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あの頃これが欲しかった!鉛筆を転がして戦うゲーム「バトルえんぴつ」

2020.05.10PR

平成前期の時代に、子供達の間で流行(はや)った、オドロキの文房具とは?

 筆者が青年期を過ごした、西暦1990年代の懐かしい「平成」前期の時代。

 現代のように、全国民が当たり前のように、日々心穏やかに、スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストシリーズ」や、「ファイナルファンタジーシリーズ」で、ゲームをエンジョイすることが、妄想だにできなかった、古き良き悲しき時代。

 当時の子供達はみんな、そこら辺の路地裏で適当にダラダラと遊んでいました。

 まだまだ標準的な家庭の所得も、今から比べると超少なくて、誰もが気軽に家庭用テレビゲーム機なんか買えなかった時代です。スマホすらありません。ゲーム&ウオッチはあったかな……。

 筆者も当時は、高価なテレビゲーム機なんか、勿の論(もちのろん)、一切買ってもらえず、買ってもらえるのは文房具ぐらいがせいぜいだったので、(……この頃はもう成人していたので、文房具くらい自分で買えましたが)その後、大人になってからの反動で、「記事の執筆ネタに必要なんだァァ!」という言い訳で、無駄遣いという暴挙の限りを尽くしまくい、その結果、今はもう奥さんにもしゃべってもらえず、もはや破産寸前で家庭崩壊です。

ついに出た! 誰もがユカイに楽しめる、「ゲーム」ができちゃう「鉛筆」が登場!

 さて、「文具」といえば、誰もが真っ先に思い浮かぶのが「鉛筆」でしょう。「鉛筆」は、顔料を細長く固めた芯を、軸で挟んで持ちやすくしたものです。鉛筆の片側の末端部分を削って、露出させた芯を紙に滑らせると、なんということでしょう! 紙との摩擦で、紙に顔料の軌跡を残すことで筆記されるという、優れものの機能を搭載した筆記具であることは、言うまでもありません。

 詳細な検証を重ねた結果、どうやら軸の断面は、持ちやすさや、製造上の効率性などの理由から、正六角形が一般的のようです。この形状を利用して、試験などで運だけで答えを決める方法である「鉛筆転がし」が、いにしえよりみなに親しまれるようになりました。ちなみに「鉛筆転がし」の方法はとてもカンタン。

1.まず、鉛筆のお尻側の、6面を削る。

2.そのあと、削った箇所に、1~6までの数字を割り振る。

3.最後にその鉛筆を転がして、上に向いた数字を「答え」とする。

 この状態になった鉛筆を、一部の地方では、「サイコロえんぴつ」と呼ぶ場合もあるようです。

 学力のない学生が、試験にて選択問題の解答を求める際、よく用いられる方法で、確率はおおむね六分の一で正解を得られるという、とても優れものの技法です。

 そんな中、「コレもしかして、『鉛筆転がし』の原理を利用すれば、新しいゲームができちゃうんじゃね?」と、当時のエニックスの人が、「ピコーン! とひらめいた!」のが……もはや知らない人以外は誰もが知っている、みなさんご存じの、「バトエン(バトルえんぴつ)」なのです!才人が考えることは、ひとあじ違いますね!

※「バトエン」は、スクウェア・エニックスの登録商標です。

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