「ペアーズ」「Omiai」「with」と聞いてピンとくる人は多いだろう。これらは、国内で人気を集めているマッチングアプリだ。
アプリごとに大きく内容の差があるわけではないが、tricoiはより公平な結果になるよう基本機能が近い、3つのアプリで実態調査をまとめた。非常にわかりやすいので紹介しよう。
もっとも出会えるマッチングアプリはどれだ?
男性の約9割が出会える&女子成婚率No.1アプリは?
調査の結果、男性の約9割が出会える&女子成婚率No.1はペアーズだった。
全体をみると、実際に出会えているのは、男性のほうが多いという実状がある。アプリごとに比較しても男性の出会えていない割合が少ない。
しかし、ぺアーズ(女性)の「結婚した 9.0%」「付き合えた 20.0%」をみると出会えた後に付き合ったり結婚などに進展したケースが多く、合計すると29.0%がアプリの出会いから進展していた。
出会えたあと付き合いに進展する割合を見ても、男性もペアーズの割合が多いようだ。
マッチングアプリは女性のほうが10~20%程度、婚活目的の割合が多い
男女ともにもっとも多い目的は恋活。とはいえ女性のほうが婚活目的の割合が多く、遊びたい割合が少ない傾向にある。
そこで、目的別に1位のアプリを抜き出した。
目的に合わせて、多い層のアプリを使うと出会いやすくなるかもしれない。男女を合わせると、いずれも恋活目的が大半だが、婚活はOmiai、with、僅差でペアーズと続いた。
マッチングアプリを使う女性はかわいく、男性は優しい人が多数派
これは登録している女性を男性視点で見たタイプと、出会えた女性の年齢。
1位「かわいい系」がどのアプリも圧倒的に多く、中央値として20代後半~30代前半のかわいい女性が多く登録していることがわかる。
withは18~24歳の女性の割合が、ペアーズ・Omiaiよりも多いようだ。
女性から見た男性は、1位「優しい」・2位「普通」と続く。マッチングアプリを使っている男性の多数は、普通に優しいメンズが多いといえるだろう。
どのアプリも20代後半が多いが、withは24歳以下が多く、omiaiは30代前半の年齢層が厚めになっている。
マッチングアプリで出会った人と結婚を意識するのは5人に1人
実際に出会った人と結婚したい(もしくは結婚した)という婚活真剣度をみると、女性はペアーズを使っている人が21.0%だった。
男性はwith利用者が21.1%が「結婚したい」と考えているようで、この数値から婚活への真剣度の高さが見える。
そのほかのアプリをみても、男性に大きく差はない。女性はペアーズ以外の利用者が、結婚を意識しているのが10%前後になった。
友達におすすめするなら女性はペアーズ&with、男性はomiai
自分の友達におすすめしたいかを聞いたときに、男性はomiaiが1位、女性はペアーズ・withが同列。満足度の分布をみたときに、★5がもっとも多いのは、男性omiai・女性ペアーズだった。
「出会いがない」と嘆く前にまずは行動あるのみ!ぜひお試しを。
調査日:2020年1月16日~1月18日
調査方法:インターネットによる調査
調査人数:444人
調査対象:マッチングアプリを使ったことがある男女
構成/ino.