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台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、アジアで人気が高いのはAndroid?それともiPhone?

2020.04.12

Androidか、それともiPhoneか……

スマホを機種変しようとすると、否応なく突きつけられるこの二者択一。用途方法や使用頻度などで、どちらを選択するか変わってくるだろう。

では、視野を日本だけではなくアジア諸国に広げた場合、果たしてどちらのほうに人気が集まるのだろうか?

今回、アジア地域No.1規模の“日本好き”コミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社Fun Japan Communicationsによる、スマホに関する意識調査が実施された。

本調査は、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7カ国に対して、人気の機種やアプリ、端末の購入・契約時に重視するポイントについて調査したもので、その結果を以下にて紹介していきたい。

スマートフォンの利用率および利用期間

FUN! JAPANの展開国(台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インド)では、スマートフォンの利用率はいずれも99%以上となっており、AndroidとiPhoneの割合は各国ごとに特徴がある。

日本では、iPhoneのシェアの方が高いものの、台湾、香港、タイでは、AndroidとiPhoneを保有する比率に大差はなかった。マレーシア、インドネシア、インドでは、80%以上がAndroidを使用している。

ベトナムでも、Androidの利用率の方が高いという結果が出ている。利用期間に関しては、いずれも2年以上が最も高い数字になっているが、特にベトナムとマレーシアは2年以上同じスマートフォンを使用している人の割合が過半数を超えており、1度購入すると長く使用し続ける傾向にあるようだ。

次回スマートフォンを購入するならAndroidとiPhoneのどちらが欲しい?

続いて、次回に購入したい端末の種類は、各国とも前章の「スマートフォンの利用率」と連動する比率となっているが、どの国も現在の保有割合よりもiPhoneの購入を希望するユーザーが多い増加する傾向がある。

台湾でも、AndroidとiPhoneの人気は五分五分、意外にもiPhoneのほうが購入希望者の割合が多いという結果に。他の国に比べて未定・まだ決めていないを選ぶ人の割合も多く、意外にも台湾ではiPhoneのほうが人気で、他の国の方がAndroid希望者が多い傾向にある。

スマートフォンの購入や通信会社を決定する際の決め手は?

続いて、利用するスマートフォンや通信会社を決めるにあたって重要だと思う項目について尋ねる調査が行われたところ、各国共通で端末の価格を重視する傾向があったが、最も重要視する項目には各国の特色があらわれた。

台湾と香港では、通信料金や端末の価格など、料金に関する項目が上位、対して通信速度やエリアはそこまで重視されない傾向があった。香港と台湾は、世界のインターネット回線速度ランキングでも上位に入っており、国内の通信インフラが発達しているため、端末にはこうした性能を求めていないといえる。

タイでは通信料が安い代わりに通信が不安定のため、通信の品質が上位に。

マレーシアやインドネシアでは日本のように通信会社との長期契約が必要なく、プリペイドSIMの利用が主流のため、通信料金は気にされない。また、2か国とも、Instagramが大流行しており、カメラの性能を重視する傾向がある。

さらに、ベトナムやインドのユーザーは端末のブランドを重視する傾向がある。

ベトナムでは有名メーカーの商品や最新機種を入手したことをSNSで友人に自慢する人が多いそう。偽物のモバイルバッテリーで破損や爆発する事件が話題になったため、警戒心を持つ人が多いそうで、携帯のバッテリー持続時間を重視する傾向がある。

インドは有名メーカーの偽物携帯電話が市場の20%を占めるほど出回っているともいわれており、品質が保証されているブランドを重要視する消費者が多い傾向にある。両国とも品質が高いMade in Japanの電気製品をお土産にするのも喜ばれるようだ。

各国でよく利用されているスマートフォンアプリは?

チャット、メール、地図、SNSなどが、各国ともに上位に推移してる。マレーシアやインドネシアではゲーム関係の有料アプリも人気。

教育に力を入れる親が多いといわれているベトナムでは、教育関係のアプリが他の国より多く利用されている。逆に、台湾と香港は有料アプリの利用率が全体的に低く、音楽や動画視聴などのエンタテインメント以外は無料アプリの使用で済ませる傾向にあるようだ。

特に、各国で話題となっているアプリは、下記の通りになった。

■台湾

日常生活に役立つアプリとしてECモルアプリ「Shopee」や「FoodPanda」という宅配サービスアプリが人気だそう。特に「FoodPanda」は日本でも人気の「Uber Eat」のようなフードデリバリーアプリで、2019年台湾Apple人気APPランキング1位を獲得している。

■香港

「PayMe」という大手銀行HSBCがリリースした振込アプリが話題になっている。電話番号もしくはSNSアカウントがあれば、どの銀行口座へ振り込みできるアプリで、クレジットカードとOctopus(SUICAのようなICカード)の支払いが8割以上だった香港では、革新的なアプリだ。

■タイ

「Skype」を電話がわりに使う人が多いそう。有料だが、通常の電話アプリより安いのが魅力だという。

■マレーシア

「WAZE」という地図アプリの利用者が人気。このアプリは、利用者が「事故があった」などを通知&コメントできるのが特徴だ。

■インドネシア

「Ablo」というチャットアプリが流行中。チャットとビデオチャットをリアルタイムで翻訳してくれる機能を備えており、ユーザーは母国語で世界中のAbloユーザーとのコミュニケーションを楽しむことができる。

■ベトナム

「Zalo」というチャットアプリが人気になっており、LINEのように友達とチャットを楽しんだり、タイムライン上に写真や動画をアップして楽しんでいるようだ。電車の遅延が日常的なインドでは、「ixigo trains」という電車の時刻検索や列車のチケット予約ができるアプリが使われている。GPS連動なので、どの駅とどの駅の間を電車が走っているかまでわかる。

スマートフォン以外に利用しているモバイル端末は?

スマートフォン以外の端末としては、タブレット端末やPCを使用するユーザーが各国とも多くいるようだ。

特徴的なものとしては、台湾、タイ、ベトナムのモバイルWi-Fiの利用率の高さ。特に、InstagramをはじめSNSが大人気のタイでは、パケット使い放題のモバイルWi-Fiを持ち歩く人が多いらしい。

ベトナムも、日本などとは違いWi-Fi接続でPCを使う人が多いため、モバイルWi-Fiが人気だという。

<調査概要>
調査方法:FUN! JAPAN会員へのアンケート
調査時期:2020年1月10日~2020年2月10日
サンプル数:1,269

出典元:株式会社Fun Japan Communications

構成/こじへい

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