去る5月10日は「母の日」だったが、配送業者にピンポイントでカーネーションをはじめとした贈り物の依頼が集中することを避けるべく、今年は5月全体を「母の月」として感謝を伝える動きが見られている。
そんな母への感謝について、イマドキの男子高校生はしっかりと伝えることをしているのだろうか?
そこで今回、アサヒ飲料により、全国の男子高校生200名を対象にした「母親への感謝」に関する意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。
4人に1人の男子高校生が”母と一緒にいるのが恥ずかしい“と回答
男子高校生を対象に、母親と一緒にいて恥ずかしいと思ったエピソードがあるか尋ねる調査が行われたところ、39.5%と4人に1人以上が「はい」と回答。具体的な恥ずかしいエピソードとしては、様々なエピソードが自由回答でよせられ、自分を気に掛けるお母さんを少し恥ずかしく思ってしまうことが見て取れた。
<母親と一緒にいて恥ずかしいと思ったエピソード>
・2人で歩いているとき、友人に見られたとき(高校1年生)
・学校の運動会で友達と喋っていると「〇〇ちゃーん」と男なのに家
での呼び方で呼ばれたこと。(高校1年生)
・母親に甘えているところを友人に見られたとき。(高校1年生)
・2人で出かける時に真っ赤なアウターを着てくる。(高校1年生)
・お母さんが謎な言動に走ったとき。(高校1年生)
・母親の声がでかいこと。(高校1年生)
・母親がたまに天然を発揮し、恥ずかしくなる。(高校3年生)
・街で大声で名前を呼ばれたとき。(高校3年生)
感謝を伝えたい相手第1位は「母親」
母親と一緒にいるところを見られるのは恥ずかしい学生が多い一方で、最も感謝を伝えたい人を聞いてみると、2位以降と大差をつけ第1位となったのは「母親(53.0%)」だった。
普段は、うっとおしさや恥ずかしさを感じていても母親に対する感謝は実は強い、ということが明らかになった。
母親への感謝「1年間伝えていない」と回答した男子高校生3割以上も存在
最も感謝を伝えたい人第1位の「母親」に対し、この1年間で感謝を伝えたタイミングを尋ねる調査が行われたところ「直近1ヵ月」と回答した人は34.5%と約3割程度しかおらず、「1年間感謝はしていない」と回答した人が32.5%と、直近1ヶ月以内に感謝を伝えている人と同じくらい存在していることが判明した。
また、感謝を伝える方法についても尋ねる調査が行われたところ、「母の日に伝えた」や「卒業式に」などの回答が多く、男子高校生の感謝を伝えるタイミングは時期性やタイミングがないとなかなか伝えづらいようで、「家事を手伝った」など、言葉で伝えるよりもさりげない行動で伝える男子高校生も。
さらに、「手紙で伝えた」や「LINEで伝えた」などの回答もあり、思春期の男子高校生にとって、面と向かって感謝を伝えるのはなかなかハードルが高いことが伺える。
<母親への感謝の気持ちの伝え方>
・LINEスタンプを買ってあげた(高校1年生)
・1日家事の殆どを代わりにした(高校2年生)
・弁当ありがとうって言った(高校1年生)
・卒業式の時に感謝の気持ちを30秒で伝えた(高校3年生)
・感謝の気持ちを手紙に書いてキッチンに置いておいた
(高校1年生)
・母の日にプレゼントをした(高校1年生)
・ありがとうと誕生日に伝えた(高校2年生)
※アサヒ飲料調べ
<調査概要>
調査日:2020年3月7日~2020年3月9日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の男子高校生 200名
出典元:アサヒ飲料
構成/こじへい