長引く巣ごもり生活のストレスは〝デザインヒゲ&ヘアー〟でリフレッシュ
止まらぬ新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「緊急事態宣言」が東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡などに続き、ついに全国へと拡大された。
期間は5月6日までで、これを受けて全国の大手百貨店や主要商業施設、外食チェーンなどでは休業や営業時間の短縮を実施。ただし期間の延長は十分に考えられる。
外出に関しても、安倍総理からも不要不急の外出を自粛するように再度の「要請」があった。この外出の自粛には強制力はないが、国民は対策に協力する努力義務があるので、しっかりと順守していきたい。
というわけで、在宅勤務の方は少なくとも4月20日現在であと2週間以上、現在の状況が続くことになる。
そこで前回(驚きの剃り味を実現するハイスペックシェーバー「5枚刃ラムダッシュ」を徹底解剖)は、オフィスに出社はしなくても、身だしなみを整える必要性を提案してみた。
一方、そんなヒゲは年齢や気候によっても異なるが、1日平均で0.2から0.4mm程度伸びると言われている。
緊急事態宣言が5月6日に終わるとして(終わって欲しいが)、今日から伸ばし始めても長さは最大約6.8mmになる。
在宅勤務ならではの〝ヒゲメン〟スタイルを楽しもう
というわけで、このヒゲを使い、在宅勤務ならではの〝デザインヒゲ〟を楽しんで、見てはいかがだろうか。
もちろん、ただ伸ばしただけの〝無精ヒゲ〟は絶対にNGだが、mm単位で整えられたヒゲは、普段とは違う自分を演出してくれるはず。
今回は、そんなヒゲアレンジが誰でも簡単に行なえるパナソニックのリニアヒゲトリマー ER-SB60をフィーチャーしてみた。
長引く在宅勤務による運動不足が問題視されているが、巣ごもり生活による心的ストレスも無視できない。
そこで〝デザインヒゲ〟という、新たな身だしなみスタイルと出会うことで、そんな心の負担が少しでも軽減できるかもしれないと考えたからだ。
また髪については1日平均で0.3から0.4mm程度伸びると言われ、1か月で約1cm伸びる。こちらも外出自粛等でサロンの予約が入れにくい状況だけに、ビギナーでも安心してセルフカットが行なえるリニアヘアーカッター ER-SC60を紹介したい。
ぜひ、在宅勤務ならではの〝身だしなみスタイル・アナザーバージョン〟を楽しんでみてください。
一定の長さと形に整えやすい二つのアタッチメントが付属
パナソニック
リニアヒゲトリマー ER-SB60
本体サイズ/高さ179×幅48×奥行き45mm、約180 g(アタッチメント含まず)
電源方式/1時間充電・交流式
使用可能時間/フル充電で連続約60分間
アタッチメント/刈り高さアタッチメント:1〜10mm、ディテールアタッチメント
水洗い/対応
駆動部には毎分約9,800ストロークで内刃をダイレクトに往復駆動するリニアモーターを搭載。従来の回転式モーターと異なり、充電切れ直前まで高速駆動が維持されるので、最後までパワフルにカット作業が行なえるという特徴を持つ。
ダイヤルを回すだけで簡単に長さが設定できる
写真左:刈り高さアタッチメント、右:ディテールアタッチメント
アタッチメントは刈り高さアタッチメント(写真左)とディテールアタッチメント(同・右)の2タイプを同梱。刈り高さアタッチメントは本体のダイヤル操作により、1~10mmまで0.5mm刻みの長さ調整に対応している。ディテールアタッチメントは、黒く見えるパーツが刃先をカバーすることとで、刃幅5mmを実現。狭いエリアの長さ調整や、ライン揃えなどに威力を発揮するアタッチメントだ。
刈り高さアタッチメントを1mmにセットすると、このような状態に。
10mmにするとこんな感じになる。アタッチメントを使わない、いわゆる直刃では約0.5mmのカットが可能だ。
刈り高さアタッチメントはまず8mmからスタート。最終的には4mmに設定して整えてみた。数日放置して伸び放題だったヒゲも、長さを整えるだけでも印象が変わってくるようだ。
ラインからはみ出しているヒゲはディテールアタッチメントを使ってカット。鼻下など狭いエリアのケアに威力を発揮したほか、アゴ下などの剃り残しも見つけ次第、ピンポイントでカットできる。
上の画像は使用前の様子。鼻下のラインの幅や濃淡が不揃いで無精感が漂う。アゴ先も濃淡の差が大きい。
ケア後の状態はアップでご紹介。長さを揃え、同時にラインを整えたことで無精感が解消されたようだ。アゴ先の濃淡の違いも気にならないレベルに。違いはわずかかもしれないが、相手に与える印象はかなり違うことがわかる。
操作法などをまとめた動画は本稿の最後に添付してあるので要チェック!
ダイヤル操作により0.5mm刻みで1~20mmまでのスタイルに対応
パナソニック
リニアヘアーカッター ER-SC60
本体サイズ/高さ179×幅48×奥行き45mm、約185g
電源方式/1時間充電・交流式
使用可能時間/フル充電で連続約60分間
刈り高さアタッチメント/A:1〜10mm、B:11〜20mm
水洗い/対応
設定以上に髪がカットされないのでビギナーも安心
写真左:刈り高さアタッチメントA(1〜10mm)、右:同B(11〜20mm)
本体にはA、Bふたつの刈り高さアタッチメントが同梱されている。まず刈り高さアタッチメントAは1~10mm、そしてBは11〜20mmの間で0.5mm刻みのカットに対応。長さは本体ダイヤルを回して設定する。アタッチメントなしの直刃のカットは約0.5mm。10.5mmの設定はできない。
刈り高さアタッチメントAを装着して、カットする長さを1mmに設定してみた。
刈り高さアタッチメントAを今度は10mmに設定。アタッチメントが上に移動していることがわかる。このアタッチメントを使えば設定以上に髪がカットされることがないので安心。0.5mm刻みと設定も細かいため、お気に入りのスタイルを再現しやすいという特徴も持つ。
というわけで、早速セルフカットに挑戦。最初は使い方のコツをつかむため、刈り高さアタッチメントBを選んで、長めの15mmに設定した。
本体は電源スイッチやダイヤルが外側にくるように持つ。
アタッチメントの先端を生え際から少しづつ浮かせながら、上部に向かって動かすのがポイント。カット中はシェービング同様にカット音があるため、設定した長さになったか、まだ達していないのかがわかりやすい。
というわけで、今回取り上げたリニアヒゲトリマー ER-SB60と、リニアヘアーカッター ER-SC60の実際の使用シーンや、アタッチメントが上下に動く様子などを動画にまとめてあるので、ぜひチェックしていただきたい。
■動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=_mVAbinNucE&feature=youtu.be