外出自粛で「プロが作った料理が食べたい」という人が爆発的に増えている。素材を知り尽くしたプロならではの、調理方法は、確実に素人料理とは違う。
中でもそれが顕著に表れるのは肉だろう。
そんな気持ちに応えるのが、熟成肉で知られる格之進ブランドを展開する株式会社門崎だ。
4月29日(水曜日)、「肉の日」に、新サービス『格之進オンライン肉会』をスタートする。
「これは、コロナ禍が長引くことを想定し、スタートした『#おうちで格之進』というプロジェクトです。~インターネット上のテレビ会議システムを使って 格之進の職人がリアルタイムに“お肉”を美味しく焼く秘訣を伝授するというもの。ご自宅にいながら参加者全員でオンライン焼き肉会を行う“場”を創出するという内容です」(広報・小西みさをさん)
このプロジェクトの背景には、『肉フェス』でおなじみの“肉おじさん”こと千葉祐士氏の「少しでも“お肉”を通じて楽しんでいただきたい」熱い思いが込められている。
格之進ブランドの運営会社・門崎代表の千葉佑士氏。格之進は岩手県内と関東圏合わせて計 13 店舗を展開。枝肉から熟成させた「門崎熟成肉」を提供。
「『格之進オンライン肉会』では、『門崎熟成肉』を開発した千葉代表ほか、格之進の職人が、20 年以上培ってきた焼き肉秘伝の業を直伝いたします。カット肉を美 味しく焼く方法『プール焼き理論』や塊肉を上手に焼く方法『水風船理論』をはじめ、焼き肉が楽しくなるユニーク な格之進独自の技を習得できるでしょう」(前出・小西さん)
『格之進オンライン肉会』は、4 月初旬にテスト版を行なったという。参加者は、「焼き肉のプロに教えてもらいな がら自分でも美味しく焼ける」、「自宅でリラックスして参加できるのが快適」、「人と一緒に焼肉している気分を 味わえる」などの感想があったそうだ。
「格之進オンラインストアにおけるお取り寄せのニーズは今年 3 月以降急拡大を続けています。自社オンラインストアにおける 3 月の販売金額は、前月(2 月)比約 6 倍になりました。オンライン肉会の開催は、今後もご自宅で“お肉”を楽しむニーズが高まることを想定し、今後継続して開催していく予定です」(小西さん)
オンライン上でリアル店舗の類似体験+ αの演出は、今後も工夫していくという。
格之進オンライン肉会の参加方法
第1回『格之進オンライン肉会』は、4月29日(水)昼に開催し、その後、継続的に不定期での開催を予定。参加希望者は、事前に格之進 のFacebookイベントページにて申込みをする。
その後、格之進オンラインストアで『格之進オンライン肉会』 セットを注文。各回定員 20 名。
焼き肉は全て『門崎熟成肉』だ。霜降り肉スライス 25g 2 枚=50g、霜降り焼き肉厚切り(プール焼き理論用)20g 3 枚=60g、赤身焼き肉厚切り(プール焼き理論用)20g 3 枚=60g、塊焼き(水風船理論用)サーロイン 100g 、格之進ハンバーグ 1 個。
※送料別途。※内容は変更する可能性がある
コロナ以前は、予約困難なレストランが人気を博していた。今は、予約困難「オンライングルメ会」が人気になるはずだ。
文/前川亜紀