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「2020年は破綻と崩壊の年」と予言していたスピリチュアリスト・江原啓之さんが説く外出自粛の日々を有意義に過ごす方法 

2020.04.28

ステイホーム。ならば家をパワースポットにしよう!

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で先の見えない外出自粛生活に突入。今年の大型連休は海外旅行はもちろん、国内旅行も帰省もゴルフも飲み会もダメ。気持ちの良いシーズンなのに……とストレスを募らせている人も多いことだろう。

そんな中、自身のウエブサイトを通じて「今は我慢の時。必ず終焉を迎えますので頑張りましょう!」と呼びかけるのは、「2019年の年末に女性誌で『来年は破綻と崩壊の年になる』と予言していた!」「テレビ番組での予言が的中していた!」と話題を呼んでいるスピリチュアリストの江原啓之さん。

「予言が当たったなどというのはどうでもいいことです。けれど私がここ何年か、こういう状況になることを踏まえて本を作ってきたのは事実。『あなたは物質主義的価値観にまみれていませんか?』と読者の皆さんに問いかけ、『一人ひとりが真の豊かさに目覚め、丁寧に生きようと改心しなければ、取り返しのつかない事態を招くことになりかねません』と、幾度も繰り返し警告を促してきました。

 とはいえコロナに端を発する私達の試練は、罰が当たったというのではありません。すべては学び。大切なことに気づいて欲しいという自然界からのメッセージに気づき、耳を傾け、自分のできることから始める。今さえよければいい、自分さえよければいいという発想を捨て去り、誰かのために生きようと決めるなど、今こそ考えるべきことがたくさんあるはずなのです」

 外出自粛の毎日をダラダラと過ごさず、自分と向き合い、さまざまなことについてじっくりと考える人生の作戦タイムにするべきだと提案する。

「誰にとっても精神的に、そして経済的にも大変に厳しい現状ではありますが、冷静さを取り戻すことが先決。第一、嘆くばかりでは免疫が落ちてしまいます。コロナウイルスに打ち勝つために、家族の命を守るためにも目には見えない負のエナジーを一掃し、『大丈夫!』と信じる強い気持ちを備えることが大切なのです」

 そのために有効なのが大掃除。江原さんの著書『自分の家をパワースポットに変える 最強のルール46』によれば「大掃除こそが最強の浄化法」。人任せにせず、自分で掃除機をかけ、床を拭き、窓を磨くのがコツ。「ウイルスを跳ね除ける!」「ネガティブな気配を寄せつけない!」と念を込めながら行うことで、掃除をしながら不安や苛立ちを手放し、延いてはリラックスして過ごすことのできる家づくりができるのだという。

 その他にも

・音楽や香り、色で「気」を一新する

・玄関を整えてよい気を呼び込む方法

・鏡のパワーで不運を跳ね返すには?

・庭やベランダが荒んでいると不幸を招く

など、「気」を整え、家を善きエナジーで満たすための術がたくさん紹介されている。コロナをきっかけに家の整理整頓ができたとなればしめたもの。暮らし方は生き方に通じているのだ。

《整理整頓ができず、どこに何があるかを把握していない人は、人生においても優先順位がつけられず、自分が何を目標に生きているのか、そのためにどんな努力をしなければいけないのかがわからない人だと言えるでしょう。

そのうえ、慢性的に悶々としているため、人間関係のトラブルを引き寄せたり、悩むことに時間を費やすなど迷走してしまいがち。つまり、部屋を片付けられない人は、人生を上手く生きることができない人だと言えるのです》(『自分の家をパワースポットに変える 最強のルール46』より抜粋)

今こそ運命を好転させるチャンスだと前向きにとらえ、外出自粛の日々を有意義に過ごしたいものだ。

 

『自分の家をパワースポットに変える 最強のルール46』(小学館刊)

スタートダッシュに備えているか?

 5月6日を実施期限としている緊急事態宣言だが、延長されるのではないかという見方も。仮に解除されたとしても終息までには時間がかかりそうだ。

「いずれにしてもダラダラと過ごしていてはいけません。外出自粛の日々をどう過ごすかによって、運命が大きく分かれると言っても過言ではないのです」

 リモートワークの日々も、深夜までダラダラとゲームなどせず、いつも通りの時間に就寝し、いつも通りの時間に起床する。出社するのと同じように顔を洗って、きちんと着替える。食生活を整え、適度な運動をするなど、規則正しい生活を心掛けている人は、ダラダラと自堕落に過ごしている人とは違いスタートダッシュをかけることができる。いつでも再起動できるよう、準備を整えておくことが大切なのだ。

「家族とじっくりと話をする、一人でとことん自分に向き合うなど、これまでしたくでも忙しくてできなかったことに着目し、実行に移すことで外出自粛の日々を充実させましょう。もちろんまだまだ油断はできません。みなさま、コロナに負けないよう、くれぐれもご自愛ください!」

江原啓之
スピリチュアリスト。一般財団法人日本スピリチュアリズム協会代表理事。1989年にスピリチュアリズム研究所を設立。オペラ歌手としても活躍している。

取材・文/丸山 あかね

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