクリアな音質を楽しめる。本体はわずか3.4gで付け心地も快適。耳元で音量調節や音楽の再生・一時停止などの操作ができる。
【参考】Amazon製品詳細ページ
ハイレゾ級の音質! Bluetooth対応マイク付きおすすめイヤホン「ソニー WF-H800」
ソニーのマイク付きイヤホン「WF-H800」は、ワイヤレスにもかかわらずハイレゾ級の音質を実現。Bluetooth信号を左右同時に伝送することで、接続性も安定している。人間工学に基づいた「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」採用で、快適な装着感。両耳装着だけでなく、片側のみでも使用できる。
【参考】ソニー公式サイト製品詳細ページ
スマートフォンを取り出さず通話できるマイク付きイヤホン。街中でも使用する光景が珍しくなくなってきた。音楽鑑賞を楽しむなら、両耳タイプで高機能のモデルを選ぼう。通話がメインならば、収納の簡単な片側装着タイプがおすすめ。マイク性能のチェックも忘れないようにしたい。
※データは2020年5月上旬時点での編集部調べ。
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※Bluetoothは米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
文/ねこリセット