スマホの画面は大型化の傾向にある。得られるメリットも増えるが、同時にデメリットが生じてしまうこともある。
大画面とコンパクトサイズのスマホ画面……どっちがおすすめ?
まずは、スマホの画面サイズは大画面とコンパクト、それぞれのおすすめポイントやメリット/デメリットを紹介していこう。
大画面スマホの特徴
大画面のスマホはディスプレイが大きく、小型なタブレットに近い視聴体験が可能になる。
大画面スマホのメリット/デメリット
大画面スマホのメリットはWebページをPC版に切り替えて表示しても画面が大きいため、快適な閲覧ができる点が挙げられる。もちろん、スマホ版のWebページを表示した場合も、画面のサイズにあわせて大きく表示されるので、文字が読みやすく、テキストリンクやボタンなどがタップしやすいと感じるだろう。
また、本体が大きくなるので、相対的にバッテリーを大容量に設定できるメリットもある。
一方で、大画面スマホの代表的なデメリットは、大きくなりすぎてしまったために、片手での操作が難しく、持ちにくい場合がある。スマホケースを使用すると、ポケットに収まらないほどのサイズになってしまう場合もある。また、大画面スマホは高性能、高機能なハイエンドモデルが多く、端末の価格設定が高めのことも多い。
コンパクトサイズのスマホの特徴
続いてはコンパクトスマホの特徴について触れていこう。大画面スマホが主流となりつつある現代でも、コンパクトスマホには一定の需要はある。画面サイズが小さいため、大画面スマホよりも目が疲れにくいといった特徴がある。
コンパクトサイズのスマホのメリット/デメリット
コンパクトサイズのスマホでまず挙げられるメリットは、持ちやすさにあるだろう。ポケットにも簡単に収まり片手での操作も容易なので、女性の人気も高い。また、大画面スマホよりも安価で購入できる端末が多い。
デメリットとして考えられるのは、やはり大画面モデルと比べるとゲームや動画視聴の際に若干迫力に欠けてしまう点。処理速度など、性能面で大画面スマホよりも劣る場合が多く、スマホでオンラインゲームなどを楽しみたいという人には向かないかもしれない。
スマホの画面サイズ……時代の流れは大画面化?
それでは、ここからは時代のトレンドである大画面スマホのおすすめ端末を紹介していこう。大画面の基準として、今回は6.5インチ以上の端末から選出した。
大画面スマホのおすすめ端末【Galaxy Note10+】
最初に紹介する大画面スマホのおすすめ商品は「Galaxy Note10+」だ。有機ELの画面サイズは約6.8インチを誇り、周囲のベゼルの幅が狭く、端末いっぱいにディスプレイが広がる感覚はたまらない。そのため動画やゲームが大迫力で楽しめる。また、付属しているSペンを使えば、瞬時にメモを取れる機能も便利。そのほかカメラやデータ容量、処理能力など、スマホ業界を代表するハイスペック端末だ。
【参照】Galaxy Note10+
大画面スマホのおすすめ端末【Xperia 1】
SONYの「Xperia」シリーズ。Xperia XZシリーズの後継にあたり、「1から生まれ変わった」という意味で名付けられた「Xperia 1」が大画面のおすすめスマホだ。
約6.5インチの有機EL画面のXperia 1が採用している「21:9」というアスペクト比は、映画のスクリーンとほぼ同じ比率を再現。スマホで映画を見ると上下に黒帯が入ってしまう場合が多いが、Xperia 1は映画とほぼ同じ比率なので、画面いっぱいに迫力の映像を楽しめる。
【参照】Xperia 1
根強い人気があるコンパクトサイズのスマホ
次にコンパクトスマホのおすすめ端末も紹介していこう。今回は、画面サイズが5インチ台のものから選出した。
コンパクトスマホのおすすめ端末【AQUOS sense3】
まず紹介するコンパクトスマホのおすすめ端末は、SHARPから発売されている「AQUOS sense3」。画面サイズ約5.5インチ、高さ約147×幅約70×厚さ約8.9mmのサイズながら、4000mAhのバッテリー、RAM 4GB/ROM 64GBのメモリ、防水 防塵IPX5/8 IP6Xに準拠し、3万円台に抑えたコスパのいい製品だ。
【参照】AQUOS sense3
コンパクトスマホのおすすめ端末【Google Pixel4】
Googleが発売する「Pixel」シリーズは、比較的画面サイズの小さいコンパクトスマホのシリーズ。「Google Pixel4」は、画面サイズ5.7インチでシンプルな見た目ながら、デュアル(2眼)カメラやRAM6G/ROM64GBまたはROM128GBを搭載した、Googleらしい高性能スマホとなっている。
【参照】Google Pixel4
※データは2020年3月下旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤 文彦