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トヨタが富士の麓に作る近未来都市「Woven City」の気になる中身

2020.04.22

Woven City

Woven City

 ラスベガスで開催されたCES2020で、トヨタが『Woven City(ウーブン・シティ)』なる街をゼロから作り上げる一大プロジェクトを発表した。

『Woven City』は、2020年末に閉鎖予定のトヨタ自動車東日本 東富士工場(静岡県裾野市)の跡地を利用して2021年初頭に着工予定。一体、どんな街になるのか? そこは人々が実際に生活しながら、自動運転やMaaSをはじめ、AIとスマートホーム技術を駆使した近未来都市となる。市街地では自動運転車「e-Palette」が人の輸送やモノの配達を担い、移動店舗としても活躍する。家の中ではAIが冷蔵庫の補充や健康状態のチェックなどを自動で行なう。トヨタが得意とする燃料電池発電などのインフラは地下に設置するということで、精緻なモノづくりで培われた至高の技術がこの街に結集される。

 そんな街なら住んでみたい! と思うのが自然な流れだが、当初の計画では、トヨタの従業員と家族、プロジェクト参画者やパートナー企業など約2000名が生活することを想定している。だが、あきらめないでほしい。Webでは企業や研究者に向けて参画希望を募っておりチャンスはある。秀でたアイデアがある方はトライしてみては?

 トヨタが本気で取り組む街づくりプロジェクト。実験的な要素が強いが、一般人でも宿泊できるようなホテルがあると、手軽に近未来の生活が体験できて人気スポットになるだろう。

Woven City

速度が速い車両専用道、歩行者と速度が遅い乗り物が共存する道、歩行者専用道の3つの道が網の目のように織り込まれていることから〝編まれた街〟と命名された『Woven City』。敷地面積は約70.8万平方メートル、富士山の眺めが最高だ。

Woven City

都市設計は、NYの新しいワールドトレードセンターやGoogleの新社屋を手がけた建築家のビャルケ・インゲルス氏が担当。魅力的な街になることは間違いない!

e-Palette

自動運転の先端をいく「e-Palette」。東京五輪では選手村巡回バスとして使用される。

取材・文/加藤文晶

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