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今すぐ実践できる!年収1000万円プレーヤーの家庭に共通する5つの特徴

2020.05.29

ポストコロナ時代になり、これから、ますます「格差」が開いていくことが予想される。

情報、教育、健康、人間関係……コロナ禍は今まで“見なかったこと”にしていた「格差」を浮き彫りにしたが、中でも大きく開いたのは、仕事と収入ではないだろうか。

コロナ禍中に推奨された在宅ワークで表面化したのは、仕事がデキる人とデキない人との差だ。在宅ワークでの評価はどうしても成果主義に偏ってしまう。

東京商工リサーチが4月23日~5月12日に行ったインターネット調査では、回答があった2万1408社のうち、55.9%の企業が在宅勤務やリモートワークを導入したという。

在宅ワークにおいて、企業側は稼げる人と稼げない人を選別したと考えられる。今後、想定される大不況と解雇をサバイバルするには、どうすればいいか。さまざまな手が考えられるが、一番手っ取り早いのは「片づけ」だ。

『お片づけ習慣化コンサルタント』として、約10年間、多くの企業や個人宅の片づけを行っている西﨑 彩智さんは、「家を片付けると、年収は上がる」と言い切る。

「成功している経営者、ビジネスパーソン、著名人……今まで1000人以上の成功者と言われる人の家を見てきましたが、年収1000万円以上の人が住む家には、共通点があります」(西﨑さん 以下「」内同)

早速、その共通点を教えていただいた。

ルーティンを考えたモノの配置

年収1000万円以上の人は、ルーティンを考えて、モノを配置している。

「着る服、食べる物などがある程度決まっており、何がどこにあるか見てわかるように配置されています。いい仕事に必要なのは、“決断すること”です。これはとてもエネルギーを要します。そこでを、朝、何を着るか迷ったり、何を食べるか考えることでエネルギーを消費することがないのです」

探し物で時間を浪費しない

OA機器レンタルやオフィス用品販売で知られる大塚商会が行なった調査によると、ビジネスパーソンは勤務中の探し物に年間約150時間も費やしている。

「年収1000万円以上の人は、そもそも、ものが少なく、定位置にあり、自分の動線に合わせて収納場所が決まっています。もちろん、家族も何がどこにあるか把握できている。だから探し物をする時間がゼロに等しいのです」

朝から探し物をすることで、イライラして家族に当たり、家を出るのが遅くなり遅刻することなど皆無なのだ。

小さなゴミ、壊れたもの、使っていないものがない

「洗面台の汚れ、壁のシミ、欠けた茶碗、使っていない調理家電……そういうものが家にないことが特徴的です。これらのものは見るたびに、『いつか掃除しなくては』とか、『あ~うっかり壊してしまった、買ってしまった』などの負の感情を起こします。そこをプラスの気持ちに持って行くのに、エネルギーが必要。常に気持ちが前を向いていられるように、環境を整えているのです」

床にものがない

年収1000万円以上の人の家には、床に物がない。

「床面積と収入は比例する(床に接しているのは家具の足のみ)というデーターが、ドイツのハウスクリーニング会社が発表していますが、その通りだと感じています。また、床や棚にものが多く、避けないと掃除がしにくい。床にものがあることで家具の移動ができず、部屋の隅にホコリも溜まります。家の掃除が行き届いていないと、カビやハウスダストなどが原因で体調不良になりがち。ここで健康格差も開いていくのです」

健康格差が開く、キッチンの清潔さ

食を司るキッチンにものが多いと、不潔だったり、作業効率が悪くなったりするほかに、健康格差が開く。

「食事に対する意識を高めるには、キッチンを清潔にすることです。ある人は、キッチンを片付けただけで、肥満や体調不良が解消しました。食事の準備や片づけがスムーズにできるので、食事の質が上がり、健康になるのです。外食の回数が減ることや、食品や冷蔵庫の在庫管理ができることから買い物にかける時間も減り、無駄な出費が抑えられます」

●西﨑さんがコンサルしたキッチンの例

何年も使っていないものがため込まれていたキッチン。何かを取り出そうとすると、雪崩を起こしており、そのストレスもひどかったという。

コンサル後のキッチン。頻繁に使うものだけ残した。「思い出があるもの、大切なものは、別の場所に保管しました。無理に捨てるのではなく、生活動線に置かないことが大切なのです」(西﨑さん)

以上が年収1000万円以上の人が住む家の特徴だ。時間やお金、そしてストレスによるエネルギー消費のロスを減らし、目的に向かって集中する環境づくりがカギを握っていることがわかる。

「年収が多いことが幸せなのか……という疑問を持つ人もいますが、やはり裕福な家は幸せです。まさに、“金持ち喧嘩せず”です。時間、お金の余裕は、心の余裕を生み出します。ですから、トラブルも圧倒的に少ない。これから、コロナ不況がやって来ます。すると、お金がないことによる言い争い、暴力などが表面化し、離婚などの家庭不和も予想されます。そうならないために最初にできることは、片づけです。できることから始めてください」

まずは、欠けた食器や、気に入らないものを処分することから始めてみてはいかがだろうか。ストレスがない環境を整えると、年収だけでなく、人生の満足度も上がるのだ。

お話を伺ったのは……

西﨑 彩智さん
お片づけ習慣化コンサルタント(株)『Homeport』代表取締役。
1967年 岡山市出身。大学卒業後、大手住宅会社でインテリアコーディネーターになる。結婚を機に退職し、専業主婦に。一女一男の母として約 20 年過ごすも、パートナーのリストラから夫婦関係に亀裂が生じ離婚。生活のために再就職し仕事と家事の両立を図る中、住宅会社勤務時代の経験を活かし、独自の《ママひとりが頑張らない片づけメソッド》を構築する。講座『家庭力アッププロジェクト』を東京・横浜・大阪・福岡で開催し約350名の女性を育成。起業や個人のコンサルを行い、多くの人を成功に導いている。

取材・文/前川亜紀

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