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入社1、2年目の会社員に聞く目標にしたい先輩像と職場にいるガッカリな人

2020.05.31

社会人1年目と2年目は何にどの程度「お金」を使い、どのような仕事観・将来設計を持っているのだろうか?

そんな社会人1年目と2年目の意識調査がこのほど、ソニー生命保険株式会社により、2020年春から働き始める社会人1年生、または、就職してから1年が経つ社会人2年生で20~29歳の男女に対象として、3月4日~3月9日の期間に実施された。

社会人1年生が考える初任給の使いみち「貯蓄」が6割弱

2020年の春から働き始める社会人1年生500名と、就職してから1年が経つ社会人2年生500名を対象に、お金の使い方や貯蓄・収入に関する意識や実態について尋ねる調査が行われた。

社会人1年生(500名)を対象に、初任給はどのようなことに使いたいか尋ねる調査が行われたところ、「貯蓄に回す」(58.2%)が最も高くなった。

“初めての給料は貯蓄に”と考えている社会人1年生が多いようだ。以降、「生活費(食費など)に充てる」(40.6%)、「親への贈り物を買う」(34.2%)、「自分にちょっと良い物を買う」(32.4%)、「親をご馳走につれていく」(28.4%)が続いた。

では、昨年春から働き始めた人は、初任給をどのようなことに使ったのだろうか。

社会人2年生(500名)を対象に、初任給はどのようなことに使ったか尋ねる調査が行われたところ、「貯蓄に回す」(40.8%)が最も高く、次いで、「生活費(食費など)に充てる」(37.6%)、「自分にちょっと良い物を買う」(28.8%)、「親への贈り物を買う」(25.2%)、「親をご馳走につれていく」(22.2%)となった。

社会人1年生と2年生の回答を比較すると、「貯蓄に回す」(社会人1年生58.2%、社会人2年生40.8%)は、社会人1年生のほうが17.4ポイント高くなった。(図1)

(図1)

社会人1年目に「身だしなみ」にかけた金額の平均は4.9万円、女性では5.3万円

社会人1年目の生活では、どのようなお金の使い方をしていたのだろうか。社会人2年生(500名)を対象に、社会人1年目の生活でかかったお金について尋ねる調査が行われた。

≪身だしなみ(スーツ・化粧品など)≫にかかった金額について尋ねる調査が行われたところ、平均額は48,949円となった。男女別にみると、平均額は男性44,550円、女性53,348円と、女性のほうが8,798円高くなった。

≪自己投資(セミナー参加、書籍購入など)≫にかかった金額について尋ねる調査が行われたところ、平均額は20,706円となった。男女別にみると、平均額は男性19,516円、女性21,896円と、女性のほうが2,380円高くなった。

また、≪プライベートな付き合い・交際≫にかかった金額の平均額は177,130円となった。男女別にみると、平均額は男性169,947円、女性184,312円と、女性のほうが14,365円高くなった。

≪実家に入れた金額≫の平均額は111,022円となった。男女別にみると、男性114,220円、女性107,824円と、男性のほうが6,396円高くなっていた。(図2)

(図2)

社会人1年目の生活で貯蓄した金額 「100万円以上」が2割強、平均額は45万円

社会人2年生(500名)を対象に、社会人1年目の生活で貯蓄した金額について尋ねる調査が行われたところ、「10万円~20万円未満」(25.0%)や「100万円以上」(22.4%)に回答が集まった。

一方、「0円」(16.6%)にも回答がみられた。100万円という大台に達した人が2割強になる一方で、全く貯蓄に回すことができなかったという人も少なくないようだ。平均額は45万円となった。(図3)

(図3)

また、30歳時点の目標貯蓄額について尋ねる調査が行われたところ、「1000万円~2000万円未満」(20.8%)や「500万円~600万円未満」(18.6%)に回答が集まり、平均額は614万円だった。(図4)

(図4)

社会人2年生が考える30歳時点の目標年収額 平均額は男性535万円、女性445万円

社会人2年生は、将来の収入について、いくらくらいを目標にしているのだろうか。

社会人2年生(500名)を対象に、30歳時点の目標年収を尋ねる調査が行われたところ、「300万円~400万円未満」(22.2%)や「500万円~600万円未満」(21.4%)に回答が集まり、平均額は490万円だった。

男女別にみると、平均額は男性535万円、女性445万円と、男性のほうが90万円高くなった。(図5)

(図5)

社会人1年生・2年生が結婚したい年齢の平均は30歳、子どもを持ちたい年齢の平均は32歳

全回答者(1,000名)を対象に、結婚、マイホーム購入などのライフイベントを達成する年齢について、計画を立てているか尋ねる調査が行われた。

≪結婚≫について計画を立てている人は58.4%、≪出産(第一子の誕生)≫では52.2%、≪マイカー購入≫では32.8%、≪マイホーム購入≫では35.5%、≪リタイア生活≫では47.4%となった。(図6)

