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日本茶にハーブやスパイスを加えたら?静岡の茶師が伝授する目からウロコのアレンジレシピ

2020.05.31

新型コロナウイルス感染対策により、自宅で過ごす時間が増えている。そんな中、お茶のもつ可能性を拓く、静岡発のプロジェクトの「茶事変」(運営:するが企画観光局)は、外に出られないストレスや不安感を少しでも和らげるのに役立つ「茶葉から淹れるお茶」の魅力を発信している。

今回は、自宅で楽しめる「日本茶アレンジレシピ」2品を紹介したい。レシピを考案した「茶事変」プロジェクト主要メンバーで、富士山まる茂茶園五代目の本多茂兵衛氏にお茶の楽しみ方を聞いた。

これだけは知っておきたい!日本茶の技法「合組」とは

レシピ紹介の前に、日本茶の伝統的な技法である「合組(ごうぐみ)」を押さえておきたい。

「合組とは『ブレンド』のことです。ブレンドと言うと『混ざる、混ぜる』という意味ですが、合組は『一つを生み出すという目的で、合わせて組む』ことを指します。例えば、静岡、鹿児島、高知のお茶を合わせて組むことで、今までにない新しい味わいの一つのお茶を生み出すということです」

実は、普段飲んでいる緑茶のほとんどは日本各地のお茶が「合組」されたものである。本多氏は、お茶にハーブやスパイスなども混ぜて、この伝統的な合組を更にアップデートさせた「合組-GOGUMI-」を富士山まる茂茶園で提供している。

「お茶にハーブやスパイスを加えることで、お茶に興味がなかった人にも楽しんでもらいたいこと、さらにゲスト参加型のものをやりたいと思っていました。小さいころから料理が好きでハーブの本も読んでいたので、お茶と組み合わせる抵抗感はありませんでした」

日本茶は実はアレンジ自由自在! 合組にアレンジを加えることの魅力とは?

日本一の茶の生産地・静岡で昔から伝わる技法を更に進化させた「合組-GOGUMI-」の魅力を聞いた。

「『合組 -GOGUMI-』は、世界にたった一つの、自分のお茶がその場でできることが最大の魅力です。ベースにしているお茶も、そのまま飲んでも美味しいほうじ茶、紅茶、深蒸し煎茶など6種類ほど用意しています。また、レモン、ハイビスカス、マリーゴールドなどのハーブやスパイスも8種類ほど用意し、ゲストの好みやライフスタイル、健康状態を聞きながら自在に合わせたオリジナルレシピを作ります。最後には、お茶の名前もつけてもらいます」

組み合わせるものによって香りがすぐ出るもの、ゆっくり出るもの、持続するものなどが異なるため、一煎目、二煎目と味や香りが変化するのを楽しめることも醍醐味だ。

「合組 -GOGUMI-」はゲストから大好評で、友人同士やカップルで来る人が多いという。「世界に一つの自分だけのお茶を作る」という特別感は何ものにも代えがたい。

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