4K画質を堪能できる機能が充実
パナソニック『ビエラ GX855シリーズ』
オープン価格(実勢価格43V型約12万7000円、49V型約15万円)
4K高輝度IPSパネルや映像アルゴリズム、AIによる高画質変換アルゴリズムなど、高画質技術が充実した上位モデル。有機ELモデルと同様に4方式のHDR規格をカバー。4K画質で視聴できるネット動画配信アプリも7種類内蔵する。
立体音響規格「Dolby Atmos」に対応し、単体で広がりのあるサウンドを出力。高音質設計のスピーカーも内蔵している。
テレビ台に吸着して、振動が起きても倒れにくくするスタンドを採用。地震などでの転倒リスクを減らし、安心して設置できる。
●内蔵チューナー:BS4K・110度CS4K×2、地上デジタル・BS・110度CSデジタル×3
●HDR対応:HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Vision ●スピーカー合計出力:最大30W
●サイズ(外形・スタンド含む):W1099×H694×D248mm・約20.5kg(49V型)、W966×H619×D248mm・約17kg(43V型)
〜賢者の視点〜
「Dolby Atmos」に対応した高音質設計モデル。スタンド下部に吸盤が付いており、地震時などの転倒を防げるところも便利です。
映像エンジンを一新して進化したハイエンド液晶
シャープ『AQUOS BN1ライン』
オープン価格(実勢価格45V型約12万円、50V型約13万円、60V型約17万円、70V型約26万円)
同社4K液晶モデルの最上位機。新4K映像エンジンや最新のAndroid TVプラットフォームを採用。画質だけでなく、操作レスポンスも向上している。パネルには映り込みが少なく、艶やかな黒を表現する「N-Blackパネル」を使用する。
スピーカーは音声を前方に導く構造を採用。前向きのツイーターと本体背面のサブウーハーで、低域から高域まで臨場感豊かなサウンドを再現する。
クラウドのAIを利用して視聴者に合ったサービスを提供する「COCORO VISION」に対応。視聴状況を学習し、おすすめ番組などを知らせる。
●内蔵チューナー:BS4K・110度CS 4K×2、地上デジタル・BS・110度CSデジタル×3
●HDR対応:HDR10、HLG、Dolby Vision ●スピーカー合計出力:最大35W
●サイズ(外形・スタンド含む):W1562×H989×D361mm・約44kg(70V型)、W1354×H865×D290mm・約33.5kg(60V型)、W1126×H739×D253mm・約23.5kg(50V型)、W1019×H668×D253mm・約21.5kg(45V型)
〜賢者の視点〜
8Kテレビで培った高画質技術で、4K映像もより高品位に表現するモデル。反射を抑えつつ、艶やかな黒を表現するパネルも特徴です。
ゲームや動画視聴にも向いたハイコスパモデル
ハイセンス『E6100シリーズ』
オープン価格(実勢価格55V型約8万9000円、65V型約11万8000円)
4KチューナーやHDR対応の映像エンジンを搭載しつつ、価格を抑えたハイコスパモデル。画面内から聞こえるように感じる音像補正機能や圧縮音声改善技術を備え、サウンド面も追求。FPSや格闘ゲームに適した低遅延モードも採用する。
全面直下型LEDバックライトを使用、色ムラを抑え、美しい発色で表示。輝度を高める特殊フィルムも採用する。
独自のスマートシステム「VIDAA」により、VODサービスや番組表などを表示するホーム画面をカスタマイズできる。
●内蔵チューナー:BS4K・110度CS4K×1、地上デジタル・BS・110度CSデジタル×3
●HDR対応:HDR10、HLG ●スピーカー合計出力:最大30W(65V型)、最大20W(55V型)
●サイズ(外形・スタンド含む):W1460×H908×D365mm・約22.5kg(65V型)、W1242×H783×D296mm・約15.8kg(55V型)
〜賢者の視点〜
視聴しやすさを重視した鮮やかな表現を実現しつつ、YouTubeやNetflixなどの動画サービスにも対応。何よりコスパが一番の魅力です。
取材・文/高橋 智