除菌と消臭に特化した空間除菌消臭機。その代表格が2013年に誕生したパナソニックの『ジアイーノ』。次亜塩素酸による高い除菌・脱臭力で、病院から一般家庭まで様々な場所で活用されている。また、今年1月には医療機器メーカーの日機装から、優れた殺菌効果のある深紫外線LEDを活用した『エアロピュア』が登場。どちらもウイルス対策に高い効果が期待できることから、今注目を集めている製品だ。
優れた除菌効果のある次亜塩素酸で空気を洗う!
パナソニック『ジアイーノ F-MV4100』
オープン価格(実勢価格約11万8000円)
浮遊している菌やニオイを吸引し、本体内の次亜塩素酸で除菌・脱臭、さらに室内に付着した菌を放出した次亜塩素酸で洗浄する。塩タブレット自動投入機能を新搭載し、使い勝手も向上した。
食塩水を電気分解し、次亜塩素酸を内部で生成。安全性にも配慮した濃度で生成されるので、安心して使用できる。
●適用床面積:18畳 ●サイズ:W398×H710×D240mm ●重量:約11.2kg
医療機器メーカーの日機装が開発!
日機装『エアロピュア AN-JS1』
6万4000円
有機物分解機能を持つ2種類の光触媒フィルターに加えて、菌・ウイルスのDNAを変性させ不活化させる深紫外線LEDによる除菌フィルターを搭載。フィルターの交換が不要なので手入れの手間が省ける。
深紫外線LEDは水や空気の殺菌分野で水銀ランプに替わる新技術として期待されている、次世代の光源だ。
●適用床面積:8畳 ●サイズ:W187×H268×D129mm ●重量:1.4kg
●「空気清浄機」を選んだポイントは何ですか?
ウイルス除去や脱臭効果を望む声が多い。
取材・文/立原尚子