みんなが意識して行動していることは?「エコ活動・SDGsに関するアンケート調査」
最近、エコ・環境問題として「フードロス」「廃プラスチック」「エシカル消費」などが取り上げられることが増えてきた。
そこでカルチュア・コンビニエンス・クラブは18~69歳の男女1,504名に『エコ活動・SDGsに関するアンケート調査』を実施。
調査の結果、「エコ・環境問題に関心がある」と回答した人は79.3%となり、非常に多くの人が環境問題に対しての意識が高いことが明らかになった。
性・年代別にみてみると、「関心がある」と回答をした人が最も多かったのは50~60代の男性、一方最も低かったのは10~20代の女性で22.2%となっている。
関連する言葉の意味をどのくらい理解しているのかを「エシカル消費」「SDGs」「ESG投資」「サステナビリティ」「廃プラスチック問題」「フードロス(食品ロス)」について聞いたところ、「内容まで詳細に知っている」「内容をある程度知っている」との回答が多い上位から、「フードロス」(74.3%)、「廃プラスチック」(62.0%)、「サステナビリティ」(18.2%)、「SDGs」(14.6%)、「「ESG投資」(7.2%)、エシカル消費」(5.4%)との結果となった。
「SDGs」は10~20代においての認知度が高く、「廃プラスチック問題」は50~60代における認知度が高く、年代における認知の差が見てとれる。
「ごみ捨て」以外のエコ活動として、意識して行動をしていることが何であるかを複数選択で聞いたところ、半数以上の人が意識して行動している項目の上位から、「水を流しっぱなしにしない」(70.3%)、「食べ残しはしないようにする」(69.6%)、「電気をこまめに消す」(66.7%)、「詰め替え可能な商品を買う」(64.8%)、「使い古しのタオルなどはぞうきんにして使う」(59.7%)との回答となった。
この意識した行動においても、50~60代の女性はほとんどの項目が全体平均よりも高く、最も高かった項目は「使い古しのタオルなどはぞうきんにして使う」で81.6%となった。
10~20代の女性では「不用品をフリマアプリなどで売ったり、寄付したりする」がほかの年代よりも高く40.4%となり、今回の調査では全般的にエコ活動などに積極的な比率が高くない10~20代の男性でも「食べ残しをしないようにする」(68.5%)の項目は高いなど、性・年代別の特徴が出る結果とだった。
エコやSDGsを意識していると思われる企業・ブランドは?
最後に、エコやSDGsを意識していると思われる企業やブランドが何であるかを自由回答で聞いたところ、1位は「トヨタ自動車」、2位は「サントリー」、3位は「イオン」、4位は「ユニクロ」、5位は「スターバックス」、6位は「無印良品」、7位は「花王」、8位は「パナソニック」が選ばれた。
調査概要
調査方法:インターネット (Tアンケート)
調査期間:2020年1月28日(火)~1月29日(水)
調査地域:全国
調査対象:18~69歳の男女(T会員)
サンプル数:1,504名
構成/ino.