昔から日本人になじみ深く、夏は冷や奴、冬は鍋の具材など、1年を通して活躍する「豆腐」。まさに日本の国民食と呼ぶにふさわしい食材だ。
豆腐好きの中でよく議題に挙がるのが「絹ごし派」か「木綿派」かということ。今回、森永乳業が4,998名に「豆腐市場実態調査」を実施したところ、各豆腐の好意度が明らかになったので紹介したい。
4998人に聞いた!豆腐市場実態調査
絹ごし豆腐が「好き」な人は、85.4%にものぼり、木綿豆腐は78.1%、寄せ豆腐は76.7%。いずれの種類の豆腐も高ポイントだが、絹ごし豆腐が最も人気が高いことがわかる。
また、週1回以上豆腐を食べる方に豆腐のどのようなところが好きかを聞いたところ、「価格が手頃」が66.3%、「栄養価が高い」が59.6%、「様々な料理に使える」が56.0%、「そのまま食べてもおいしい」が54.5%となった。
「手軽に食べることができて栄養価も高く、そのまま食べてもおいしいだけでなく料理への汎用性も高い」ことが、豆腐の魅力といえそうだ。
絹ごし豆腐の喫食頻度と常備率
「週1回以上食べる」人は54.1%と、2人に1人以上の日本人が、週1回以上絹ごし豆腐を喫食していることが分かった。年代別には、60代の60%以上が「週1丁以上食べる」と回答しており、特に高齢の方にとって絹ごし豆腐が身近な食材であることが分かる。
調査概要
表題 :豆腐市場実態調査
調査主体 :森永乳業
調査期間 :2019年9月26日(木)~ 27日(金)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :全国の20代~60代の男女 合計4,998名
男性 20代(8.2%)、30代(9.4%)、40代(12.0%)、50代(10.2%)、60代(10.5%)
女性 20代(7.7%)、30代(9.1%)、40代(11.7%)、50代(10.1%)、60代(11.0%)
構成/ino