Uber Eatsは、利用者・配達者・飲食店それぞれにメリットがあるサービスとしても注目度が高い。ユーザーは自宅にいながらお店の味を気軽に楽しめ、それを配達する人には報酬が支払われる。飲食店も手数料はかかるものの、売上増加の手段としても活用可能だ。
そこで本記事では、ユーザー・配達員・飲食店それぞれの登録方法を解説したい。Uber Eatsを活用したい方は、事前に登録方法を確認しておこう。
ユーザーの登録方法
自宅に食事を配達してもらいたい場合には、事前にユーザー登録を行う必要がある。ユーザー登録をするには、まず「Uber Eats アプリ」をダウンロードしよう。
App Store:Uber Eats
Google Play:Uber Eats
ダウンロードしたアプリを起動したら、「連絡先(電話番号・メールアドレス)」「パスワード」「名前」「支払い方法」「住所(二か所まで可)」を登録。住所は一度入力しておけば、次回以降入力の必要はない。
支払いは、クレジットカード・デビッドカードに加え、現金・Apple Payにも対応している。
あとは、好きなお店の料理を選び、カートに追加し注文するだけ。特定のアレルギーがある場合には、カート内の「追記」に記載しておこう。
配達パートナー(配達員)の登録方法
Uber Eatsの配達員として働きたい方は、「配達パートナー」の登録を行おう。18歳以上であれば高校生でも働くことができる。
また、Uber Eatsはアルバイトではなくユーザー同士が自由にサービスを提供する「シェアリングエコノミー」の仕組みを採用しているため、採用面接などがないのも特徴だ。
アカウント登録
まず、Uber Eats 配達パートナー登録のページにアクセスする。以下の項目を入力し、アカウント登録を行おう。
【登録時の入力項目】
メールアドレス:報酬の支払いに関するメールが届くため、普段利用しているメールアドレスを登録しよう。
氏名:本名をローマ字で入力。
電話番号:電話番号を入力。後ほどSMS認証が求められることもある。
パスワード:ログインするためのパスワードを設定し入力。
都市:配達できるエリアを選択する。
招待コード(任意):紹介者がいる場合は招待コードを入力する。
※「パートナーセンター」と呼ばれる会場で登録を行うこともできるが、2020年の3月30日から営業を休止している。配達員として働きたい方はWEBから登録をしよう。
必要書類を準備しアップロードする
次に、必要書類を準備しアップロードする。以下の書類をあらかじめ準備しておこう。
【必要書類】
1.身分証明書
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、小型船舶操縦免許証、学生の場合は学生証と健康保険証でも可。
2.プロフィール写真
顔全体が見える写真を用意する。写真はスマホで撮影したものでも可能だが、サングラスやマスクをした写真は利用できないので注意しよう。
3.自賠責証明書など(バイク、車の場合)
125cc以下の原付バイクの場合には「運転免許証」「自賠責証明書」「ナンバープレートの写真」が必要。
また、125cc超のバイク・軽貨物を利用する場合は「運転免許証」に加え「自動車検査証(車検証)または軽自動車届出済証」「自動車損害賠償責任保険の証明書」「任意保険または共済保険の証明書」「ナンバープレートの写真」が必要だ。
審査後に勤務開始
これらをWEB上にアップロードすると、審査が行われる。最大2週間ほどかかるが、審査が完了すると登録したメールアドレス宛にメールが届く。報酬が振り込まれる口座の登録もWEBから行っておこう。
バッグや自転車もレンタル可能(有料)
ちなみに、街でよく見かける配達用のバッグ(保温・保冷)は、レンタルすることができる。預かり金(デポジット)として4,000円が報酬から差し引かれるが、配達パートナーをやめる時に返金されるため、実質無料で利用可能だ。
また、配達用の自転車も4,000円/月でレンタルすることもできる。
レストランパートナー(提携店)の登録方法
飲食店が提携店としてUber Eatsに登録したい場合には、Uber Eats for Restaurantsへアクセスする。店舗名や所在地、料理の種類などお店に関する情報を入力し、メニューをアップロード。飲食店専用の「レストラン マネージャー」にアクセス・ログインし、サービスの利用を開始する。
店舗数などにもよるが、登録から数日後には注文の受付を開始できるようだ。
ただし、導入キットやプロによる写真撮影など開始時にかかる登録手数料(1回限り)に加え、利用に応じたサービス料がかかる点は注意したい。どれくらいの費用がかかるかは、Uber Eats for Restaurantsのページから問い合わせ、事前に確認しておこう。
文/oki