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「レンタル二郎食べる人」が指南!ラーメン二郎をテイクアウトで楽しむ裏メニュー「鍋二郎」

2020.04.07

今年1月末に、あるTwitterが話題になりました。

デカ盛りラーメンの人気店「ラーメン二郎」に同行する「レンタル二郎食べる人」というサービスを始めた大学生、清水くんのツイートです。

そもそもこのツイートが話題になった背景には、多くの方にとって「ラーメン二郎」のハードルが、ものすごく高いことにあるようです。

今回は、「レンタル二郎食べる人」こと清水くんと、ラーメン二郎を愛するジロリアンの皆様に、初心者も安心してラーメン二郎初陣を飾れる極意をお聞きしました!

レンタル二郎食べる人の活動って、ぶっちゃけ常連さんはどう思ってるの?

お話を伺うのは、一躍時の人となった「レンタル二郎食べる人」清水くんと、

ラーメン二郎をこよなく愛するメンバーの交流会「JBN(Ramen Jiro Business Network)」のみなさま。

左から中橋さん、小野さん、澤野さん、貝洲さん、上利さん、芦澤さん

よろしくお願いします!

-- レンタル二郎食べる人のサービスを開始して約2ヶ月が経ちましたが、どんな方から依頼がきますか?

清水くん「男女比でいうと女性が9割。一人では行きづらい・食べきれるか不安・食べっぷりを見たい。という方が多いです。都市伝説のようなルールを想像して、怖いと思っている人もいますね。そういった恐怖心を払拭したいと思い活動しています。」

--ラーメン二郎好きから見て、率直に清水くんのサービスはどう思いますか?

貝洲さん「やられたな!と思いました。マネタイズ関係なしにやっているというのがすごい。」

小野さん「先入観の強い二郎だからこそ、ネットの情報は一回捨ててみんな普通に行けばいいと思ってるけど、やっぱり最初はこわいよね。だからこそニーズがあるんだなと。」

貝洲さん「何歳くらいの人からの依頼が多いの?」

清水くん「高校生から40〜50代の方まで幅広いです。子どもがいて行きづらいという主婦の方や、学生時代から知っていて満を持して行くという方まで。」

-- 正直なところ「ラーメン二郎」初心者に対して、二郎の常連さんってどう思ってるんですか?

ラーメン二郎全店制覇者の貝洲さんと、二郎バイト経験者の小野さん

貝洲さん「まず初心者かどうかは、並んでるときしゃべる量で大体わかります。行きなれてる人は無言で待ってる。初心者さんだとわかると、ただ単純に心配になります。オーダーできるかな?とか、食べ切れるかな?とか。」

全員「わかるわかる」

芦澤さん「大豚ダブルとか頼んでるのを見ると『やめなやめな!』って心の中で叫んだり」

小野さん「元々アルバイトをしていたのですが、カウンターの中は初めての方が来るのは嬉しかったです。ほっこりしていました。」

澤野さん「初心者かどうかわからないけど、女性の髪が垂れたり店内で縛ったりは気になるかな。だめだ、結構キツい意見になっちゃうなあ。店に到着すると、みんなライバルだもん(笑)」

貝洲さん「ロット(一度に複数杯同時調理すること。店の状況によるが概ね4〜6杯が多い)が一緒の人は戦友というかね(笑)」

これを守ればこわくない!二郎デビュー成功のポイント

--二郎デビューの際「これだけは守ったほうがいい」というルールはありますか?

清水くん「どの飲食店に行く際にも当たり前の配慮ですかね。残さない。おしゃべりに夢中だったりイヤホンをしていたりで、店員とコミュニケーションがとれないとかはよくないと思います。特に二郎はコール(無料トッピングの注文)がありますからね。」

貝洲さん「ロットを意識することかなぁ。価格を安く提供してもらっている分、回転をよくできるよう客側が協力するんです。2ロット以内に食べ終えるという意識はしています。」

小野さん「残さないこととロットの狭間、…難しいですよね。もし量が多かったときは無理するんじゃなくて、残す勇気も大切な気がする。無理して延々がんばるよりは、ゴメンナサイした方がお互いにとってよいかなと。」

芦澤さん「そういう意味だと、初めての人はコールとか考えず、シンプルに楽しむのがいいかな。」

上利さん「僕はいつもやっているんですが、食券を見せるタイミングで『少なめで』と言うと心配がないかも。お店によってはミニラーメンを提供する二郎もありますよ。」

小野さん「カッコつけないことですかね。ありのままの自分で来ればいいのに、知ったかぶって伏せ丼(スープ一滴残さないほど美味しかったことを丼を伏せ意思表示する)したり、呪文(コール)唱えて食べきれなかったりすることの方がよくないかなと。」

<二郎デビューのポイントまとめ>

・原則、残さない
・店員とコミュニケーションをとる
・自分の量を考えて注文する
・カッコつけずありのままの自分で

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