7月7日といえば『七夕』ですね。しかし、七夕であると同時に、ポニーテールの日やゆかたの日でもあるのです。どういう理由で七夕の日にこの記念日になったのか、また、ポニーテールの魅力や結び方のコツについても紹介します。
ポニーテールの日はどんな日?
7月7日は、七夕だけではなく『ポニーテールの日』でもあるのです。とてもユニークな記念日ですが、どのような日なのでしょうか。制定された経緯について、詳しく見ていきましょう。
1995年に日本ポニーテール協会が制定
ポニーテールの日は、1995年に『日本ポニーテール協会』が制定したものです。ポニーテールの流行化を目的とし、ホームページ上ではポニーテールと私服の組み合わせ紹介なども行っていました。
さらにTwitterやFacebookなどを通して、ポニーテールに関するさまざまな情報発信をしていたようです。しかし、2015年をもって活動を停止、20年現在は情報更新が行われていません。
過去には日本ポニーテール大賞を実施
ポニーテールをアピールするイベントとして、過去には日本ポニーテール協会による『日本ポニーテール大賞』が実施されていたようです。
これはポニーテールが似合う人を独自に選出して賞を贈るもので、過去の受賞者には有名な芸能人たちが名を連ねています。
しかしながら、2015年には協会が活動を停止したので、それ以降は実施されていません。
7月7日に設定されたのはなぜ?
ポニーテールの日が、7月7日に制定された理由はどこにあるのでしょうか。
記念日の由来にありがちなのが語呂合わせですが、ポニーテールではそれも難しそうです。実はポニーテールの日が7月7日になったのには二つの理由がありました。
織姫の髪型が由来?
一つ目は、7月7日の行事として根付いている七夕にまつわるものです。伝説の織姫の髪型がどうだったかは定かではありませんが、一般的にはポニーテールのイメージが強いと考えられており、『織姫=ポニーテール』を連想させることから、7月7日に制定されたという説です。
織姫と彦星の物語は、広く知られています。ロマンチックな物語に登場する髪型として、ポニーテールを広める目的があったのかもしれません。
ゆかたの日であることも理由の一つ
二つ目は、夏の風物詩の一つである浴衣にちなんだものです。実は『ゆかたの日』も7月7日で、『日本ゆかた連合会』によって1981年に制定されたといわれています。
浴衣とポニーテールの相性が抜群なのは、言うまでもありません。その相性の良さから、ゆかたの日と同日に制定したという説です。
七夕に浴衣を着てポニーテールを結えば、記念日を三重に楽しめるでしょう。ついでに「今日はポニーテールの日」と話題を出せば、会話もきっと弾むはずです。
ポニーテールは男女共に好まれる髪型
ポニーテールは男女共に愛されている髪型です。人気の秘密や、キレイなポニーテールを作るコツなどをご紹介しましょう。
とてもシンプルな髪型なので、どんな服装にも似合います。夏のお出かけはポニーテールにして、好感度アップを狙いましょう。
男性からの好感度が高い
ポニーテールは、男性からの好感度が高い髪型です。人気の理由は、『清涼感』が感じられるからといわれています。夏の暑い時期に髪をアップした姿は、見ていて爽やかな気持ちに感じられます。
他にも、元気で活動的な姿に好感が持てる、揺れる髪型につい目がいく、などの意見があるようです。普段は結わない派の女性は、ポニーテールにすることでイメージがガラリと変わり、『ギャップ』を演出できるでしょう。
浴衣との組み合わせは特に人気なので、浴衣姿の髪型に迷ったときはポニーテールにしてみましょう。
アレンジで雰囲気を変えられる
ポニーテールは、結ぶ高さを変えたり、少し巻いてみたりすることでアレンジを楽しめます。その日の気分や服装に合わせてさまざまなバリエーションを使い分けましょう。
定番で人気なのは、高めの位置で結ぶポニーテールです。カジュアルで元気な印象がある一方で、うなじがはっきり見えるので色気も出せます。真ん中の位置に結ぶと、自然で大人っぽい印象になるので、なりたい雰囲気で使い分けるのもおすすめです。
もう少し印象を変えたいときは、毛先を巻いてみましょう。髪の毛に動きをつけることで、おしゃれ上級者の印象を与えられます。
キレイなポニーテールを作るコツ
せっかく髪型をセットしても、動いているうちにおくれ毛が出たり、しばった髪がゆるくなったりして崩れてしまうようでは台無しですね。キレイなポニーテールを作るコツは、できるだけ髪を固定することです。
ポニーテールに入りきらなかった短い髪の毛は、まとめておいたほうが崩れにくくなります。強く髪の毛を固定したいときは『アメピン』を使いましょう。アメピンは、凸凹になっている面が下になるように使います。髪の毛の流れに逆らうようにして留めると落ちにくいです。
ポニーテールを整えたら、ワックスで髪の毛全体をまとめて、おくれ毛などを落ち着かせます。ワックスで固めるのが苦手な人は、ミストタイプ・泡タイプでもOKです。毛先を巻いた場合も、巻いた部分を軽く固めると日中のキープがしやすくなります。
構成/編集部