共働きの世帯の増加など、昨今のライフスタイルの変化により「家事の時短」が生活に欠かせない要素になっている。中でも食器洗いは手間がかかる家事の一つで、「負担を軽減させたい」と考えている家庭も多いのではないだろうか。
そこで本記事では、タイプ別のおすすめの食器洗い機を紹介する。食器洗い機には大きく分けて据え置き型とビルトイン型があり、それぞれ特徴が異なる。価格やサイズ感に加え、機能の違いも比較してほしい。
【目次】
設置場所に困らない!コンパクトサイズの食器洗い機
食器洗い機の購入を検討する時に、まず考えなければいけないのが設置場所。「据え置き型」なら、大がかりな工事が不要で、用意に取り付けができるため賃貸住宅にもおすすめだ。洗える食器の量によって大きさは異なるが、3人家族までならコンパクトサイズのものが使い勝手が良いだろう。
パナソニック 食器洗い乾燥機 プチ食洗 NP-TCM4
食器洗い機の主流ブランドの一つ、パナソニックの少人数向けモデル。乾燥機能付きの同社の食器洗い機の中では、一番リーズナブルに購入できる。「まずは食洗機を試してみたい」という方にもおすすめだ。
食器は18点まで入れられ、取っ手が外せるものならフライパンなどの洗浄もできる。約29分で洗える「スピーディーコース」は、忙しい時に便利な機能だ。また、乾燥は高温のヒーターで行うため、除菌の点でも安心。
出典 公式サイト|パナソニック 食器洗い乾燥機 プチ食洗 NP-TCM4
パナソニック 食器洗い乾燥機 プチ食洗 NP-TCR4
プチ食洗 NP-TCR4も同じくパナソニックの少人数向けモデル。同社のハイグレードタイプで、他機種と比較すると洗浄力や省エネ性能に違いがある。50度の洗浄液を食器に噴射し、しつこい汚れを落としやすくする「バイオパワー除菌」や、熱に弱いプラスチック容器に対応した「低温ソフトコース」が搭載されており、幅広い食器に対応。室温や水温が高い時に自動で節電する「エコナビ」搭載モデル。
出典 公式サイト|パナソニック 食器洗い乾燥機 プチ食洗 NP-TCR4
アクア 食器洗い機 ADW-GM2
2020年発売のADW-GM2は、AQUAの最新モデル。前面に大きな強化ガラスを採用し、庫内が確認できるデザインが特徴的だ。4人分に相当する24点の食器を同時に洗浄できる。しつこい油汚れに対応する「高温すすぎモード」に加え、マンションやアパートなど音が気になる時に便利な「ナイトモード」も搭載。乾燥はヒーターを使わない送風のみなので、高温に弱いプラスチック容器にも対応している。
出典 公式サイト|アクア 食器洗い機 ADW-GM2
パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TH3
NP-TH3は、4人以上の家族におすすめのパナソニックの中型モデル。40点の食器を一度に洗浄することができる。縦長のデザインで、省スペースで設置できるのが嬉しい。汚れに合わせて3段階選べるコース、高温除菌、低温コースなど用途に合わせた幅広い使い方ができるのも魅力だ。「エコナビ」の搭載に加え、一回の水使用量は約11Lとエコ仕様。電気代、水道代が気になる方に最適な一台。
出典 公式サイト|パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TH3
ビルトインタイプのおすすめ食器洗い機
「ビルトインタイプ」の食器洗い機は、高い収納力が特徴。シンクの下やキャビネットにに取り付けるために設置工事が必要だが、キッチンと一体化することで見た目もすっきりして、大型の鍋なども洗えるのが魅力だ。
ミーレ 食器洗い機 G 6620 SCi JP
ドイツの有名家電メーカー、ミーレの高機能食器洗い機G 6620 SCi JP。一度に12人〜14人分の食器を同時に洗うことができる。「オートセンサー」が自動で汚れ具合を検知し、水量や時間、温度を自動調整してくれる優れもの。効率的で省エネタイプの食器洗い機を探している方におすすめの1台だ。
プログラム終了後には自動でドアが開き、外気で乾燥を促す「オートオープン乾燥」機能も搭載。キッチンに湿気が広がることなく、洗い立ての食器もスムーズに乾燥させることができる。
出典 公式サイト|ミーレ 食器洗い機 G 6620 SCi JP
リンナイ ビルトイン食器洗い乾燥機 RSW-F402C
