小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

宅配便を使ったお中元の挨拶はどうすればいい?社会人なら知っておきたい基本マナー

2020.06.16

夏に贈る『お中元』は、お世話になった人へ感謝の気持ちを表すものです。ビジネスシーンで贈ったり受け取ったりすることが多いので、失礼のないように基本的なマナーを押さえておきましょう。意外と知らない、挨拶状の書き方も併せてご紹介します。

お中元を手渡しする場合

お中元を手渡しする場合は、相手先への訪問が必要です。先方の都合に合わせるのはもちろんですが、お中元の包み方や訪問時期にも気を配りましょう。

直接会って渡すことで、感謝の気持ちも伝わりやすくなります。相手のことを考えて選んだ贈り物は、きっと喜んでもらえるはずです。

訪問先のお中元時期に合わせる

お中元の時期は、7月の初旬から15日ごろまでが一般的です。一部の地域では時期が異なることもありますので、訪問前に調べておきましょう。

お中元を贈る時期は、渡す側ではなく受け取る側に合わせます。例えば九州地方では、8月1日から15日がお中元シーズンです。関東の感覚で7月の初旬に渡すと「気が早い」と思われてしまうかもしれません。

また、訪問前には相手の都合を確認しておきましょう。日程は先方の希望に合わせ、時間帯も早朝や食事の時間帯は避けた方が無難です。

訪問時は、玄関先でお中元を渡すのはNGです。部屋に通してもらったら、タイミングを見計らって渡します。「早く渡さなくては」と焦る必要はありません。

風呂敷に包むのが正式。紙袋でもOK

贈り物は風呂敷に包むのが正式なマナーですが、デパートの紙袋でも代用OKです。ただし、渡すときは風呂敷や紙袋から品物だけを取り出すようにします。くれぐれも、包みごと渡すことのないように注意しましょう。

贈り物を取り出したら、まずは贈り物の正面を自分に向けます。その際、贈り物に傷や粗相がないか目視でチェックをしましょう。問題がなければ包みを畳み、贈り物を相手に回し向けて渡します。

ポイントは、『贈り物を渡す前に包みを畳む』という部分です。風呂敷の畳み方に不安がある場合は、紙袋の方がスムーズに折り畳めるでしょう。

感謝の気持ちを添えて渡す

お中元を渡すときは、日ごろの感謝の気持ちを添えます。「いつもお世話になっております」や「ほんの気持ちですが、お納めください」といった一言を添えるだけで、より気持ちが伝わりやすくなるでしょう。

お中元の贈り物をきっかけに、さらによい関係を築いていけるはずです。

配送サービスを利用する場合

忙しい人への贈り物や、遠方に住む人への贈り物には、配送サービスの利用が便利です。受け取る側の都合に合わせて届けてくれるので、先方の負担も軽減できます。

配送サービスを利用する場合でも送り方にマナーがあります。気持ちよく受け取ってもらうためにも、ポイントを押さえておきましょう。

送り状を先に届けるのがマナー

配送サービスを利用するなら、お中元よりも2~3日前に送り状が届くようにすると丁寧です。送り状はハガキでも封書でも構いません。

お中元は季節の行事なので、送り状にも季節の挨拶文を入れるようにしましょう。お中元の時期に合わせた時候の挨拶が基本ですが、もし時期がずれる場合にはそれに見合った挨拶にします。相手との親しさに応じて、文の柔らかさを変えるとよいでしょう。

送り状は品物より先に届かせるものなので、何をいつ頃贈るのかなどお中元の内容と、到着予定日も忘れずに書きましょう。

手紙を同封できる場合は添え状でもOK

お中元に手紙を同封できる場合は『添え状』でも構いません。同封する添え状には、日ごろの感謝の気持ちと相手の健康への気遣いを書きます。

なお、添え状は手書きをすべきか悩むこともあるかもしれません。最近はパソコンも普及していますし、複数の届け先がある場合は、パソコンで作成することもあります。その場合は、自分の名前部分のみ手書きをするなど、心掛けるとよいでしょう。

また、配送を依頼する店舗によっては同封できないこともあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

送り状の書き方

最近は手紙を書く機会も減っていることから、文章を書き慣れていない人も多いかもしれません。送り状は長文である必要はなく、ポイントさえ押さえておけば時間をかけずに作成できます。

送り状の基本構成

送り状の基本的な構成は六つの文章となります。頭語、時候の挨拶、日ごろのお礼、お中元が届く旨、締め、結語で作成するのがベーシックなパターンです。できれば、『どんな品物が届くか』『お中元の到着日はいつか』などは書いておきましょう。

ただし、押しつけがましくならないように表現を調整する必要があります。

例えば、「お中元のおしるしまでに、別便にて○○をお送りいたしました。○日ごろには届くかと存じますので、ご笑納いただけますと幸いに存じます」といった形にすると無難です。

相手に合わせて表現を調整

両親や友人宛てなど、親しい間柄の人へ送る場合は調整が必要です。かしこまった文章を送ると、冷たく距離をとっているように見えてしまうからです。

言葉で挨拶を交わすときと同じように、送り状の文面も相手に合わせて表現を変えましょう。親しい相手には温かみのある文章を、ビジネス相手には礼節ある文章を送ります。

また、夫婦でお中元を贈る際には、夫名義で妻が代わりに送り状を出すことも珍しくありません。その場合は、本人の名前を書いた横の少し下に『内』と書き添えるのがマナーです。

構成/編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。