1万人に聞いた!「最も利用されているインターネットバンキング」
口座情報の確認、振込、送金などをPCで気軽に行える「インターネットバンキング」だが、マイボイスコムの10,336件の回答を集めた調査では利用経験者は7割強と高い割合になっている。
「現在利用している」は63.9%、男性30~50代では各70%台と高い。「利用したことがない」は28.7%、10・20代や女性60・70代で各4割強だった。
ここで気になるのは、「今、最も利用されているインターネットバンキング」だろう。調査結果をもう少し見ていこう。
現在利用しているインターネットバンキングは(複数回答)、「楽天銀行」が現在利用者の51.7%でトップ、「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」が各20%台、「三菱UFJ銀行」「ジャパンネット銀行」「三井住友銀行」が各2割弱。「住信SBIネット銀行」は、男性、特に男性30代で比率が高くなっていた。
また、インターネットバンキングで利用しているサービスは(複数回答)、「口座情報の照会・明細の確認」「振り込み・送金」が利用経験者の8割前後だった。
『新生銀行』『住信SBIネット銀行』主利用者では「振り込み・送金」、『ジャパンネット銀行』『楽天銀行』主利用者では「ネットショッピングなどの決済」、『ソニー銀行』主利用者では「定期預金・積み立て」「外貨預金」、『じぶん銀行』主利用者では「スマートフォンの公式アプリ」の比率が他の層より高くなっている。
インターネットバンキング選定時の重視点
インターネットバンキング選定時の重視点は(複数回答)、「手数料が安い(または無料)」が利用経験者の68.2%、「銀行に取引口座がある」「信頼できる」「24時間リアルタイムで利用が可能」が4割前後。
『新生銀行』『住信SBIネット銀行』『ソニー銀行』主利用者では「手数料が安い」、『じぶん銀行』主利用者では「スマートフォンから利用しやすい」の比率が高くなっている。『みずほ銀行』『三井住友銀行』『三菱UFJ銀行』主利用者では、「銀行に取引口座がある」が1位だった。
最後に「インターネットバンキングを利用したい機器」を聞いたところ、「パソコン」が82.7%だった。「スマートフォン」は43.2%で、過去調査と比べて増加傾向に。『じぶん銀行』『セブン銀行』主利用者では、「スマートフォン」の比率が高くなっている。
※この調査はマイボイスコムが、21回目となる『インターネットバンキングの利用』に関するインターネット調査を2020年1月1日~5日に実施し、10,336件の回答を集めた。
構成/ino.