RSW-F402Cは、ビルトインタイプの国内主流メーカー「リンナイ」のフロントオープンモデル。2段式のカゴで8人分の食器に対応しており、鍋やフライパンも入れやすい。上下2段の回転ノズルにより高い洗浄力を実現し、皿のふちやコップの底など細かい部分までしっかり洗える。標準コースをはじめ、念入りコースや節水コースといった状況に合わせて選択できる5種類の洗い方が可能だ。
出典 公式サイト|リンナイ ビルトイン食器洗い乾燥機 RSW-F402C
リンナイ ビルトイン食器洗い乾燥機 RSWA-C402C
RSWA-C402Cは、キッチンに後付けができるタイプのビルトイン食器洗い機。スペースがあれば、シンクの下の扉を外して設置できる。4人分相当、33点の食器に対応。水流が行き渡りやすいように設計されたカゴは食器がセットしやすく、かがまずに操作できるよう操作ボタンは上部に集中している、ユーザーフレンドリーなモデルだ。
出典 公式サイト|リンナイ ビルトイン食器洗い乾燥機 RSWA-C402C
三菱電機 EW-45R2 ビルトイン食器洗い乾燥機
EW-45R2は、約5人分40点の食器が洗えるビルトイン食器洗い機。最大量の洗浄時でも40dB以下と、静音性に優れており、キッチンに隣接したリビングやダイニングにいても稼働音が気にならない。強力な2種類のターボ噴射が、ガンコな汚れもしっかりと落としてくれる。高温の洗浄・乾燥により除菌効果にも期待でき、衛生的。食器かごがスムーズに出し入れができるようになっているのもポイント。
出典 公式サイト|三菱電機 EW-45R2 ビルトイン食器洗い乾燥機
タンク式のおすすめ食器洗い機
据え置き型の食器洗い機には、蛇口と接続する「分岐水洗式」と手動で水を入れる「タンク式」がある。置き場所を選ばないタンク式は比較的小型なものが多く、一人暮らしの方や、キッチンのスペースに制限がある家庭はタンク式がおすすめだ。
アイリスオーヤマ 食器洗い乾燥機 ISHT-5000-W
アイリスオーヤマのISHT-5000-Wは、タンクに水を注ぐだけで使用できる食器洗い機。タンクの水のみで洗浄を行うため、余計な水を使わず節水にもつながる。乾燥時にはヒーターを使用せず、送風乾燥を採用。その分電気代の消費も抑えられるため、コスト面でも安心だ。15点までの食器を一度に洗浄でき、食器の汚れ具合、種類によって選べる4種類のコースを搭載している。
出典 公式サイト|アイリスオーヤマ 食器洗い乾燥機 ISHT-5000-W
エスケイジャパン 食器洗い乾燥機 Jaime SDW-J5L-W
業界で初めてタンク式を採用したエスケイジャパンの食器洗い機、Jaime SDW-J5L-W。水道の分岐作業は不要で、持ち運びしやすいサイズなので使わない時は棚に収納することもできる。ドアは大きく開く作りになっており、洗浄カゴを引き出せるので奥まで食器が入れやすい。1〜3人分の食器が一度に洗浄できる。キッチンのスペースを有効活用したい人におすすめの一台。
出典 公式サイト|エスケイジャパン 食器洗い乾燥機 Jaime SDW-J5L-W
シロカ 2WAY食器洗い乾燥機 SS-M151
シロカのSS-M151もタンク式の食器洗い機、分岐水洗式としても使用できる。排水用のバケツ等を用意すれば、家のどこにでも設置可能。「360°キレイウォッシュ」という独自の洗浄機能を搭載しており、食器のすみずみまで汚れを落としてくれる。タイマー内蔵で、電気代の安い夜間や留守中など、自分の生活リズムに合わせて好きな時間に使えるのもポイント。
出典 公式サイト|シロカ 2WAY食器洗い乾燥機 SS-M151
アイネクス 食器洗い乾燥機 AX-S3W
アイネクスの食器洗い乾燥機 AX-S3Wは、タンク式・分岐水洗式どちらでも使用できるタイプ。ライフスタイルや住環境にとらわれず、柔軟に使用できるのが大きな魅力だ。手洗いに比べて約1/7の水しか使わず、同タイプのモデルの中ではトップクラスの省エネ性能を誇る。箸やスプーンといった小物類専用の洗浄スペースが付属しており、細かいものもしっかり洗えるのも嬉しい。フィルターやノズルは外して丸ごと洗えるので、普段のお手入れも簡単。
出典 公式サイト|アイネクス 食器洗い乾燥機 AX-S3W
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文/oki