スマホの通信速度は結局どこが早いのだろうか?
今回、格安SIMのリアルタイム通信速度比較ツール「SIMW」で取得されたデータに基づいた、携帯会社11社の通信速度比較レポートを紹介していきたい。
なお、比較の対象となるのは、「docomo」「au」「SoftBank」からなる大手携帯キャリア3社、「UQ mobile」「Y!mobile」からなるサブブランド2社、M5NO6社(LINEモバイル、IIJmio、mineo、OCNモバイルONE、楽天モバイル、BIGLOBEモバイル)、以上、11社だ。
※SIMWとは?
SIMW(シムゥ)とは、人気の格安SIM事業者や大手携帯キャリアの通信速度を自動計測し、リアルタイムに公開する無料のWEBツールのこと。
SIMW:https://xera.jp/simw/
11社のダウンロード速度、アップロード速度を公開
SIMWで取得された計30万以上の速度データについて分析が行われたところ、以下の結果となった。
下り速度(=ダウンロードの速度)の中央値では、SoftBankが最速となった。また、大手キャリア・サブブランドとMVNOには大きな差が見られる結果に。また、MVNOの中ではOCN モバイル ONEが最速となった。
次に、上り速度(=アップロードの速度)の中央値を見ていこう。
全体ではau、MVNOの中ではBIGLOBEモバイルが最速となった。大手キャリア・サブブランドとMVNOを比較してみると、は下り程の大きな差は見られなかった。
時間帯別の下り速度変化を見ると、大手キャリア・サブブランドの5社には大きな変化が見られないが、MVNOは昼以降の速度低下が顕著に確認された。
本レポートの詳細:https://xera.jp/entry/simw-report01
<調査概要>
・調査日時:2019年4月~2020年1月
・調査場所:東京都新宿区
・計測回数:約2.8万回/各ブランド
<速度比較した携帯ブランド>
・大手キャリア:docomo、au、SoftBank
・サブブランド:UQ mobile、Y!mobile
・MⅤNO:LINEモバイル、IIJmio、mineo、OCNモバイルONE、楽天モバイル、BIGLOBEモバイル
※MVNOは全てドコモ回線
出典元:株式会社XERA
https://xera.co.jp/
構成/こじへい