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コーヒーメーカーによってどこまで味に違いが出る?抽出方式の違いとメーカーの特徴

2020.04.06

2015年春に国立がん研究センターが多目的コホート研究の成果として、1日3~4杯飲む人の死亡リスクはまったく飲まない人に比べ24%低いことを発表するなど、ポリフェノールを多く摂取できるコーヒーは健康面においてもプラスに働くと考えられている。今までコーヒーをあまり飲まなかったという人も、これを機にコーヒー生活を始めてみてはいかがだろうか。

【参考】国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ|コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について

そして、毎日コーヒーを飲みたいと思っている人や、オフィスにコーヒーメーカーを設置し、社員がいつでもコーヒーを飲める環境にしたいと考えている人も多いはず。そこで、各コーヒーメーカーの味の特徴や、コーヒーメーカーの選び方を紹介していく。

コーヒーメーカーには抽出の仕方で違いがある!

まずは、コーヒーメーカーによって分かれるコーヒーの抽出方法を紹介していこう。

よく耳にする抽出方法「ドリップ式」とは

コーヒーの抽出方法としてよく耳にする「ドリップ式」。これは、コーヒー豆を挽いてできるコーヒー粉にお湯を回しながらかけ、蒸らしながらゆっくりと抽出する方法だ。手動でも比較的簡単な器具のみで淹れられるので、多くの人が利用している。手動だと、様子を見ながらじっくり注がなければならないので時間がかかるが、ドリップ式のコーヒーメーカーであればお湯の回し入れを自動でやってくれるため、手間が省ける。

お手軽に抽出できる人気タイプ「カプセル式」

「カプセル式」のコーヒーメーカーは、コーヒー粉が入ったカプセルから抽出し、1杯ずつ入れられる方式。カプセルと水をセットしてボタンで操作するだけなので、簡単にコーヒーが楽しめるのが利点。また、カプセルの種類にはミルクティーや抹茶ラテなど、様々なバリエーションが存在するため、気分転換も容易だ。

自宅で本格的なカフェラテが!? エスプレッソ式

エスプレッソ式とは、挽いた豆に一気に圧力をかけ、瞬時に抽出する方式。すばやく少量を抽出するのでエグ味や雑味が少なく、濃厚に仕上がるという特徴がある。製品はエスプレッソマシンと呼ばれ、家庭用でもカフェラテなどが作れる多機能な機種も存在。自宅で本格的なコーヒーメニューを楽しみたい人におすすめの方式だ。

コーヒーメーカーを選ぶ際のポイント

ここからは、コーヒーメーカーを選ぶ際に気を付けるポイントについて解説していく。

自宅用やオフィス用に適した容量のコーヒーメーカーを選ぼう

一般的に、コーヒーメーカーのタンクは5杯から6杯分の製品が多くラインナップされている。コーヒー1杯が大体120mlから180mlなので、タンク容量としては600mlほどが主流。1人で何杯か続けて飲んだり、少人数での利用であれば問題ない容量だろう。しかし、大人数での利用が考えられる、オフィスや店舗に設置する場合には、10杯以上の容量がある製品もあるので、そちらを選ぶといいだろう。

紙フィルターとメッシュフィルター

ドリップ式のコーヒー抽出にはフィルターを使用するのだが、このフィルターにも大きく分けて2種類のものが存在する。

1つ目は紙フィルター。繊維の目が細かく、コーヒーの油分をろ過するのですっきりとした口当たり仕上がるのが特徴。台形と円錐の2種類の形があり、機種のドリッパーの形状に合わせて選ぶ必要がある。消耗品なので買い足していくコストがかかるが、コーヒー粉が捨てやすくお手入れが簡単な点は魅力的だろう。

2つ目はメッシュフィルターと呼ばれるもので、ステンレスなどの金属でできたドリップ式用のフィルター。ドリップするときはコーヒーの細かい粉が通りやすくなるので、濁ったコーヒーになりがちだが、油分もそのまま抽出するので本来の風味や味わいを楽しめる。また、使用後は粉だけ捨てれば、洗って何度も使えるため経済的だ。

保温性能の有無もチェック

入れたコーヒーをしばらく保温しておきたいのであれば、ステンレス製の容器やヒーター機能を搭載したモデルを選ぶといいだろう。ガラス製の容器だと、コーヒーの抽出量は見やすく便利だが、保温性能はあまりない。ただし、コーヒーメーカー本体にヒーター機能が備わっていれば、ガラス容器でも温度を保つことが可能なので、そちらも確認するといいだろう。

人気メーカーの特徴を紹介!

では、ここからはコーヒーメーカーをつくるメーカーの中から、人気のメーカーの味の特徴を紹介していこう。

【コーヒーメーカーの人気メーカー】Panasonic

様々な家電製品の開発・販売を行っているPanasonicのコーヒーメーカーは、豆を挽くところから抽出までを全自動で行えるモデルが人気。カフェインレスのコーヒー豆である「デカフェ豆」をおいしく飲めるモードや浄水機能を搭載している機種がある点も魅力だ。

【コーヒーメーカーの人気メーカー】 De’Longhi(デロンギ)

イタリアの家電メーカーであるDe’Longhi(デロンギ)。キッチン家電や暖房機器を主に取り扱うメーカーだが、中でもエスプレッソマシンは高性能として日本でも高い知名度を誇っている。コーヒーメーカーは色鮮やかで華やかな、イタリアらしいおしゃれなラインナップが多い。

【コーヒーメーカーの人気メーカー】siroca

Sirocaは、「ていねいで、うつくしく、こだわった暮らし」をコンセプトとした日本のメーカー。コーヒーメーカーでは主に全自動モデルをラインアップしていて、中でもコンパクトモデルが設置場所を選ばなくて便利。一人暮らしの人や、省スペースでも本格的なコーヒーを楽しみたい人は要チェックだ。

【コーヒーメーカーの人気メーカー】 Nestle

世界189か国で製品を販売しているスイスの大手食品・飲料メーカーであるNestleは、カプセル式のコーヒーメーカーである「ドルチェグスト」や「ネスプレッソ」が有名。家庭用のみならずオフィス用としても広く愛用されており、その見た目と使いやすさから、プレゼントや景品にもよく選ばれるメーカーだ。

※データは2020年3月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤 文彦

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