朝食にパンを食べる人なら、オーブンレンジを選ぶ際に美味しいトーストが焼けるかどうかは大事なチェック項目になるはずだ。そこで、トーストが焼けるコンパクトサイズのオーブンレンジや、トースト専用の皿をご紹介したい。
オーブントースターにはどんな種類がある?
機能的な製品が増えている、最近のオーブントースター。どのような種類があるのか説明しよう。
スチームオーブンレンジタイプ
タンクや角皿などにセットし水を温め、100℃以上の水蒸気を発生。「減塩・脱油」などのヘルシー効果が期待できる、過熱水蒸気タイプのスチームオーブンレンジが人気だ。
シュウマイなどの蒸し物に使えるほか、食品の乾燥をふせぎ、しっとりした食感に仕上がる。
オーブンレンジタイプ
【画像参考】「panasonic NE-BS1600のグリル機能」
あたため機能のほか、オーブン調理やグリルなど、「焼く」調理に使いやすいのが、オーブンレンジタイプ。
焼き菓子やグリル料理、グラタンなども作れて料理のレパートリーが広がる。
「お手入れや操作をシンプルにしたい」「オーブンはたまに使えればいい」というユーザーに人気だ。
トースターとレンジが一体型のオーブンレンジにはどんな製品がある?
トースター機能がついたオーブンレンジにはどのような製品があるのか、紹介しよう。
シャープ 過熱水蒸気 オーブンレンジ RE-F23A
【参考】「シャープ 過熱水蒸気オーブンレンジ RE-F23A」
参考価格:3万4800円(税込み)
サイズ:W50×D38×H34.5cm
付属品:角皿1枚(335mm × 285mm)、スチームカップ、クックブック(取扱説明編 / 料理編)
スチームカップに水を入れてセットする過熱水蒸気式のオーブンレンジ。
から揚げやエビフライを油で揚げずに作れたり、1〜4人分まで自動で野菜やパスタメニューも作れる。市販の冷凍食品を自動であたためる機能もついている。
シャープ 過熱水蒸気 オーブンレンジ RE-WF18A
【参考】「シャープ 過熱水蒸気オーブンレンジ RE-WF18A」
参考価格:2万9800円(税込み)
サイズ:W45.5×D37.5×H33cm
付属品:角皿1枚(366mm × 275mm)、取扱説明書(メニュー集)
スチームカップに水を入れてセットする過熱水蒸気式のオーブンレンジ。
総庫内容量18Lのコンパクトサイズながらも、ワイドフラットタイプを採用したモデル。間口が広くて食品の出し入れや、庫内の手入れが楽に行える。
また、絶対湿度センサーを搭載しており、冷凍パスタなどを出力・加熱時間を設定せずに自動で温めることが可能。自動トーストのメニュー付き(加熱途中に裏返す必要がある)。
トーストを両面一度に焼けるオーブンレンジはどれ?
オーブンレンジを使ってトーストなどを焼く際に、同時に両面焼けたら時間や手間の短縮になって便利だろう。
両面一度に焼けるオーブンレンジを紹介しよう。
パナソニック スチームオーブンレンジ ビストロ 26L ヘルツフリー NE-BS606
【参考】「パナソニック スチームオーブンレンジ ビストロ 26L ヘルツフリー ホワイト NE-BS606-W」
Amazon参考価格:4万2283円(税込み)
サイズ:W50×D40×H34.7cm
付属品:ビストログリル皿(1枚)
遠赤ヒーターとビストログリル皿で上下から加熱するので裏返す手間がいらない「ビストログリル皿」が付いたオーブンレンジ。レンジ×ヒーター×スチームの合わせ技で、ロールパンや惣菜パンなどを、表面はパリッとさっくり、中はふんわりと仕上げる(個数設定が必要)。
オーブンレンジがあればトースターはいらない?
オーブンレンジだけ買えば、トースターは不要になるのだろうか。それぞれの製品のパンを焼いた時の違いについて比較したので参考にして欲しい。
オーブンレンジとトースターでパンを焼いた時の違い
オーブンレンジでトースト1枚を焼く時間は、機種やパンの種類にもよるがおおむね5分〜10分位かかる。対してトースターでは、トースト1枚を焼く場合、約3分〜4分位が目安となる。
パンを焼く時は、高温・短時間の方が水分の蒸発を抑えて美味しく仕上がることが多い。最近では、オーブンレンジでも独自の加水調理などの機能が付いたものもあり、「トーストがふっくらと焼けるのが売り」という製品もあるので、自宅のキッチンスペースや、自分に必要な機能などをよく検討して自分に合うものを選ぶ必要がある。