
パパの育休取得期間は「1日~1週間程度」が多数
厚生労働省が平成30年度に発表した男性の育児休業取得率は6.16%。政府は「2020年までに男性の育児休業取得率13%」を目標として掲げていたが、現状はまだまだ低迷が続いており、男性が育休を取得しやすい環境づくりの推進が求められている。
そんな中、ベビーカレンダーが3,239名のママ・プレママに男性の育休取得についてどう思うか質問したところ、約46.7%のママが「とても賛成」、約33.4%のママが「まあ賛成」と回答している。
実際にパパに育休を取得してほしいと思うか(思っていたか)を質問したところ、約37.1%のママが「とてもそう思う(思った)」、約27.4%のママが「まあそう思う(思った)」と回答。約6割のママがパパに育休を取得してほしいと思っている(思っていた)ことがわかった。
実際にパパが育休を取得したと回答したママに、パパは育休を取得するにあたり、育児・介護休業法で定められた「育児休業制度」を利用したかどうか質問したところ、60.8%が「育児休業制度を利用した」と回答した。
「制度は利用せずに、有給休暇や会社が独自に設けている特別休暇を利用した」という家庭は33.7%。「その他」の回答の中には、「育児休業制度と有給休暇や会社独自の特別休暇を組み合わせて取得した」という家庭もあった。
続いて、パパの育休取得期間を尋ねたところ、最も多かった回答は「1日~1週間程度」(45.1%)、次に多かった回答は「2週間~1カ月間程度」(30.6%)という結果に。パパが半年間以上の育休を取得した家庭は11%にとどまった。
育児休業制度では、原則として子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで育休を取得することができるが、制度の利用者は多い一方で、1年間の育休を取得したパパは少ないことが判明した。
調査対象:ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2020年2月1日(土)~2020年2月3日(月)
調査件数:3,239件
構成/ino.