間もなく始まる新年度。お子さんがいる家庭だと、進学・就職などで何かとお金が必要となるタイミングだ。
家計がひっ迫すると「私物を売ってしまおうか」という考えが頭をよぎるものだが、実際のところ、持ち物を買い取り処分に出した経験のある妻/夫はどれくらいいるのだろうか?
そこで今回、全国30代~50代の既婚男女1,114人を対象にした「夫婦のお金事情」に関するアンケート調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。
妻・夫に内緒で処分(買取)したことがある人は約6割以上!
「パートナーに内緒でこっそり処分(買取)したことはあるか」と尋ねる調査が行われたところ、6割以上が『はい(65.2%)』と回答した。こっそり処分するということは何か後ろめたい理由があるのかもしれない。
■パートナーに内緒で処分(買取)して、よかったエピソードを公開!
・「内緒で買ったものが高く売れた」(40代/男性/北海道)
・「夫の母親からもらったあまり趣味の合わないバッグは買取に出して正解だった」(40代/女性/神奈川県)
・「家がスッキリ片付いた!」(50代/女性/千葉県)
・「夫が元カノにもらったであろうものを必死に探す姿がスカッとした」(30代/女性/熊本県)
「バレたらどうしよう!」とドキドキしながらも、処分(買取)して満足している人が多いようだ。
では、実際にはどういったアイテムを処分(買取)したのだろうか。
そこで、「パートナーに内緒で買取に出したことのあるものは何か?(複数回答可)」と尋ねる調査が行われたところ、妻は『衣類(57.4%)』『ジュエリー(30.9%)』と回答した人の割合が多く、夫は『本(44.2%)』『腕時計(40.3%)』と回答した方の割合が最も多い結果となった。
高額で買い取ってもらえる可能性が高いアイテムを買取に出した人は多いようだ。
買取に出すときに注意すべきことは…?
パートナーに内緒で買取に出すからには、後からバレてしまわないように注意すべきポイントを確認しておきたいところ。
そこで、「買取に出すときに細心の注意を払いたいことはあるか?」と尋ねる調査が行われたところ、半数近くが『直接店舗に持って行く(49.5%)』と回答し、『DMハガキが届かないようにする(19.3%)』『カードを使わない(10.6%)』『明細を受け取らない(9.7%)』と続いた。
■「処分(買取)しなきゃよかったかも」と思う失敗エピソード
・「もう忘れているだろうと思って処分したら、夫がふいに思い出してしまった」(40代/女性/福島県)
・「買い取りしてもらえず、持って帰ったときにバレた」(50代/男性/栃木県)
・「買取伝票が見つかってしまった」(50代/男性/埼玉県)
・「夫が子供のころ遊んでいたキン肉マンの消しゴムをネットオークションで売ったのだが、後で調べたらもっと高値で売れる希少品だったと知りショックを受けた」(40代/女性/神奈川県)
何かの拍子にパートナーに勘付かれないように、取引を検討し始めた時から細かい気配りが必要になりそうだ。
極秘!へそくりの隠し場所は『個人の銀行口座』!?気になる使い道とは…?
内密に利用した買取サービスで得た臨時収入などは、その後の管理も注意しなければならない。では、どこに隠すのが1番安全なのだろうか。
そこで、「内緒のお金(へそくり)をどこに隠しているか?」と尋ねる調査が行われたところ、妻は『個人の銀行口座(56.6%)』『机の引き出し(11.5%)』と回答した方の割合が多く、夫も同じく『個人の銀行口座(57.2%)』『机の引き出し(13.0%)』という結果だった。
最後に、「そのお金は何のために使用するのか?」と尋ねる調査が行われたところ、、妻は『貯金(37.2%)』『自分で使う(23.6%)』と回答した人の割合が多く、夫は『自分で使う(43.2%)』に次いで『貯金(24.6%)』という結果だった。
調査概要:「夫婦のお金事情」に関する調査
【調査日】2020年2月3日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,114人
【調査対象】全国30代~50代の既婚男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
出典元:株式会社ユーズカンパニー
構成/こじへい