最近のモデルのスニーカーコレクター「宅万勇太」さんの場合
宅万勇太(たくまん ゆうた)さん
”ナイキ好き過ぎるおじさん”。鹿児島市出身。 憧れだった東京に上京した時の思いをデザインに落とし込んだ”Tokyo Maze”がNikeのデザインコンテストOn Airで見事一位に輝き、リリースされる。プログラマー、国内最大スニーカーメディアSNEAKER WARSの公式YouTubeチャンネルのMCを務めるなど、多彩な活動を行いながら、プライベートでは一児の父として子煩悩な一面も。
https://www.instagram.com/takuugle/
―スニーカーの収納方法は?
「シューキーパー、黄ばみ防止材としてのミセスロイド、乾燥剤の3つを使い、ビニール袋に入れて収納・保管しています。入れる際には、黄ばみ防止材が直接スニーカーに当たらないように入れること、加水分解による劣化を防ぐため、ビニール袋からできるだけ空気を抜くようにすることなどがポイントです。またミセスロイドは1年しかもたないので、期限が切れたら入れ替えています」
―スニーカーを長持ちさせるために心がけていることは?
1.シューキーパーを使う
「形崩れを防ぐためにシューキーパーは必ず使います。よくあるバネのタイプはサイズを問わず使えて便利な感じがしますが、かかとに強い力がかかって結果的に型崩れしてしまうので、段階でサイズが調整できるシューキーパーのほうが、力が分散されておすすめです」
2.乾燥剤を入れる
「乾燥剤を入れることで、湿気を取ってくれ、清潔な状態に保てます。1足ずつ入れるのが理想ですが、もしどうしても面倒であれば、大きな乾燥剤を靴箱に入れておくだけでも、ずいぶん違います」
3.こまめにお手入れする
「スニーカー自体、いつもきれいな状態で保管したほうが、後々汚れが付いたときも取りやすく、長持ちします」
4.日に当てない
「日に当てていると日焼けしてしまって色が変わってしまうので、日に当てないことが重要です。僕の収納している部屋にはカーテンがあって、こまめに遮光しています」
5.インソールを替える
「インソールを既存のものから替えて履くようにしています。既存のインソールの上にそのままインソールをのせて履くこともあります。100円ショップのものでも全然使えますよ」
―最も長持ちしているスニーカーは何年モノ?長持ちの秘訣は?
「NIKE AIR JORDAN 1 “CHICAGO” (WHITE/BLACK-RED) 94年モデル。中古で手に入れたお宝ですが、丁寧に収納・保存しているので、履けるだけ履こうと思っています」
スニーカーの収納・保管の際には、長持ちさせるためのポイントがたくさんあった。ぜひ参考にして今現在の保管方法を見直し、大切なスニーカーをできるかぎり長持ちさせよう。
取材・文/石原亜香利