■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
絶好のキャンプ日よりが続いたゴールデンウイークが明けた。
青空を眺め、外出できない日々をぼんやり過ごすのはもったいないのでキャンプ道具の整理を兼ねてプチカスタムに挑戦してはどうだろう。
トング、シェラカップのマーカー
同じようなデザインで、友達とのキャンプではだれの道具かわかりづらくなるものの代表がトング、シェラカップ。
細く切ったレザー、ロープを巻き付けるだけで自分の道具だと主張できるようになる。
コブラ巻きという編み方でトングのハンドル部分にレザーを巻き付けた。パラコードの初歩的な編み方で知られるが、パラコードだと火の粉で溶けることもあるので、トングやシェラカップのように火のまわりで使う道具は革ひものほうが安心。
ひもの中心をトングの下に通し、左側(A)のひもをトングの上を通って右側へ。
右側(B)のひもは右側に渡ったAの上をまたいでからトングの下をくぐり抜けて、Aが作った左の輪の中を通し、しっかり引き締める。
右側になったAのはしをトングの下をくぐらせて左側へ渡し、左側にあったBの上へ。
左側にあったBは、Aの下を通ってからトングの上を渡り、反対側の輪の中に通して引き締める。この繰り返し。最初は混乱するが、2〜3段編めば手が覚える。
最後はひものはしを裏側に回して、編み目の中に引き込むだけで完成だ。細い革ひもであれば、シェラカップのハンドルでも同様に編めそう。
シェラカップは編まずに、余っていたレザーを巻き付けた。金属のままよりも手になじみ、愛着がわく。
ほかにもレザー製のタグを取り付けるという手もある。カッターで切ってひもに通すだけなので簡単だ。