(図6)

それぞれのライフイベントについて、達成する年齢の計画を立てている人を対象に、何歳くらいまでに達成する計画を立てているか尋ねる調査が行われた。

平均年齢をみると、≪結婚≫は29.8歳、≪出産(第一子の誕生)≫は32.0歳、≪マイカー購入≫は30.7歳、≪マイホーム購入≫は36.0歳、≪リタイア生活≫は60.8歳となった。

男女別にみると、平均年齢は≪結婚≫では男性30.2歳、女性29.4歳、≪出産(第一子の誕生)≫では男性32.9歳、女性31.2歳と、女性のほうがやや低い傾向がみられた。(図7)

(図7)

「最初に就職する会社で定年まで働きたい」社会人1年生の3人に1人

全回答者(1,000名)を対象に、最初に就職する(した)会社で、どのくらいの間働いていたいか尋ねる調査が行われたところ、社会人1年生では「定年まで働きたい」(31.6%)が最も高くなった。

他方、社会人2年生では「すでに辞めたい」(23.4%)が最も高くなった。社会人2年生には、実際に1年間働いた結果、最初の職場で働き続ける気持ちがなくなってしまったという人が少なくないようだ。(図8)

(図8)

社会人2年生が入社後に感じた“悪い意味”でのギャップ 1位「給与・ボーナス」2位「残業時間」

社会人2年生(500名)を対象に、職場のイメージのギャップについて尋ねる調査が行われた。

まず、入社前のイメージと“いい意味”でのギャップを感じたことを尋ねる調査が行われたところ、「休暇の取りやすさ」(28.2%)が最も高く、次いで、「職場の雰囲気」(21.2%)、「先輩・上司との人間関係」(18.6%)、「福利厚生」(17.0%)、「同期との人間関係」(16.4%)となった。

勤続意向別にみると、「休暇の取りやすさ」(勤続意向がある人32.1%、すでに辞めたい人15.4%)や「職場の雰囲気」(勤続意向がある人24.5%、すでに辞めたい人10.3%)では、勤続意向がある人のほうが10ポイント以上高くなっていた。(図9)

(図9)

他方、入社前のイメージと“悪い意味”でのギャップを感じたことを尋ねる調査が行われたところ、「給料・ボーナス」(31.2%)が最も高く、次いで、「残業時間」(22.8%)、「先輩・上司との人間関係」(19.0%)、「仕事量」(18.6%)、「仕事のやりがい」(17.4%)となった。

最初の職場をすでに辞めたいと考えている人の回答をみると、「給料・ボーナス」と「残業時間」(どちらも34.2%)が最も高く、「仕事のやりがい」(26.5%)が続いた。入社前に考えていたよりも給料が少なかったり、残業時間が長かったりしたことが、退職を意識する要因になっている可能性がある。(図10)

(図10)

“スマホやタブレットでメモ”は社会人1年生・2年生の7割半が「アリ」と回答

社会人1年生・2年生が考える“社会人としての常識”とは、どのようなものなのだろうか。

全回答者(1,000名)を対象に、職場での行動について、それぞれ社会人として「アリ」だと思うか、「ナシ」だと思うか尋ねる調査が行われた。

まず、≪メモをスマホやタブレットでとる≫ことは「アリ」だと思うか、「ナシ」だと思うか尋ねる調査が行われたところ、「アリ」は73.5%、「ナシ」は26.5%となった。スマホやタブレットをメモ代わりに使うことに対しては、肯定的な人が多いようだ。

男女別にみると、「アリ」と回答した人の割合は男性では77.6%と、女性(69.4%)と比べて高くなった。(図11)

(図11)

次に、≪遅刻・欠勤連絡をメールやLINEでする≫ことは「アリ」だと思うか、「ナシ」だと思うか尋ねる調査が行われたところ、「アリ」は63.4%、「ナシ」は36.6%となった。電話ではなくメールやLINEで遅刻・欠勤連絡をしてもよいと考える人が多数派だった。(図12)

(図12)

≪遅刻・欠勤連絡を親にしてもらう≫では、「アリ」が13.1%、「ナシ」が86.9%となった。大多数の人が遅刻・欠勤の連絡を親に頼ることは社会人としてNGだと考えている一方で、問題はないと考えている人が少なくないこともわかった。(図13)

(図13)

≪先輩からおごってもらえると思って財布を出そうとしない≫では、「アリ」が19.2%、「ナシ」が80.8%となった。

男女別にみると、「ナシ」と回答した人の割合は男性73.6%、女性88.0%と、男性と比べて女性のほうが14.4ポイント高くなった。女性には、“おごってもらえることが当たり前”と考えて財布を出そうともしないことは、マナー違反ととらえている人が多いようだ。(図14)

(図14)

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