DIME MAGAZINE
日本の高齢化はますます加速しており、2035年には65歳以上の高齢者の割合が約3人に1人になることが予想されている（※）。また、65歳以上の就業者数が増えていくと、高齢者が働きながら介護をする状況がさらに増えると考えられ、高齢者同士で介護をしている方への支援が課題となる。
この度イオントップバリュは、介護をする人、受ける人の負担を軽減するために、2020年3月に高齢者サポート食「トップバリュ やわらか」シリーズを全面リニューアルした。従来の商品に加えて新たに5品のメニューを追加し、全21品を展開する。
そこで、全面リニューアルして便利になった点と、新商品を紹介したい。
(※)「統計からみた我が国の高齢者（65歳以上）」（総務省統計局より）（2019年9月15日時点）
高齢者サポート食「トップバリュ やわらか」とは？
日本介護食品協議会が制定するユニバーサルデザインフードの区分に応じて、「トップバリュ やわらか」は「歯ぐきでつぶせる」、「舌でつぶせる」、「かまなくてよい」の3つの区分から、介護を受ける方のかむ力や飲みこむ力の状態に応じた商品を展開している。区分ごとに色分けされているので、商品を見分ける時にも便利だ。
全面リニューアルして便利になった3つのポイント
1.全商品そのままレンジで温め可能なパッケージを採用
火を一切使わずに食べられ、いったん器に移し替える工程がないのは、介護する方の時間的、肉体的負担を軽減したとても嬉しい改良ポイント。介護を受ける方も、レンジで約30秒温めるだけで、自分で食事を用意できる。パッケージはシニアにも読みやすいよう、文字色や背景色、フォント（書体）にもこだわっている。
2.本体価格128円に統一！ 毎日利用しやすいお値打ち価格を実現
「食事にかかる費用をなるべく抑えたい」というユーザーからの要望に応え、毎日利用しやすいように、以前より10円値下げして全商品を128円（本体価格）に統一した。原料調達や物流において、イオンのグループシナジーを最大限活用することで実現できた価格とのことだ。
3.栄養面に配慮し、さらにおいしくなったメニュー
塩分は1袋1.5g以下に抑え、シールド乳酸菌M-1（※）を配合するなど、ユーザーからの意見をもとに、苦みやとろみ、塩味などの味や食感、栄養面の改善をした。また、「肉や洋風のメニューを増やしてほしい」との声にも応えたラインナップで展開。1つあたり80～150gの食べきれる容量にしている。賞味期限は製造日より12か月後なので、ストックしておけば非常時にも安心だ。
（※）シールド乳酸菌は森永乳業株式会社の登録商標
【参考】https://www.morinagamilk.co.jp/sozai/shield/
低価格への実現、メニューの追加など、様々な点からユーザーの声に応える姿勢がうかがえる。
気になる新メニュー5品を紹介！
「歯ぐきでつぶせる」シリーズ
やわらか カレー(100g)
やわらか 牛そぼろ煮（デミグラス味）(80g）
やわらか 牛そぼろ煮（和風味）(80g)
「舌でつぶせる」シリーズ
やわらか ごはん鯛だし風味（もち麦入り）(150g)
「かまなくてよい」シリーズ
なめらか 鶏肉とお豆(80g)
実際に利用するユーザーの声を、担当者に聞いた
介護を受けているユーザーからの声
「『ちょうど食べきれる量なので、残したりする心配をしなくても良い』、『メニューがたくさんあるので選ぶ楽しさがある』という声をいただいております」。
介護をしているユーザーからの声
「支援生活者と、支援が不要な生活者が共に生活する事で、1度に2世帯分のまったく異なる食事を作らなければならない事が大きな負担となっている現状があります。『そのままレンジアップできるので便利』、『価格も手ごろなので必要な時に気兼ねせず使える』という声をいただいております。肉体的、精神的、経済的なご負担を軽減するのに役立っている実感があります」。
これから「トップバリュ やわらか」シリーズを利用したいと考えている人には、「リニューアルを行い、新商品を拡充して、さらにおいしさにも磨きをかけた『トップバリュ やわらかシリーズ』をぜひお試しいただければ嬉しく思います」と担当者はおすすめする。
介護をする方も受ける方も、少しでも肉体的や金銭的な負担が減り、かつ飽きがこなくておいしい食事をサポートできる方法の一つとして、新しくなった「トップバリュ やわらか」シリーズを利用してみてはいかがだろうか。
※当記事に掲載している情報は記事公開時のものです。
※商品のご利用はあくまで自己責任でお願い致します。
【トップバリュ やわらかシリーズ公式サイト】
https://www.topvalu.net/yawarakashoku
【取材協力】
イオントップバリュ株式会社
https://www.topvalu.net/
取材・文/Mami （一社）日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
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