MIX犬の人気No.1は『マルプー(マルチーズ×プードル)』
MIX犬は、純血種の犬と比べて、どのような顔つきや性格になるか予想しづらいが、それが唯一無二の魅力にもなって人気を集めている。
アニコム損害保険は、どのような種類が人気なのか調査したところ、マルプー(マルチーズ×プードル)、チワプー(チワワ×プードル)、チワックス(チワワ×ダックス)の3種類で全体の25%を占めることがわかった。
また診療費のランキングでは、低い犬種のTOP4にMIX犬がランクインしている。年間にかかる診療費が低いということは、つまり病気にかかりにくいということが言えそうだ。これも人気を集める理由の一つかもしれない
MIX犬の他に近年ペットとして人気を集めているのが、ハムスターやモルモット、ハリネズミや爬虫類といった、いわゆる『エキゾチックアニマル』。
ただし犬猫と異なり、今のところ診療可能な動物病院が少なく、万が一のときに困ってしまう…ということがあるのも事実だ。
そこで動物病院においてエキゾチックアニマルの診療をしているかどうかについて、地域ごとの割合を調べたところ、全国平均では20.8%が診療可能だったのに対し、四国では30.0%と高い割合であることがわかった。
獣医療という観点で見れば、四国地方は比較的安心してエキゾチックアニマルを飼いやすい、と言えるかもしれない。
データ概要
2017年4月1日~2018年3月31日にアニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の保険契約を開始した対象どうぶつ(※)について、契約情報や保険金請求データを分析。
※対象どうぶつ種と契約数…犬566,299頭、猫105,776頭、鳥2,320羽、うさぎ8,282頭、フェレット3,328頭、モモンガ499頭、リス188頭、ハムスター1,598頭、ネズミ431頭、モルモット362頭、ハリネズミ1,392頭
構成/ino