大人になるとパソコンで作業する時間が多くなる一方で、学生時代、嫌というほど握りしめていたシャーペンやボールペンとは縁遠くなる。ブラインドタッチができるようになった代わりに、ちょっとした漢字が書けなくなったり、書き順が思い出せなかったりするビジネスパーソンは意外と多いのではないだろうか?
そこで今回、WEBサイト「RankinClip(ランキンクリップ)」によるアンケート調査で明らかになった「書き順が分かりづらい漢字ランキング」を紹介していきたい。
書き順が分かりづらい漢字ランキング
■第1位:凸
両端が低く、真ん中が高い状態を意味する「凸」。若者言葉だと「突撃する」「会いに行く」という事を意味する「凸る」という使い方もされる。一度もペンを離さず「一筆書き」も出来そうな、不思議な漢字だが正しい画数は「五画」。正しい書き順は、左側の横棒から始まる。
■第2位:飛
地上から離れる事を意味する「飛」。中の部分から書くのか、上の部分から書くのか迷うところかもしれない。正しい書き順は、上の部分から。
■第3位:潟
海岸の潮の満ち引きにより、砂で海と別れて出来た水たまりを意味する「潟(かた)」。多くの人は「新潟」という県名で、見たことがあるはず。正しい書き順は、左側の「氵(さんずい)」を書き、その次に「臼」を書いていく。
4位以下の結果は次の通りだ。
第4位:必
第5位:成
第6位:右
第7位:田
第8位:図、画
第10位:書、年、様、令
第14位:発、長、上
第17位:火、左
第19位:九
<調査概要>
集計期間:2019年12月17日~2020年1月23日
集計方法:RankinClip編集部にて独自の設問を作成し、RankinClipのサイト内にてアンケートを行いその結果を集計した。
出典元:兼松グランクス株式会社
構成/こじへい