一般的な人間ドックと何が違う？病気の兆候を察知できる「抗年齢ドック」体験レポート

一般的な人間ドックにはない専門ドック、実際にどんな検査をやるのか？　メタボの自覚があるビジネスマンが実際に受診した。

抗年齢（アンチエイジング）ドック

病気になる数歩手前の兆候を察知する

見た目ではなく、血液や血管や内臓など体内のアンチエイジングに特化した検査を実施。様々な疾患につながる動脈硬化のリスクや活性酸素と抗酸化の状態などを調べることで、病気になる兆候に気づくことを目的とする。一般の人間ドックのようにがんや生活習慣病の有無を調べるより、予防医療として活用したい。

↓ココで受けられる！

東海大学医学部付属東京病院 健診センター

住所：東京都渋谷区代々木1-2-5
電話：03・3379・1304
費用：アドバンスコース 単体12万7600円、ベーシックコース 単体8万9000円、コンパクトコース 併用7万900円
所要時間：5時間
オススメ受診年齢：30代以上
チェックできる主な病気：血管の動脈硬化や内臓機能の衰え、糖尿病、貧血、骨粗しょう症リスクなど

私が受診しました

印刷会社 営業　関さん（46）
喫煙者かつ趣味は麻雀、週に2～3回は夜のネオン街へ繰り出す。運動は高校の部活以来しておらず、メタボを自覚……。

健診の流れ （抗加齢ドックアドバンスコース単体の場合）

【1】オリエンテーション、採血、採尿、身体測定など

脂肪や筋肉、骨などの体バランスをチェックする。「体成分測定」は体の水分や体脂肪などを測定。「ロコモチェック」は40cmと20cmの箱にそれぞれ座って両足または片足で立ち上がれるかを診断し、大股で2歩歩ける距離を測定。筋力とバランス力の衰え具合が一目瞭然に。

●体成分測定

●背筋力測定

●腹囲測定

●ロコモチェック